2022.11.27 コラム
記事LPの作り方を戦略・構成・執筆の面から解説!成功事例もご紹介
コンバージョン獲得に大きく貢献する記事LPですが、上手く活用するためには効果的な作り方があります。今回は記事LPとは何か、通常のLPとの違いや効果的な作り方について解説します。最後に成功事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
記事LPとは?通常のLPとの違い
LP(ランディングページ)とは、ユーザーがWeb広告のリンクをクリックして最初に開くページで、商品やサービスについて購入や資料の請求などのアクションをとってもらうことが目的です。
通常のLPは商品やサービスの特徴を中心に訴求し、直接コンバージョンにつながる内容で構成されています。
一方、記事LPは読み物としてユーザーの悩みやニーズを中心に構成されています。そのため、記事LPではユーザーに寄り添った訴求が可能となるのです。
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効果的な記事LPの作り方
ユーザーに寄り添った内容で効果的な記事LPを作るには、以下の3つの方法を実践しましょう。
- ・まず戦略を設計する
- ・記事の構成を設計する
- ・執筆する際のコツをつかむ
以下より各ポイントについて詳しく解説していきます。
まず戦略を設計する
記事LPの制作に着手する前に、まずは戦略を設計しておきます。大きく3つのポイントで見ていきましょう。
- ▽記事LPの目的を定める
- ▽ターゲットを明確化する
- ▽購入に至るまでの導線を設計する
▽記事LPの目的を定める
記事LPによって、ユーザーにどのようなアクションをとってもらいたいか検討したうえで、達成したい目的を定めていきます。購入、問い合わせ、メールマガジン登録を増やすなど多くの目的が挙げられますが、一つの記事LPに対して目的は一つに絞っておきましょう。
▽ターゲットを明確化する
ユーザーの中でも特に記事LPによってアクションを起こしてほしいターゲットを明確化しておくことも重要です。年齢や性別だけでなく、思考や趣味、ライフスタイルなども交えて詳細を設定しておきましょう。ターゲットを明確にしておくことで、記事LPの構成設計をスムーズに進められます。
▽購入に至るまでの導線を設計する
ユーザーがLPを訪れてからアクションを起こすまでの導線を設計しておきましょう。具体的には、認知・興味・検討・購入など、いくつかのタッチポイントと、それぞれに対してユーザーがどのように考え行動するのかを想定し、導線を設計すると有効です。これらタッチポイントをしっかり想定しておくことで、自ずと記事LPの構成、内容も明確になるでしょう。
記事の構成を設計する
次に記事の構成を設計していきます。以下の3つのポイントを確認しましょう。
- ▽お悩みを解決する勝ちパターン構成
- ▽レビュー情報などから信頼を得る
- ▽CTAは自然な流れで設置する
▽お悩みを解決する勝ちパターン構成
まずは大まかな記事の流れを作っていきましょう。具体的には、悩みや課題→原因や理由→解決する商品やサービスの紹介といった順の構成にすると効果的です。商品やサービスを購入してもらいたいからといってLPの導入部分ですぐに提案してしまっては、ユーザーの離脱につながりかねません。あくまでもユーザーの悩みや課題に寄り添い、解決方法として商品やサービスをおすすめするような流れで作りましょう。
▽レビュー情報などから信頼を得る
記事LPの説得力を高め、ユーザーから信頼を得るにはレビューや監修者など客観的な情報を入れ込むのが有効です。商品やサービスを知らないユーザーに購入したいと思ってもらうためには、それなりの根拠が必要となるためです。信頼を得るために有効な情報としては、購入者のレビュー、監修者などの専門的な知識を有した人の情報、第三者機関によるデータなどが最適です。ただし、これらを掲載する際には事前に承諾を得る必要があることを念頭に置いておきましょう。
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▽CTAは自然な流れで設置する
記事LPにおけるCTAは、自然な流れで設置するよう意識しましょう。ついつい「購入はこちらから」といったような直接的な表現にしてしまいがちですが、これでは売り込み感が出てしまいます。そのため、記事LPでは文章の流れに沿って「詳細を見る」といったような表現のCTAがおすすめです。また、ページの終盤だけでなく、流れにあわせて数箇所に設置しておきましょう。
執筆する際のコツをつかむ
戦略と構成が設計できたら、いよいよ執筆です。執筆する際のコツは大きく分けて以下の3つです。
- ▽タイトルについて
- ▽見出しについて
- ▽本文について
▽タイトルについて
タイトルはリズムよく読めるように2フレーズで、文字数は30文字前後に収めましょう。【】や!、?などの記号を入れると簡単にインパクトが出せるのでおすすめです。また、数字を入れることでユーザーに具体的なイメージを持ってもらえるため、◯%や◯割、◯選のような数字もできるだけ入れるようにしましょう。自分がクリックした記事や、検索上位の記事のタイトルも参考にしてみてください。
▽見出しについて
タイトル同様に、見出しも重要です。見出しがユーザーの興味を引くものでないと、なかなか読み進めてもらえません。淡々としたものよりも、見出しだけである程度ページの内容がわかるものが望ましいです。また、記号を入れてメリハリを出す方法も有効です。ユーザー目線に立って、読み進めたくなるような見出しを意識しましょう。
▽本文について
本文は内容ごとに段落で区切りをつけて、読みやすいよう工夫してください。一文に複数の情報を詰め込まず、冗長な表現を省いたシンプルな文章にしましょう。また、太字や下線、文字色を変えて強調したい文字を目立たせるのも有効です。だらだらと続けるよりも、メリハリをつけて全体を通して読みやすい文章に仕上げましょう。
記事LPのポイントまとめ
今回は記事LPの作り方を戦略・構成・執筆の面から解説していきました。ポイントは以下の通りです。
記事LPとは?
・通常のLPとは異なり、読み物としてユーザーの悩みやニーズを中心に構成されてるLPです。
効果的な記事LPの作り方
・まず戦略を設計する
記事LPの目的を定める→ターゲットを明確化する→購入に至るまでの導線を設計する
・記事の構成を設計する
ユーザーの悩みを解決する勝ちパターンの構成→レビューや監修者の情報から信頼を得る→CTAは自然な流れで設置する
・執筆する際のコツをつかむ
タイトルについて:タイトルはリズムよく読めるように2フレーズで、文字数は30文字前後に収めましょう。企業や数字を入れ込むのも有効です。
見出しについて:淡々としたものよりも、見出しだけである程度ページの内容がわかるものが望ましいです。
本文について:一文に複数の情報を詰め込まず、冗長な表現を省いたシンプルな文章にしましょう。
成功する記事LPには、戦略設計・記事構成・執筆の面でポイントがあると解説してきました。有効な記事LPを作るために、今回ご紹介したポイントを意識して取り組んでみましょう。
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