東日本旅客鉄道(株)=JR東日本は8日、時差通勤を応援する「オフピークポイントサービス」について、4月から一部プログラムをリニューアルすると発表した。また、サブスクリプションサービス「JRE パスポート」の取り組みを拡大し、駅ビルを中心に100店舗以上を利用対象として本格展開をスタートすることも明らかにした。
「オフピークポイントサービス」が好評でサービスを拡大
昨年3月にスタートした「オフピークポイントサービス」は好評で、さらに刷新して新しいライフスタイルを後押しする。併せて「初めてオフピーク通勤」をする利用者を対象としたキャンペーンも実施する。また、昨年7月~9月にトライアルを行った「JRE パスポート」は、Suicaを持つすべてのユーザー向けにサービスを拡大する。
オフピーク通勤で貯めた「JRE POINT」を、普通グリーン車や特急列車(えきねっとチケットレス)のチケット購入や、エキナカ・駅ビルでの買い物に利用してもらうことで、利用者の移動や暮らしをより豊かにする循環を生み出したい考えだ。
Suica通勤定期券でのオフピーク利用でポイント付与
リニューアルする「オフピークポイントサービス」の対象期間は、4月1日~2023年3月31日。「早め出勤」の利用イメージでは、平日朝にJRE POINTに登録したSuica通勤定期券により、首都圏の対象エリアの駅で、ピーク前後のポイント還元対象時間帯に入場(対象エリアで出場)。還元ポイント数もリニューアルされ、1回目~4回目(1か月あたり)が 5ポイント/回。5回目~20回目(1か月あたり)は25ポイント/回(ポイント還元は20回目まで)となる。
初めて「オフピークポイントサービス」を利用するユーザーに向けた『オフピークデビュー55(ゴーゴー)キャンペーン』の期間は4月1日~28日。抽選で5000人に「JREパスポート賞」として、コーヒー(S)を1日3杯まで無料になる2週間のお試しプランを、「Suicaグリーン券賞」として500人に、普通グリーン車利用1回分をプレゼントする。
新たなサブスクサービス『ベックスコーヒープラン』を提供
「JRE パスポート」で利用できるプランは、トライアル実施時の3業態・6店舗から、16業態・100店舗以上に大幅に拡大する。
新たなサブスクサービスは、『ベックスコーヒープラン』(月額3500円、初月1000円引き/ベックスコーヒーの全店舗で会員証を提示すると、来店ごとにブレンドコーヒー(S)1杯(通常250円)を1日3回まで無料で提供)や、『カウンターコーヒープラン』(月額1200円 NewDays5店舗(品川中央・立川・原宿・茅ヶ崎・浦和西口)で、会員証を提示すると、レギュラーサイズ(通常100円)を無料で提供)などで、関連するプランが多数そろった。
また、新宿店、横浜店、立川店限定で、店舗ごとに異なる『フルラージュアンプラン』や、品川駅のエキュート品川の対象店舗ごとに無料や割引などの特典が受けられるサービスも。そのほか、多様な業種・店舗でサブスクサービスがスタート予定だ。8日~31日を期間に事前登録もでき、先着申し込み限定の特別なプランも用意している。
■『リピートポイントサービス』
https://www.jrepoint.jp/point/append/railway/
■『オフピークデビュー55(ゴーゴー)キャンペーン』
https://www.jrepoint.jp/campaign/B210113001
この続きは、通販通信ECMO会員の方のみお読みいただけます。(登録無料)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。