知育玩具の新たなサブスクリプションサービスが誕生した。キッズ・ラボラトリー(株)は15日、生後3ヶ月から8歳の子どもを持つ家庭に向け、月額2980円(税抜)から利用できる知育玩具のサブスクサービス「キッズ・ラボラトリー」を開始した。
おもちゃの悩みを解消する新サブスクサービス
「キッズ・ラボラトリー」は、高価な知育玩具を月額2980円(税抜)から返却期限なしでレンタルでき、気に入ったおもちゃは買い取りもできるサブスクサービス。対象となる知育玩具は、初回のアンケートをベースに、保護者のニーズや子どもの成長に合わせて、専属のおもちゃコンシェルジュが最適なものを届ける。「木製の知育玩具」を中心に、人気の日本製「ブロックのおもちゃ」や「マグネットのおもちゃ」など、市販で購入した場合は平均で1万円以上かかる高価格帯の良質なおもちゃを幅広く取り揃えている。また、長野県の職人が作っているこだわりの玩具など、通常の流通では販売されていない優良な玩具も積極的に取り扱う。
幼児の子を持つ保護者にとっては、子どもにとってどんな知育玩具が最適なのかわかりにくく、子育てや仕事が忙しくて知育玩具を探す時間があまりない、子どもがすぐに飽きてしまう可能性があることから高額なおもちゃは購入しづらい、増えたおもちゃが捨てられずにスペースを取ってしまうなど、おもちゃの購入やその後の利用に課題を持つ保護者は多い。
「キッズ・ラボラトリー」は、これらのおもちゃの課題を解決したサブスクサービス。おもちゃコンシェルジュが子どもの性別・年齢・月齢・季節・家庭環境などの要因に合わせ、それぞれの子どもに合わせて個別にプランニングすることで、購入やレンタルとは異なる体験を提供する。子どもに合った知育玩具を提供することにより、幼児教育の一翼を担うサービスとなる。届いたおもちゃに返却期限はなく、子どもが気に入っている間はレンタルが継続。また、気に入った商品は市販価格の半額で購入することもできる。
LINEでのヒアリングで子どもに合わせた知育玩具を提供
サービスを開始には、会員登録後にLINEかメールなどで送られるアンケートフォームに記入が必要。その記入結果をベースにおもちゃコンシェルジュが個別にお届けする内容をヒアリングし、一人ひとりにあわせたおもちゃをプランニングする。会員とコミュニケーションを取ることで、自宅にある既存のおもちゃと重複させずに、契約者の要望をできるだけ反映させる。
プランは月額3980(税抜)で3~5個の知育玩具(有名ブランドあり)が毎月届く「おすすめプラン」と、月額2980(税抜)で2~4個の知育玩具(有名ブランドなし)が60日のサイクルで届く「お試しプラン」の2種類がある。オープンを記念し、国内外の有名ブランド物のおもちゃを必ず「新品」で1点以上入れるキャンペーンを2月29日まで開催する。
子どもの成長をサブスクで支援
同社社長の青栁陽介氏はサービス開始の背景について「私の長男は難治性のネフローゼという病気を患っています。普段の生活には何の問題もありませんが、この病気は長期入院が必要で、学校に通えない日々が続き、幼児教育の大切さを考えるきっかけとなりました。知育玩具は、考えることや表現することを通じて、知能全般の発達を促すことができます。子どもの成長はあっという間。だからこそ、思いっきり遊んで、学んで、元気に育って欲しい。そんな思いでこのサービスを始めました。お子様の『楽しむ・学ぶ』喜びをみなさまと共有できたら幸いです」とコメントしている。
また、青栁氏は過去にサブスクリプションサービスのクラウドシステム「サブスクストア」を提供するテモナ(株)の執行役員を務めていたこともあり、サブスクサービスに精通。金額の負担を気にせずに、子供たちが良質なおもちゃを制限なく遊べる環境を提供したいという想いを実現すべく、自身が得意とするサブスクリプション型のサービス提供に至った。
数回のレンタルを経て古くなったおもちゃについては、廃棄せず、安全性を確認してから幼児施設や子ども病院など、おもちゃが必要な施設に寄付することを検討している。廃棄ロス削減で環境負荷の軽減に貢献しつつ、学校に通えない子どもたちへの教育を支援する。
■「キッズ・ラボラトリー」
https://kids-laboratory.co.jp/
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