2022.10.02 コラム
ネイティブ広告とは?種類やメリット・費用などを詳しく解説!
ネイティブ広告は、ユーザーに自然な形で自社商品やサービスをPRする効果的な手法の1つです。しかしネイティブ広告がどのようなものか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?今回はネイティブ広告について、種類やメリット・費用などを詳しく解説します。
ネイティブ広告とは?
ネイティブ広告とは、通常のコンテンツに溶け込む形で自然に配信される広告のことです。
ネイティブ広告はWebサイトの中で自然に表示され、ユーザーに不快感を与えることなく広告をリーチできることが特徴と言えます。
例えばWebサイト内の記事と同じ形式で配信されるものやSNSの投稿間に表示されるものなどが該当します。
広告はサイトのデザインを無視して配信されるものも多く、広告だけが悪目立ちしユーザーにストレスを与えるケースが少なくありません。
ネイティブ広告を活用することでユーザーに自然に広告を認知してもらい、効果的な商品・サービスのPRが可能です。
ネイティブ広告5つの種類
ネイティブ広告には以下5つの種類があります。
・インフィード型
・検索連動型
・レコメンドウィジェット型
・プロモートリスティング型
・インアド型
ネイティブ広告運用の際は、種類ごとの特徴を理解しましょう。
◇インフィード型
インフィード型は、Webサイトやアプリなどで表示されるコンテンツの合間に差し込まれる広告のことです。
主にInstagramやTwitterなどのSNS、キュレーションサイト・ニュースアプリでよく利用されています。
テキストやバナー、動画など様々な形式に対応しており、広告配信しやすい点がメリット。
最も採用されているタイプの広告形式です。
◇検索連動型
検索連動型とはいわゆるリスティング広告のことです。
検索結果と同様に広告がテキストベースで表示されるため、ネイティブ広告に分類されます。
ただしネイティブ広告として認められるのは、広告のリンク先がLPではなく検索結果と同様のコンテンツの場合のみです。
◇レコメンドウィジェット型
レコメンドウィジェット型とは、レコメンド配信サービスを利用してWebサイトのレコメンド欄に広告表示させるタイプの広告です。
例えば、サイト下部に表示される「関連記事」や「おすすめはこちら」などに表示されるコンテンツとして広告を表示させます。
ユーザーによって表示される広告が異なり、ターゲットユーザーを指定した広告配信が可能です。
ページ下部に表示されるため、ユーザーから見逃される可能性があるのがネックとなります。
◇プロモートリスティング型
プロモートリスティング型は、AmazonなどECサイト内の検索結果上部に表示される広告のことです。
検索連動型と似ており、ユーザーが検索したキーワードに連動して広告が表示されます。
設定したキーワードのユーザーに表示させられるので、確度の高いユーザーを集めやすいのが特徴です。
◇インアド型
インアド型とは、コンテンツと関連する内容を表示できるバナー広告のことです。
通常のバナー広告と比較すると、ユーザーが興味のあるコンテンツとともに表示させられるので、ユーザーの満足度は向上しやすいでしょう。
ただし、Webサイトやコンテンツとの親和性が低くクリックされにくいのがネックと言えます。
ネイティブ広告のメリット
ネイティブ広告のメリットには以下3つのメリットがあります。
・ユーザーに嫌悪感を抱かれない
・潜在層へのアプローチが可能
・広告記事を拡散できる
ネイティブ広告のメリットを理解し、効果的な広告運用をしましょう。
◎ユーザーに嫌悪感を抱かれない
ユーザーに嫌悪感を抱かれない点がネイティブ広告のメリットです。
ネイティブ広告はメディア内のコンテンツと同様の形式で掲載でき、自然に広告を表示できます。
ディスプレイ広告のように明らかな広告ではなく、売り込み感も強くないためユーザーに自然な形で広告内容を伝えられるでしょう。
ネイティブ広告はユーザーに嫌悪感を抱かれにくく、企業イメージにも良い影響を与えられる可能性があります。
◎潜在層へのアプローチが可能
潜在層へのアプローチが可能な点もネイティブ広告のメリットと言えます。
ネイティブ広告は記事のようなコンテンツとして情報を届けられるため、情報だけを求める潜在層にもみてもらいやすい広告です。
例えば、家電に関する情報を掲載するWebサイトで「洗濯機」の広告を掲載するなど、メディアに掲載されている情報を見たいだけのユーザーにも自社の商品やサービスを認知してもらえるでしょう。
インフィード型の広告を活用すれば、ターゲット層に広く広告を認知してもらえます。
◎広告記事を拡散できる
ネイティブ広告は広告記事を拡散できる点も大きなメリットです。
ネイティブ広告は記事コンテンツとしても読めるので、ユーザーに価値のあるコンテンツを提供できればSNSなどを通して拡散されることが期待できます。
自社のターゲットに近いユーザー層が集まるメディアを選べば、確度の高いユーザーにリーチしやすいでしょう。
広告が拡散されれば、余計な広告費をかけずに広告効果を最大化できます。
ネイティブ広告の費用
ネイティブ広告の費用は掲載メディアによって異なりますが、高いものでは数百万円、安いもので数十万円ほどの広告費がかかります。
各メディアでの広告掲載費用は、ホームページに公開されているものもあり、気になる媒体があればチェックしておくのがおすすめです。
ただし、自社のターゲット層が多くいるメディアを選定することが重要であり、広告費用だけにとらわれないよう注意しましょう。
ネイティブ広告を成功させるコツ
ネイティブ広告を成功させるコツとして、以下の3点が挙げられます。
・ターゲット層を明確にする
・ターゲット層にあった広告媒体を選ぶ
・広告感を感じさせない
ネイティブ広告を運用する際、上記ポイントを意識しましょう。
▽ターゲット層を明確にする
まずはターゲット層を明確にしましょう。
配信する広告コンテンツが良い内容だったとしても、ターゲット層がずれてしまうとユーザーが興味を持ちにくく、広告成果も出にくいでしょう。
大切なのは広告に興味を持ってもらうことであり、そのためには自社の商品やサービスのターゲット層を明確にすることが大切です。
自社商品やサービスの顧客属性を洗い出し、どのような特徴があるかを明確にしてターゲットを決めましょう。
▽ターゲット層にあった広告媒体を選ぶ
ターゲット層にあった広告媒体を選ぶことも大切です。
自社のターゲットが少ない広告媒体を選んでも、広告に興味を持ってもらえず広告効果が薄れてしまいます。
自社の商品やサービスのが広く認知されるかはメディアのユーザーによって大きく変わるため、広告媒体のユーザーを事前に調査し、適切な媒体を選びましょう。"
▽広告感を感じさせない
ネイティブ広告では、広告感を感じさせないことも大切です。
ネイティブ広告に触れるユーザーは、広告内容に対し強い関心を抱いていないケースが多いでしょう。
そうした潜在層に対して、売り込み感の強い広告を出稿してしまうと、「商品やサービスを買わされる」という感覚をユーザーに与えてしまい、集客効果を十分に得られません。
宣伝的な印象を与えない内容やデザインを意識し、ユーザーに価値ある情報を提供するようにしましょう。
ネイティブ広告が価値あるコンテンツだと認識されれば、売り込み感を払拭し効果的なPRにつながります。
まとめ
ネイティブ広告は、ユーザーに自然な形で広告を認識してもらいやすいなど多くのメリットがあります。
ネイティブ広告は自社のターゲットに広告コンテンツの価値を感じてもらうことが大切です。
自社の広告内容に適したメディアで配信し、広告効果を高めて自社のマーケティング活動を成功に導きましょう。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【EC事業者様向け】ECを最短で軌道に乗せる最新のソリューションとは?
-
2
2024年プライムデー速報
-
3
越境ECウェブインバウンド白書2024
-
4
EC売り上げを最大化するマルチチャネル商品戦略
-
5
ECでの商品購入に直結するデジタル広告の実態調査
ニュースランキング
-
1
年末年始、4割が帰省・旅行を中止に…電子マネーでお年玉送金も
-
2
アマゾン、2020年~23年に静岡県へ総額55億円超を投資
-
3
カネトシ、ポン酢しょうゆの原材料で不適切な表示…農水省が是正指示
-
4
【11月23日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
指定薬物の3物質を「麻薬」に指定、12月20日施行