2023.02.01 コラム
オンライン商談を活用するメリット・選定のポイント|ツール5選
コロナ禍をきっかけに普及したオンライン商談は、いまや多くの企業で採用されています。また、さまざまなオンライン商談ツールが提供されています。今回は、オンライン商談を活用するメリットとツール選定時のチェックポイント、おすすめのツール5選をご紹介します。
オンライン商談とは?活用するメリット
PCやタブレット、コミュニケーションツールなどを活用し、オンライン上で進める商談がオンライン商談です。コロナ禍でリモートワークが推進されるなか、取引先に訪問しなくても商談ができるということで、オンライン商談が急速に普及しました。さらにオンライン商談の普及に伴い、スムーズに商談をすすめるためのツールが各社から提供され始めています。そのため、近年では多くの企業でツールを用いたオンライン商談が行われています。
オンライン商談5つのメリット
オンライン商談の活用には大きく5つのメリットがあります。
1. 移動時間短縮によるコスト削減
営業先への移動時間が短縮されることによって、ガソリン代や電車代などの交通費を削減できます。また交通費だけでなく、移動時間が減ることでビジネスパーソンの業務時間を確保できます。時間に余裕ができることで残業時間の削減やワークライフバランスの向上、仕事へのモチベーションアップにもつながります。
2. 商談機会の増加
オンライン商談で移動時間が短縮されることによって、営業効率の向上が期待できます。 移動に費やしていた時間を新たな営業先との商談に回せるためです。
3. 商圏を拡大できる
これまで訪問できなかった遠方の営業先ともオンライン商談ができるため、低コストで商圏を拡大できるといったメリットがあります。潜在的な顧客の増加と売上アップが期待できます。
4. 商談のハードルが下がる
コロナ禍に対面での商談を避ける企業もあるなか、オンライン商談の場合ハードルが下がるため、オファーを受けてもらいやすくなります。また、オンライン商談用のツールを利用することで画面共有ができるため、タイミングよく説明やクロージングに持っていきやすく販売までがスピーディーに進められます。
5. 営業ノウハウの共有がしやすい
従来の訪問型営業の場合、営業マンがどのように商談を進めているのか把握しにくいという問題がありました。オンライン商談の場合は、複数の人が参加したり、商談の様子を録画したりすることで営業ノウハウを組織メンバーにも共有できるようになります。
オンライン商談ツールの選び方
次にオンライン商談ツールを選定する際のチェックポイントをご紹介します。
・利用料金が予算に合うか
・セキュリティが整っているか
・サポートが充実しているか
詳しく見ていきましょう。
利用料金が予算に合うか
オンライン商談ツールには無料で利用できるものと利用料金のかかるものがあります。 料金のかかるツールのうち、ルームごとに課金されるものとユーザーごとに課金されるものなど、料金体系も豊富です。ツールによって料金体系が異なるため、自社の予算に合わせて選定しましょう。
ただし料金が安いという理由だけでツールを選ばず、必要な機能がちゃんと備わっているかという点を前提に選定しましょう。
セキュリティが整っているか
セキュリティ機能はどのツールにも基本的には備わっていますが、どのくらい万全かについては異なってきます。商談で機密情報を扱う場合には厳重なセキュリティが整っているツールを選定しましょう。
また、金融機関が情報システムを構築する際の安全対策基準として定められたFISC安全対策基準が選定の指標になります。安全対策基準に対応しているかどうかは企業によって異なるため、公表されている場合はセキュリティの高さの基準としてチェックしてみてください。
サポートが充実しているか
オンライン商談ツールには画面共有や商談中の資料送信、トーク内容が表示されるスクリプトなど、さまざまなサポート機能があります。顧客管理システムや電子契約サービスなどの外部ツールと連携させることで、商談活動を一元化できるツールもあります。さまざまな機能があるなか、自社の商材や顧客を考慮し、商談に必要な機能が備わっているツールを選びましょう。
おすすめのオンライン商談ツール5選
ここからはおすすめのオンライン商談ツール5選を紹介します。自社に合うツール探しの参考にしてください。
無料で利用できる「Zoom」
マルチデバイスで使用可能のZoomは多くの人が利用しているツールです。1対1の通話の場合は無料で利用できます。有料プランも用意されており、複数人が参加する場合にも対応可能です。商談中に画面を共有したり、共同で注釈を入れたりできるほか、バーチャル背景や動画のエフェクトなど、さまざまな機能も付いています。制限があるものの無料で利用できるプランがあるため、まずは試しに利用してみるのもおすすめです。
▼Zoom
Googleユーザーにおすすめ「Google Meet」
Googleのアカウントを所有するユーザーであれば誰でも無料で利用できるツールがGoogle Meetです。わざわざアプリをダウンロードしなくても済むため、相手に手間を取らせることなくスムーズに商談を開始できます。Googleカレンダーと連携することでカレンダーから会議画面にワンストップでつなげられるといった便利な機能もあります。無料プランでも画面の共有やチャットができるため、まずは無料で試してみてください。
▼Google Meet
サポート機能が充実「ベルフェイス」
bellFaceはサポート機能が充実したオンライン商談ツールです。国内では2,500社以上の企業への導入実績があり、安心して利用できるツールといえます。bellFaceにはサポート機能として、録音録画やリモートコントロール、トークスクリプトなどが付いています。またCRM連携も可能で、商談の記録から顧客管理までを一元管理できるツールです。料金は利用するユーザー数によって異なるため、詳しくは問い合わせより確認してください。
▼ベルフェイス
わかりやすい料金体系「VCRM」
VCRMはSFAやCRMなどの営業支援ツールにおいて豊富な実績をもつナレッジスイート株式会社が提供するオンライン商談ツールです。10人まで同時に接続でき、ユーザー登録が無制限で利用できます。また、わかりやすい料金体系が特徴で、1ルーム月額5,000円でユーザー数を無制限に登録できます。さらにオンライン商談だけでなく社内会議や社内説明会などにも応用できるため、まずは利用してみるのもおすすめです。
▼VCRM
インストール不要「B-ROOM」
アプリのダウンロードやソフトのインストールが不要で、すぐに開始できるオンライン商談ツールがB-Roomです。高品質な画像と音声で商談をスムーズに進められます。さらに複数の拠点からの同時接続が可能な点が特徴で、世界中のどこにいても最大4拠点から同時接続ができます。クライアントをフォローすることで次回の商談へ活かせる改善策などが見つかるコンシェルジュサービスを導入しているのもポイントです。
▼B-ROOM
まとめ
今回はオンライン商談について、活用するメリットとツール選定のポイント、おすすめのツール5選を紹介しました。下記で内容をおさらいしましょう。
☆オンライン商談とは、オンライン上で進める商談のことで、コロナ禍でリモートワークが推進されるなか普及しました。
▼オンライン商談を活用するメリット5つ
・移動時間短縮によるコスト削減
・営業効率の向上(商談数の増加)
・訪問できない取引先と商談できるため商圏を拡大できる
・商談のハードルが下がり、販売までがスピーディー
・営業ノウハウの共有がしやすい
▼オンライン商談ツール選定時のチェックポイント
・利用料金が予算に合うか
・セキュリティが整っているか
・サポートが充実しているか
移動時間の削減や営業ノウハウの共有、商圏拡大による新規顧客の獲得など、さまざまなメリットが得られるオンライン商談ですが、ツールを選定する際には自社の予算や目的にあったものを選ぶよう注意しましょう。今回ご紹介したオンライン商談ツールには無料のものと有料のものがあるため、自社に合ったツールを選ぶ際の参考にしてください。
この機会に、営業活動を効率化するオンライン商談ツールの導入をぜひ検討してみてください。
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