2023.02.01 コラム
クーポンバナーとは?作成するメリットと作り方のコツ・注意点を解説
商品やサービスをECサイト上で販売するうえで欠かせないのがクーポンバナーです。クーポンは集客に大きく影響するため、注目を集める必要があります。そこで今回は、クーポンバナーを作成するメリットと作り方のコツ・注意点をわかりやすく解説します。
クーポンバナーとは?
バナーとは直訳すると「旗」という意味です。Web上でも言葉の意味の通り、Webサイト上の看板として機能し、リンクが貼り付けられた画像のことを指します。
そのうち、クーポンバナーは割引やサービスを提供するバナーのことで、プロモーション手法のひとつとして広く活用されています。クーポンバナーは活用の仕方によっては集客効果を得られる一方、あまりに悪目立ちすると、ブランド・イメージを損なってしまうため、丁寧に設計する必要があります。
クーポンバナーの役割
クーポンバナーを活用することで、伝えたい情報や誘導したいWeb上のページを目立たせることが可能になります。最終的な目的はバナーをクリックしてもらい、認知拡大やコンバージョンにつなげることです。そのため、いかに多くのユーザーにクリックしてもらえるかが重要になってきます。
そこでポイントとなるのが、クーポンバナーに記載する内容や画像、デザインなどです。バナーをクリックしてもらうには興味をもってもらわないといけないため、ユーザーの目に留まりやすく印象に残るデザインが求められます。
クーポンバナー作成のメリット
クーポンバナーを作成することによって得られるメリットには大きく以下の2つが挙げられます。
・新規ユーザーの獲得につながる
・リピーターを集客できる
◎新規ユーザーの獲得につながる
クーポンバナーを設置することでECサイトの認知拡大に貢献します。また、認知度が向上することで新規ユーザーの獲得も期待できます。探している商品があり、どのECサイトで購入しようか検討している新規ユーザーがいる場合、クーポンバナーがあることで購入のきっかけになるためです。
このように新規ユーザーが購入するハードルが下がるため、結果的に新規ユーザーの獲得につながり、効率的な集客への導線が築けます。
◎リピーターを集客できる
クーポンバナーは新規ユーザーだけでなく、リピーターの集客にも効果的です。クーポンの内容を次回購入時に使えるものにしておくなど、再度購入したくなるようなきっかけを与えることで集客を狙えるためです。また、クーポンに利用期限を設定しておくなどで再購入のきっかけ作りも可能です。リピーターの集客は、一から新規ユーザーを獲得するよりもハードルが低いため、クーポンバナーの大きなメリットといえます。
クーポンバナー作り方のコツ
ここからは、クーポンバナーの作り方のコツを解説していきます。大きく4つのポイントがあります。
・伝えたい内容を明確に
・ユーザー目線をイメージする
・配色とブランドイメージを合わせる
・キャッチコピーにこだわる
以下より詳しく解説します。
▽伝えたい内容を明確に
クーポンバナーによって、ユーザーに伝えたい内容を事前にはっきりさせておくことが重要です。バナーの限られたスペースに記載できる内容は限られているため、情報に優先順位をつけて、一番伝えたいのは何かという点を意識しておきましょう。そして、それらの情報をもとにレイアウトを考えていきます。
また、伝えたい内容が明確になることでターゲット層やクーポンバナーを掲載したい場所なども決定しやすくなります。そのためバナーの作成に取り掛かる前に、まずは掲載したい情報の整理から始めましょう。
▽ユーザー目線をイメージする
ユーザーがクーポンバナーを見た時に、どのように読み進めるかイメージしてみることも大事です。一般的に人の目線は左上から右下の方へ移動するので、その順にストーリーを構築すると内容が伝わりやすいです。
また、文字の配置が決まった後はフォントのサイズや文字の間、行間などを決めていきます。ここでもユーザー目線を意識し、文字と文字の間隔が狭すぎないか、行間はちょうどいいかなど、読みやすい配置を心がけましょう。
▽配色とブランドイメージを合わせる
クーポンバナーの配色はブランドのイメージと合わせるよう意識しておきましょう。割引やセールなどでよく見かける赤色や黄色などは、いわゆる購買色と呼ばれる色です。これらは安さを強調したり目立たせたりする効果がある一方、ブランドのイメージを壊しかねません。そのため、コントラストや彩度などを調整し、ブランドのイメージに合わせつつ目立つような配色を心がけましょう。
また、配色で目立たせるのが難しければ、モチーフやあしらいなどのデザインでクーポン感を演出するのもおすすめです。
▽キャッチコピーにこだわる
デザインだけでなくキャッチコピーも重要です。 キャッチコピーは伝えたい情報を端的にまとめた言葉にしましょう。詳しく知りたい人はバナーをクリックするため、バナーではクリックした先にどういった情報があるのかを簡潔にわかりやすく伝えます。
また、期間や限定数など数字でアピールするのも効果的です。このように、ユーザーがクリックをしたいと思えるようなキャッチコピーを作成しましょう。
クーポンバナーを作る際の注意点
クーポンバナーの作り方のコツを解説してきましたが、一方で注意点もあります。
・内容を詰め込みすぎない
・画質をチェックする
・英単語のスペルや文法間違いに気を付ける
以下より詳しく見ていきましょう。
△内容を詰め込みすぎない
ついついやってしまいがちなのが、バナーに内容を詰め込みすぎることです。一度にたくさんの情報を伝えたいと思うあまり、バナーのスペースいっぱいに文字を入れてしまうのは避けましょう。窮屈に見えるばかりか、本当に伝えたい内容が埋もれてしまう可能性があります。
とくに、作成中はバナーをPC画面上に拡大して作業するため、実際にWebページで掲載してみると思ったより文字が小さかったという事態も起こりやすいです。デザインを洗練させるためにも、バナーには適度な余白をつくり、伝えたい情報を絞って掲載しましょう。
△画質をチェックする
クーポンバナーの画質もチェックしておきたいポイントです。画質が悪いとECサイトのイメージを下げる可能性があります。WebサイトやSNSから入手した画像などは小さいサイズのものが多いため、こだわって作成する場合はクリエイティブ(写真や画像)を制作するなどして画像を用意することを推奨します。
また、作業途中ではPC画面上いっぱいにバナーを拡大するため、画質の悪さに気付かない場合があります。実際にWebページ上にバナーを配置し、実装画面でチェックしてみましょう。
△英単語のスペルや文法間違いに気を付ける
バナーをWebページに掲載する前に、英単語のスペルや文法間違いがないか最終チェックをしてください。これはバナーに限らず言えることですが、初歩的なスペル間違いや文法間違いによってユーザーの信頼を失いかねません。どれだけデザインが良くても、台無しになってしまいます。
また、 スペルや文法については正しいと思い込んでしまっている場合があるため、最終チェックは複数人でするなど間違いに気付けるような体制を整えておきましょう。
日本語表記のほうがわかりやすい場合もあるため、英語の多用にも注意が必要です。
まとめ
今回は、クーポンバナーを作成するメリットと作り方のコツ・注意点を解説しました。以下にて要点を再確認しましょう。
▼クーポンバナーとは?役割は?
バナーはWebサイトの看板のようなもので、リンクが貼り付けられた画像です。クーポンバナーの役割はユーザーにバナーをクリックしてもらい、その先のWebページへ移動してもらうことです。
▼クーポンバナー作成のメリット
・新規ユーザーの獲得につながる
・リピーターを集客できる
▼クーポンバナー作り方のコツ
・伝えたい内容をはっきりさせておく
・ユーザー目線をイメージする
・配色とブランドイメージを合わせる
・キャッチコピーにこだわる
▼クーポンバナーを作る際の注意点
・内容を詰め込みすぎない
・画質をチェックする
・英単語のスペルや文法間違いに気を付ける
クーポンバナーを活用することで、新規ユーザーの獲得やリピーターの集客といったメリットが期待できます。一方で、作成方法を誤るとブランドイメージを下げたり、信頼を損なったりします。そのため、今回ご紹介したクーポンバナー作りのポイントを参考に、ターゲットや目的に沿ってバナー作成を進めることを意識しましょう。この機会に、クーポンバナー作成を検討してみてください。
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