8月29日に4製品を公表

新たに確認された7製品は、「HAMILO セラミックス金網」（サーフショップ）、「HOTQ セラミックス金網」（Rao Jin）、「セラミックス金網」（ZHANGXINWEN）、「DiYaDi セラミックス金網」（DiYaDi）、「セラミックス金網」（meidaille）など。労働安全衛生法により、アスベストを0.1％以上含有する製品の製造・輸入・販売などが禁止されている。

同省は8月29日、アスベストを含む4製品が大手ECモールに出品されていたと発表。主要なECモール事業者に対し、アスベストを含む製品を取り扱っていないかを確認するよう依頼していた。

劣化した製品ではアスベスト飛散の恐れも

同省によると、通常の方法で使用する場合には、製品中のアスベストが飛散することはほとんどない。しかし、製品が劣化したり、破損したりすると飛散する可能性が生じる。

8月29日に公表した製品も含め、金網の耐火材の部分（中央の白い部分）が劣化して、脱落が見られるものもあるという。この場合、アスベストが飛散する恐れがある。

同省は購入者に対し、該当する製品が手元にある場合、ビニール袋に入れ、テープでしっかりと封をして保管するよう求めている。