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通販通信ECMOニュース・記事コラム【法人向け】パソコンセキュリティ対策ソフト比較一覧…おすすめ5選

2021.06.23 コラム

【法人向け】パソコンセキュリティ対策ソフト比較一覧…おすすめ5選

 あらゆる場面でIT化が進む中、ウイルスなどサイバー攻撃の脅威は拡大しており、業務や個人としてパソコンを扱う上でセキュリティ対策ソフトの導入は必須と言えます。動作が軽いか、価格が安いか、評判、シェア、など比較情報をお届けします。



セキュリティ対策とは?必要性と対策種類

 情報はヒト・モノ・カネと並び重要な経営資源として認識されています。
ひと昔前までは「情報」が加わっていなかったのですが、いまではこの4つを経営資源として指すことが多くなっています。

 多くの企業は情報資産(PCなどに保存されているデータおよび情報すべてのこと)を保有しているため、それらのセキュリティ対策も重要となります。

 セキュリティ対策は大きく分けると物理的・人的・技術的対策と3つの種類に分けられます。本記事では特に技術的セキュリティ対策に焦点を当てて説明していきます。技術的対策とは、第三者が不正にアクセスできないような仕組みをつくることをいいます。セキュリティ対策ソフトを導入することは、技術的セキュリティ対策に分類されます。

 セキュリティ対策ソフトの種類は多岐にわたり、ウィルス対策性能の高いもの、無料から使えるもの、動作の軽いものなど、それぞれの特徴があります。
性能に関しては、第三者機関が評価を実施するなど、ウィルスの多様化に伴い市場も拡大しているのが現状です。

セキュリティ対策の種類

 インターネットセキュリティ対策として「ウィルス対策」「不正アクセス対策」「脆弱性対策」「標的型サイバー攻撃対策」「不正注文対策」が挙げられます。それぞれに対応したセキュリティ対策ソフトが存在しています。

◇ウイルス対策ソフトとの違いは?

 ウィルス対策ソフトは、ウィルスの駆除や感染予防をおこなうアプリケーションです。これに対し、セキュリティ対策ソフトはこれらのほかにインターネットを介した不正なアクセスや、パソコン内の情報漏洩を防止する機能を搭載しています。

 セキュリティ対策がウィルス対策を包括しているイメージで、両者に明確な違いはありません。

実際のセキュリティ被害と対策事例


・不正アクセスの被害例

 インテリア・ライフスタイルショップ(株)huesは、自社のECサイト「HUES ONLINE」のシステムの脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスを受けました。
これにより、顧客のクレジットカード情報計536人分が流出した可能性があります。

▽参考記事:メンズアパレルECに不正アクセス、カード情報流出で不正利用も

・不正注文

 第三者がクレジットカードの保有者を装い、ECサイトなどで購入した商品を受け取ることで、不正使用されたクレジットカードの保有者に請求がいきます。
不正な注文だと判明すると、クレジットカードの請求は無効となり、ECサイト側が負担することで被害が発生します。

・標的型サイバー攻撃の被害例

 日本年金機構では、複数の職員宛に執拗に標的型攻撃メールが送られました。実業務に関係するような精巧な内容が含まれていたことや、事後対策が不十分であったために感染が拡大してしまいました。これにより、個人情報が保存されていた共有サーバーまで感染し、125万件に及ぶ個人情報が流出する事態となりました。

・ウィルス、脆弱性による被害例

 ある大手サイトでは、Webサイトが不正に改ざんされていました。なにも知らずにアクセスした際に特定のサイトに飛ばされ、そこでウィルスに感染してしまうケースがあります。

 特にアクセスの多い大手のサイトほど、Webサイトのシステムに脆弱性があると狙われやすくなります。あるソフトウェアの診断では、86%ものサイトからなんらかの脆弱性が検出される結果になったと公表しています。

よくある質問


Q.最適なソフトを選ぶ方法がわからない

 まずは何のためにセキュリティ対策ソフトを導入するか整理しましょう。

 前述のとおり、セキュリティ対策ソフトにも多様な種類が存在し、価格帯や性能もまちまちです。

 それぞれソフトのWebサイトには人気ランキングやシェア率を宣伝しているものも多いですが、それらが自社のセキュリティに適合しているかは吟味する必要があります。
特に、企業などの法人単位で導入するケースでは、トラブル発生を防ぐためにも慎重に選ぶべきです。

 セキュリティ対策ソフトの選び方としては、ウィルス対策性能・動作の軽さ・価格・サポートの面で比較しましょう。

 ウィルス対策性能はセキュリティソフト評価専門の機関が出しているレポートを参考にすると確実です。

 動作の軽さに関しては、低スペックのパソコンを使用している場合は優先度を高くしましょう。特に、最近ではクラウド型のセキュリティ対策ソフトも多いので、それらを選ぶと動作が軽くなります。

 サポートに関しては、万が一ウィルスに感染した場合に信用のできる体制が整っているかチェックしましょう。

 大手メーカーでもサポート対応時間が十分ではないケースもあるので要チェックです。

 求める以上の機能を持ったオーバースペックのものを選ぶ必要はありません。

 自社に合ったソフトを選ぶことで、コスト的にも抑えられます。


Q.予算がないが自力でもできない。無料/フリーから使えるものはあるか

 セキュリティソフトの中には無料で提供されているソフトも存在します。それらには無料で使用できる理由があります。

 ひとつは広告を表示し収入を得るためです。都度表示される広告が気になってしまい、業務に支障が出るようなら避けるべきです。

 もうひとつは無料版から有償版に切り替えてもらうために提供しているパターンです。
利用期間で区切られていたり、対策できる性能で分けられていたりします。もし無料版で気に入ったのであれば、有償版にアップグレードすることも検討しましょう。

 無料版も種類が豊富にあり、最低限のセキュリティは確保できるかもしれません。しかし、企業など法人においては堅牢なセキュリティ対策を確保する必要があります。コストを抑えるために無料や低価格のセキュリティソフトを利用するのは避けるべきです。


目的別セキュリティ対策ソフト比較一覧


◆ウィルス対策

サービス名:ZEROウィルスセキュリティ
URL:https://www.sourcenext.com/product/security/zero-virus-security/
提供会社:ソースネクスト株式会社
価格:1980円/台~
無料トライアル有無:有
特徴:ウィルス100%検知テストの合格実績多数(「VB100 award」英国ウィルス技術専門紙が開催するテスト)
軽さ世界1位(オーストリアの第三者機関、AV-Comparativesが年間に数回実施する各種性能テストの1つ「Performance Test(軽さテスト)」で、年間1位を獲得)

◆不正アクセス対策

サービス名:Secure Access Gateway
URL:https://www.nttpc.co.jp/lp/cloudwaf/
提供会社:株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ
価格:600円/台
特徴:SASEのコンセプトに基づきネットワーク機能とセキュリティ機能を一元的に提供しているため、外からのアクセスに対しても安全・安心・快適なネットワーク環境が構築できます。

◆脆弱性対策

サービス名:yamory
URL:https://yamory.io/
提供会社:株式会社ビズリーチ
価格:0円~
無料トライアル有無:フリーから利用可
特徴:利用しているオープンソースの脆弱性を見つけることができます。スキャンによって発見された脆弱性の対応優先度を確認し、脆弱性を悪用されることで発生する影響と、影響を回避するための対策を提示。対応をサポートします。

◆標的型サイバー攻撃対策

サービス名:ウィルスバスター コーポレートエディションXG
URL:https://www.trendmicro.com/ja_jp/business/products/user-protection/sps/endpoint/officescan.html
提供会社:トレンドマイクロ株式会社
価格:3750円~
無料トライアル有無:有
特徴:トレンドマイクロは、MITRE ATT&CK評価テストAPT29の疑似攻撃によるテスト(設定変更なし)において、検知率91%で1位の結果。ほか第三者機関による高い評価。

◆不正注文対策

提供会社:かっこ株式会社
価格:月額3万円~
特徴:ECサイトの不正注文を見抜くクラウドサービス。日々大量の注文データを審査し
最新の不正手口にも対応。

セキュリティ対策ソフトについてまとめ

 情報が重要な経営資源として認知されている中で、いかにそれらを守るかを考えなければなりません。大手企業でも被害例が相次いでおり、被害に会った企業は世間からの評価も著しく低下してしまいます。

 対策のひとつとして考えられるのが、セキュリティ対策ソフトの導入です。

 さまざまな特徴をもったソフトが出回っており、無料から使用できるものもありますが、コストを抑えるためだけに利用するのは避けるべきです。
動作の軽さや、ウィルス対策性能など、どの程度のセキュリティ対策が自社に必要なのか、整理したうえで適切なソフトを選定するべきです。


セキュリティ対策に関する資料の紹介

 EC/オンラインサービス等の不正ログイン・不正注文について、課題・お悩み別の対策を紹介する資料を以下にご紹介します。




▽不正注文7つの課題、今すぐできる不正対策とは?



 前述の「O-PLUX」(オープラックス)に関する資料は以下から確認できます。
EC事業者を狙う不正注文への対策として、国内実績No.1(2020年5月末日現在。株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」による)



セキュリティ対策に関する記事紹介


 セキュリティに関する情報は、最新の被害情報や、注意すべき点など、常に最新の情報を得てアップデートしておきたいものです。

 以下から、セキュリティ対策に関する記事をご確認いただけます。




セキュリティ対策に関するセミナー情報


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セキュリティ対策のセミナーを受けてみたい方は是非チェックしてみてください。

セキュリティ対策に限らず、「もっと売上を伸ばしたい」などのさまざまな情報をお届けします!










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