Shopify Japan(株)がこのほど発表した『コロナ禍のブラックフライデー・サイバーマンデー(BFCM)における日本の消費者の購買動向に関する独自調査』によると、買い物を考えている人は40%におよび、購買先はオンラインが多い傾向。衣料品・靴・アクセサリーが主な購入予定商品だった。同社はこの調査で「6つの最新トレンド」を明らかにした。
購入予定はブラックフライデー>サイバーマンデーに
今年のBFCMは、11月26日(ブラックフライデー)から11月30日(サイバーマンデー)とされているが、すでに一部の小売店は10月から徐々に「ホリデーセール」を開始している。調査は9月30日~10月6日。計1009人の消費者に聞いた。
《動向1》 今年のBFCMに買い物を予定している消費者は42%。子育て世帯は57%と、より高い関心を示していた。《動向2》 サイバーマンデーより、ブラックフライデーでの買い物予定者が多い見込み。両方が41%、ブラックフライデーが49%、サイバーマンデーは9%。全体では90%がブラックフライデーに、50%がサイバーマンデーで購入する予定という。
BFCM中に「実店舗での買い物を避けたい」人は22%
《動向3》 コロナ禍で買い物の仕方が変化したと感じているが、BFCM中に実店舗での買い物を敬遠する傾向は低い。83%は「コロナが買い物の仕方に影響を与える」と答え、多くが「オンラインショッピングでの買い物を増やす」ことを考えている。しかし、コロナを理由に「店頭での買い物を避けたい」という回答は22%だった。
店頭で買い物をしたい理由は、「商品を見て触ることができる」(57%)、「すぐに商品を手に入れたい」(37%)、「店頭での買い物を楽しみたい」(30%)、「商品のフィット感や機能を試したい」(30%)、「商品の実際の見た目や印象がネット上の印象と違う場合があるから」(29%)。
全体の89%が「オンラインで購入予定」、52%が「店舗で購入予定」
《動向4》 BFCM中の買い物予定者は、店頭よりもオンラインから買い物をする傾向が強い。 全体の89%がオンラインでの購入を予定しており、これに対して52%が何らかの形で店頭での購入予定している。BFCMの日本消費者のうち、48%はオンラインのみ、41%は店頭およびオンラインの両方、11%は店頭でのみだった。
オンライン購入のメリットは、「送料無料」(43%)、「価格と商品を並べて比較する」(43%)、「オンラインでよりよい価格で購入する」(42%)、「好きなときに商品を購入する」(34%)、「入手困難な商品を注文する」(31%)の順にメリットを感じている結果となった。
「Shopify Japan BFCM 2021」を開催
《動向5》 中高年層のオンライン購入者は一般的なマーケットプレイスから、若年層は主にInstagram(50%)やFacebook(31%)などのソーシャルメディアから直接商品を購入する傾向。高齢者層(55歳以上は66%)はPCを使うことを好み、若年層(18~34歳は66%)と中年層(35~54歳は63%)は、スマホを使う傾向が見られた。
《動向6》 平均購入予定額は2万9316円(男性3万3165円、女性2万5627円)で、商品カテゴリ別では衣料品・靴・アクセサリーが主な購入予定品。買い物予定者のうち61%は昨年と同程度の出費を予定している一方、23%はより高い額を予定していた。
Shopify Japanは19日~29日、Shopifyの事業者のビジネスを応援することで、多くの購入者がお得に買い物ができるように、今年も「Shopify Japan BFCM 2021」を開催する。事業者がセールを行うと、Shopify Japanがtwitterなどで最大限の宣伝をする企画だ。
■『BFCMキャンペーン』
https://www.shopify.jp/blog/shopify-japan-bfcm-2021
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