2016.06.08 通販会社
西友新店舗にネットスーパー専用フロア、受注・配送能力が4倍に
合同会社西友は17日、1階が実店舗・2階がネットスーパー専用フロアとなるハイブリッド型店舗「西友豊玉南店」(所在地:東京都練馬区/オープンは2日)で、ネットスーパーの本格稼働を開始する。
同社はネットスーパーの需要が急増していることから、ネットスーパーの機能を拡大し、受注・配送能力を強化してきた。今回のハイブリット型店舗は、ネットスーパーの需要を考慮した立地に、店舗・ネットのオペレーション効率を重視した設計によって建設。受注・配送能力は、これまでのネットスーパーの3~4倍となる。
同店舗のオペレーションの特長は、出荷頻度によって商品の棚を分けている点。高頻度の注文商品は、2Fの専用棚にストックし、中・低頻度の商品は1Fの店舗からピッキングする。4件分の注文が同時ピッキングできるオリジナルカートを導入し、専用端末(ハンディターミナル)には、1度に4件分の注文を最短距離でピッキングできる順番を表示する。配送時間はスタート時に6便体制を取り、秋からは11便体制に拡大する。
西友が(株)ディー・エヌ・エーと運営する「SEIYUドットコム」は、近隣店舗から配送する「ネットスーパー」と全国配送に対応した「SEIYU倉庫館」の2サービスを提供しており、2015年度の売上高は前年比30%増と急伸している。
西友では親会社のグローバル戦略を国内でも展開し、「店舗とネット」の両チャネルで顧客のニーズを反映させた最適な買い物環境の提供を目指している。同店舗はウォルマート・グループ初のハイブリット型店舗となる。2016年度内に東京都東久留米市に、2点目のハイブリッド店舗をオープンする予定。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【EC事業者様向け】ECを最短で軌道に乗せる最新のソリューションとは?
-
2
2024年プライムデー速報
-
3
越境ECウェブインバウンド白書2024
-
4
EC売り上げを最大化するマルチチャネル商品戦略
-
5
ECでの商品購入に直結するデジタル広告の実態調査
ニュースランキング
-
1
アマゾンジャパン、独禁法違反の疑い
-
2
消費者庁の個別表示ルール分科会、パン類は「イースト」→「パン酵母」に用語変更
-
3
「LINEミニアプリ」を大幅アップデート、ECやゲームなどオンラインサービスでの活用促進
-
4
「ZOZOTOWN」ブラックフライデー企画を開催…最大95%オフのタイムセール
-
5
メルペイ、Amazon.co.jpで5%還元キャンペーンを開催