(株)アイスタイルが、トレンドの兆しを発掘して配信するニュースレター「@cosmeのトレンドの芽・2月版」によると、コロナ禍の影響でメイクアップ商品が落ち込む中、伸びているのが「ヘアケア」と「スキンケア」アイテム。「ナイトキャップ」「ニュートラルカラー」などの注目ワードとともに、洗顔料の売上ランキングも紹介している。
『ナイトキャップ』のクチコミが過去3カ月平均から1.2倍に
「@cosmeのトレンドの芽」は、@cosmeに投稿されたクチコミの中に初登場したワードや、出現率が大きく伸長したワードをピックアップして毎月配信。まだ大きな数値ではないものの、今後大きなトレンドになるかもしれない兆しを、実際のクチコミを交えて紹介している。
今月の注目ワードは、過去3か月平均と比べて1.2倍となった『ナイトキャップ』。寝るときにかぶることで髪の乾燥や摩擦、寝ぐせを軽減してくれるといったスキンケア発想? 商品のクチコミだけでなく、ヘアケアアイテムのクチコミに「使用感」が登場。シルク100&%のナイトキャップなどとともに、ダメージから髪を守るシャンプーやトリートメントも紹介している。
『ニュートラルカラー』は過去3カ月平均の2.3倍に
また、どんな人でも似合う、肌なじみのいいカラーという意味合いで使われている『ニュートラルカラー』(メイクアップ)というワードが、過去3か月平均で2.3倍となっていた。パーソナルカラーが一般的になってきたからこそ、それにとらわれないメイクを楽しみたい? 「選べない・似合う色が分からない」といったニーズにもマッチしていそうだ。
@cosmeでは、『パッチ』『リップマスク』という2つのワードを深掘り。いずれも、韓国コスメが火付け役になっている? 肌に直接貼るスキンケアアイテム『パッチ』は、過去3か月平均の1.7倍。一般的なシールタイプから、パッチ上に美容成分でできている細かい針がついたニードルタイプなど種類はさまざま。「貼り付けて30分以上経つのを待つだけ」。ニキビケアからシワやたるみケアの1つとして、今後も広がっていくかも知れない。
『リップマスク』は過去3カ月平均の4.8倍に
もう1つの『リップマスク』は、同4.8倍。マスク生活で唇も乾燥しがちないま、お肌をシートマスクでケアするように唇もマスクで保湿ケアするニーズが高まっている? コロナ禍で人気を集めた抗炎症作用や鎮静作用が期待される韓国発のツボクサ由来の成分「シカ」×リップマスクアイテムも登場しており、新たなリップケアアイテムがますます増えそうだ。
長引くマスク生活からスキンケアへ注力する人も増えたコロナ禍。化粧水や乳液だけでなく、洗顔料やクレンジング剤も見直した方も多い? そこで今回は、@cosme TOKYOと@cosme STORE全館の「洗顔料売り上げランキング」を紹介。見えてくるキーワードは「毛穴」。スクラブ入りや酵素パウダー、濃密泡など、毛穴汚れに効果的な商品が多くランクインしている。
1)『KANEBO カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ』 2750円/2)『シェルクルール ウィプトソープ』 3300円/3)『suisai スイサイ ビューティクリア パウダーウォッシュN 0.4g×15個(トライアル)』 990円/4)『suisai スイサイ ビューティクリア ブラック パウダーウォッシュ 0.4g×15個』 990円/5)『d プログラム エッセンスイン クレンジングフォーム 120g』 2090円。
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