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通販通信ECMOニュース・記事コラムECのスマホ対応は「した方が良い」ではなく必須事項!その理由3つ

2020.01.20 コラム

ECのスマホ対応は「した方が良い」ではなく必須事項!その理由3つ


スマホの保有率は20代では約94%、30〜40代でも85%以上。ほとんどのユーザーが、検索する時には、スマホを使用しています。そのため、「スマホで最適な表示画面になっているか」は、Googleも重視するポイントとなっています。

今回は、スマホで見やすいECサイト作りを行わないと、どんなリスクが生じるか。また、スマホ対応のECサイトを作るための方法を解説します。


Googleも重視する「スマホ対応」のWebサイト

スマホ未対応サイトはSEO面も不利に(モバイルファーストインデックス)


画像はGoogle公式ブログより

モバイルファーストインデックス(MFI)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?GoogleはWebサイトの評価において、PC画面よりスマートフォンで表示されるWebサイトを評価するというスタンスを示しています。

スマホ対応のWebサイト環境を優先的に整えること。これはECサイトのみならず、Googleで上位表示を目指すサイト運営者にとって、不可欠な施策となっています。

PC画面に対応して、デザインしたサイトの場合、これから解説するような不具合が起こる可能性も。

スマホでのUI・UXが悪いスマホ非対応サイトに対しては、ネガティブな評価が下される可能性もあるため、早急に対応していきましょう。

今すぐスマホ対応を!3つの理由を解説


1 PCサイトではスマホで表示した時に見辛い


PCでの閲覧にのみ対応しているサイトの場合、画像や文字がスマホに対応していないため、全体的に非常に見辛くなってしまいます。

サイトコンテンツの可読性が悪いと、ユーザーは早々にページから離脱してしまいます。

また、PCよりはるかに小さなスマホの画面では、タップのしやすさも考えておかなければなりません。

CVボタンの誤タップが起こりやすいと、UXが大きく下がってしまい、これもやはりユーザーの離脱を助長してしまうリスクになります。


2 スマホでサイトを閲覧する人が増加している

日本国内では、8割以上の人がスマホを保持しているとされています。それに伴い、インターネットの利用はモバイルが中心に。

スマホ対応をしていないサイトはユーザーのニーズや利便性を無視している、と言っても過言ではないのです。

PCよりも携帯性に優れたスマホが頻繁に使用されることで、ユーザーの検索行動にもある変化が生まれました。それが「マイクロモーメント」です。

マイクロモーメントとは、ユーザーの「何かを知りたい」「何かを調べたい」という欲求から、衝動的にスマホで検索を行う瞬間を指します。

マーケッターとして、このマイクロモーメントに応じて、適切なコンテンツを提供することが求められています。

マイクロモーメントは、ユーザーが調べようとしている事柄によっても異なってきます。詳細は、Googleの公式ブログにて解説されています。

どれだけ自身のコンテンツがユーザーのマイクロモーメントに合致したものであっても、スマホでの閲覧に適していなければ、やはりコンバージョンに繋げるのは難しくなります。


3 検索順位が低下する可能性も



前述のモバイルファーストインデックスでも触れたように、Googleは検索結果に表示されるサイトがスマホフレンドリーかどうかを重要視しています。
自分のサイトはスマホ対応?確認する方法
実際にGoogleは、無料で行える「モバイルフレンドリーテスト」を提供しています。まずは自分のサイトがGoogleの定めるスマホ標準のサイトに沿っているか、確認してみることをオススメします。

今後のGoogle検索アルゴリズムの変化によっては、スマホ非対応のサイトは今後、順位が著しく下がってしまう可能性も否めません。

そして、検索順位が下がることで、ユーザーの目に触れにくくなるのは明白です。

米国コーネル大学が行ったリサーチでは、検索順位が3位になった時点でクリック率は、10%以下になってしまうと発表しています。(実際の数値は検索クエリによって異なります。)

スマホ非対応という理由だけで検索順位が落ちてしまうのは大きな機会損失になるということが分かりますね。

スマホ対応のWebサイトを作るには?方法まとめ



ここからは、スマホ対応のWebサイトを作成する上で、どのような方法があるのかをご紹介します。
スマホサイトの変換サービス
まず検討したいのが「レスポンシブデザイン(RWD)」です。レスポンシブデザインとは、同じURLやHTML、表示画面(PC、スマホ、タブレット)に応じて、適切な画面に切り替えてくれる仕様のことです。

同一のURLのため、ユーザーがページをシェアしやすくなったり、読み込みの時間が短くなったりするなどのメリットがあります。こうした理由から、Googleもレスポンシブウェブデザインを推奨しています。

もしくは、現在使用しているCMSに、デバイスに応じたテンプレートを導入するのも手です。

 通販通信ECMOでは、レスポンシブウェブデザインのECサイト構築に関する資料も掲載しています!是非チェックしてみてください。


▽クラウド型ECサイト構築プラットフォーム aishipR(アイシップアール)



PCサイトのURLを入力するだけで、スマホ対応の画面に切り替えてくれるサービスもあります。すでにPCサイトのみを構築している場合は、これらの方法を検討してみましょう。


スマホ専用サイトを制作する

PCサイトとは別に、スマホ専用のWebサイトを作ることも可能です。

ただし、この方法だと新規にWebサイトを制作・管理することになるため、コンテンツの更新やサイトメンテナンスなどに手間やコストがかかってしまいます。

まとめとして、まずは下記のような手順で、スマホに適したWebサイトを構築していきましょう。

Googleのモバイルフレンドリーテストなどで自身のサイトがスマホ表示に適しているかをチェックする
対応していない場合は、レスポンシブウェブデザインもしくは、CMSのテンプレートを活用。

しかし、動的な要素が多いWebサイトだと、レスポンシブウェブデザインが適さないケースもあります。行き詰まったら、Web制作会社やコンサルタントに相談しつつ、最適解を探していくことを推奨します。








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