ヤフー(株)はこのほど、運営するネットオークションサービス「ヤフオク!」で検索数が急上昇した2021年上半期のキーワードランキングをまとめ、発表した。「漫画・アニメ」「ガジェット」「ゴルフ」「自動車」「バイク」の計5部門。耳なじみのワードが勢ぞろいしている。
漫画・アニメ部門、アニメ化作品が人気に
1位『呪術廻戦』 、2位『煉獄杏寿郎』 、3位『エヴァンゲリオン』 、4位『ウマ娘』 、5位『五等分の花嫁』。1位は、昨年10月からのアニメ化でさらなる人気のオカルトアクション漫画。2位には、日本中を席巻した「鬼滅の刃」より「煉獄杏寿郎」がランクインした。
3位は、TVアニメ放映から26年の時を経て、3月にファン待望の完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」が公開された。
ガジェット部門、Apple製品が独占
1位『iPhone 12』、 2位『Apple Watch Series 6』、3位『iPhone 12 mini』、4位『iPad 第8世代』、5位『iPad Air 第4世代』とApple製品が独占した。
1位と3位に、昨年秋に発売された「iPhone 12」と「iPhone 12 mini」がランクイン。2位は、血中酸素濃度も測定できる「Apple Watch Series 6」。コロナ禍で健康意識が高まる中、健康管理に役立つスマートウォッチの需要が伸びているようだ。
ゴルフ部門、松山英樹選手のマスターズVなどで業界が活性化
1位『テーラーメイド』、2位『タイトリスト』、3位『ベンタス』、4位『フォーティーン』、5位『アディダス』。4月に松山英樹選手のマスターズ優勝、6月に笹生優花選手の全米女子オープン優勝があり、ゴルフ界が盛り上がった。
人気ブランドの1位は、1月にSIM2シリーズが発売され検索数が大きく伸びた。2位はTSi3ドライバーが人気のブランド。「ヤフオク!」ではゴルフクラブだけでなく、バッグやウエアなどのファッション関連アイテムも人気だ。
自動車部門、上位5車種すべてがトヨタ車に
1位『ヤリスクロス(トヨタ)』、2位『ハリアー80(トヨタ)』、3位『GRヤリス(トヨタ)』、4位『プラド 150 後期(トヨタ)』、5位『ヤリス(トヨタ)』。上位5車種のすべてがトヨタ車だった。
1位、3位、5位に登場した「ヤリス」は、日本では「ヴィッツ」として販売されていたコンパクトカーで、20年に国外のブランドである「ヤリス」に統一された。1位の「ヤリスクロス」はSUV、3位の「GRヤリス」はスポーツカーとしてラインアップされている。
バイク部門、ホンダの「カブ」がワンツー
1位は『CT125 ハンターカブ(ホンダ)』、2位『カブ110(ホンダ)』、3位『Z400FX(カワサキ)』、4位『ZX25R(カワサキ)』、5位『NC36(ホンダ)』。1位と2位は、ホンダのロングセラーモデル「カブ」がランクイン。
車種単体だけでなく、シートやキャリアなど、さまざまなパーツも取引されている。4位の「ZX25R」は、20年に発売されたカワサキのスポーツモデル。5位には1997年に発売されたホンダの「CB400FOUR」の型式名である「NC36」がランクイン。
多種多様な趣味や関心を持つ人たちが多く集まる「ヤフオク!」なら、なかなか手に入らないアイテムを見つけたり、使わなくなったものを他のユーザーに届け、価値に変えたりできる。 ヤフーでは、新しい生活様式や働き方が浸透する中で快適なおうち時間を過ごすため、不用品の断捨離や賢い買い物を楽しむ方法として「ヤフオク!」の有効活用を呼びかけている。
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