総合情報サイト「All About」を運営する(株)オールアバウトが15日発表した「All About 家電アワード」で、『三菱ブレッドオーブン TO-ST1』が大賞グランプリを受賞した。
従来の概念を変えるトースター『三菱ブレッドオーブン TO-ST1』がGP
「All About 家電アワード」は、2019年発売の家電を対象に、優れた逸品を表彰するもの。キッチン・住宅・掃除・洗濯/衣類ケア・健康/美容の5カテゴリー・全22部門から選出された計61商品を表彰するほか、最も感動や驚きを感じた家電として「All About 家電アワード大賞(グランプリ1点、準グランプリ2点)」を選んだ。
審査したのは、家電に精通した6人のAll Aboutガイドたち。2018年12月6日~2019年12月31日に世に出た家電約90点から選び抜いた。その結果、大賞グランプリは『三菱ブレッドオーブン TO-ST1』に。大賞準グランプリには『アイロボット ルンバi7+』『シャープ プラズマクラスタードレープフロードライヤー』に決定した。
大賞グランプリを受賞した三菱電機の『三菱ブレッドオーブン TO-ST1』 は、庫内スペースを最小限にした「一枚焼き」のトースター。一枚焼きだからこそ、食パンの水分や香りが逃げてしまうことなくトーストでき、まるで焼きたて食パンのようなおいしいトーストが焼きあがる。デザインも斬新で、ダイニングに出したままにできるのも良し。今後のトースターのあり方を変える逸品となっている。
像印マホービン・ダイソン・ケルヒャーなどが部門賞を受賞
そのほか、キッチンカテゴリーでは、炊飯器部門で象印マホービンの圧力IH炊飯ジャー『炎舞炊き NW-ES07』、住宅では、空気清浄機部門でダイソンの『Dyson Pure Humidify+Cool 加湿空気清浄機』、掃除では拭き掃除部門で、ケルヒャーの『フロアクリーナー FC 3d』がそれぞれ部門賞を受賞した。
洗濯・衣類ケアでは、ドラム式洗濯機部門で日立グローバルライフソリューションズの『ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-NX120E』、 健康・美容では、睡眠ケア部門にフィリップスの『SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド』が、それぞれ表彰された。
「サブスクリプション家電」の夜明け?
審査員ガイドが見た「2019年家電業界」は、「全体的にブラッシュアップの年。安心して買える熟成の年だった」と、デジタル・白物家電に詳しいコヤマタカヒロ氏。パソコンや周辺機器が専門の安蔵靖志氏は、シャープが提唱する「AIoT(AI+IoT)」に限らず、「AI(人工知能)とIoT(もののインターネット)がかなり浸透した1年だった」。
家電ガイドの戸井田園子氏は、家具のようなデザインの冷蔵庫や卓上で使いやすいサイズのトースター、ホットプレートなど、「家事シェアを促す家電が登場し、支持を集めた」。さらに、美容家電・育児用品ガイドの田中真紀子氏は、「美容家電メーカーから、さまざまな新製品が登場。ますます自宅サロン傾向が高まりました」。
「サブスクリプション家電の夜明け」と評したのは、家電ガイドの滝田勝紀氏。「この動きは本格的に加速する」。家電 マーケティングガイドの伊森ちづる氏も、「アイロボットが月額1200円から同社製品を使えるプランを開始したほか、ノジマが単身者向けの家電シェアリングサービスを実施。家電のレンタル・サブスクサービスの動きはさらに広がるでしょう」。
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