2018.09.21 コラム
EC企業が付き合うべき物流・フルフィル・ロジ支援企業とは?
効率化のカギは、物流・フルフィル・ロジ業務のアウトソース!
今回は、ネットショップの“肝”でもある「物流」について解説します。スタートアップをはじめとした、ネットショップが付き合うべき物流/ロジスティクス/フルフィルメント支援サービスを紹介します!
物流はどんなに世の中が進化しても「アナログさ」がついて回ります。メールや電話は、双方の距離がどんなにあっても一瞬で連絡がつきます。スタートアップのネットショップで商品を注文する場合も、どこにいても注文情報は秒でEC運営者の元に届きます。ただ、物・商品の場合は距離の壁が立ちはだかります。
沖縄・那覇から北海道・札幌に商品を届ける場合、約3000キロの距離があります。飛行機に乗っても3時間半の距離です。自前で運べる距離ではありません。だから、スタートアップのみならずネットショップはヤマト運輸や日本郵便、佐川急便などシステム化された物流網を持つ企業を使い遠い距離でも商品を届けるのです。とはいえ、前述の距離を結ぶには最低でも2日程度かかります。
このように世の中が進化しても超えられない「距離」と言う物理の壁があります。ですが、モノの流れ(=物流・フルフィル・ロジ)に「最先端のシステム」を上手く取り入れることで、効率的で合理的なネットショップ事業を運用できるのです。そこで、出荷業務などをアウトソーシング(外注)するという選択肢があります。
餅は餅屋、物流・フルフィル・ロジは専門家に委託
本記事を読んでいる方の中には「うちはスタートアップで、サプリやコスメ一品送るだけ。物流は人力でやればいい」と考えている方も少なくないと思います。実際に、年商数億円の規模がありながらもフルフィルメントの作業は「気合」と「根性」を持って、人海戦術でやっているという企業さんも沢山あります。ただ、よほど特殊な作業を伴うこともないのであれば、餅は餅屋、物流はロジスティクス専門の支援会社に任せるべきです。
自社の人間を持って人力でやるにしても、物流体制の構築をしなくてはなりません。配送会社の選定はもちろんですが、倉庫の物の配置など細かいことも自分たちで考えて用意しなければなりません。最初からフルフィル・ロジ部門のプロに任せた方がいいと思いませんか?
この記事を読んでくださっている方は、「いずれ年商○億円!」と野望を持ち、できるだけ早くその野望を達成させたいと考えていると思います。ロジスティクス分野の仕事は最初から外注してしまったほうが、規模が急拡大した時もハンドリングしやすいのです。何よりも読者の皆さんのそばにいる貴重で優秀な人材は、流れ作業的なフルフィルメント業務に使うのではなく、「商品開発」や「マーケティング」に時間を割く方がいいに決まっています。
自社に合った委託先を見つけるコツは?
自社に合った物流・フルフィル・ロジ支援企業の選び方についてもお話しします。
まず一つの方法として「トラブル対応」の観点から選ぶという方法があります。 スタートアップの会社にとってパートナーに一番求めるもの、ズバリそれは「サポート体制」ではないでしょうか。例えば、何か「トラブル時」にがっちりサポートしてくれないと困りますよね?物流会社を選ぶ一つの指標として「どれだけ手厚いサポートをしてくれるか」を考えてみましょう。
例え話ですが、「カスタマーサポート」が充実していなくて困った、という経験は誰しもあるのではないでしょうか。特に、「低価格のサービスやシステム」の場合、サポート体制は必要最低限というのはよくあるケース。安い価格の維持をするためには当然といえば当然です。
例えば・・・
- 問い合わせはメールやチャットのみ
- 電話問い合わせの受付時間がかなり限定的
- メールでも電話でも、欲しい回答を得られるまでに時間がかかる
「物流・フルフィルの素人」であるスタートアップで「低価格」を重視するのは危険です。実際に、お客さんが商品を買ってくれた後で何かトラブルが起きてしまっては、頑張って運営をしているネットショップの評判に傷をつけてしまいかねません。
では、「サポート体制」をどうやって確認したらいいいでしょう?とっても簡単な方法があります。検討段階で、フルフィル・ロジの支援会社に電話とメールのどちらの方法も利用して何か問い合わせをしてみましょう。どういった対応をしてくれるのか見てみましょう。
例えば、電話一つとっても
- 何コールでとってくれるか
- 親身に対応してくれるか否か
- 口頭でのやり取りで、的確な返答をしてくれるか
などなど・・・発見はあるはずです。
メールやチャットであっても、
- レスポンスの早さはどうか
- 言葉遣いはどうか
- 質問に対して的確な返答をしてくれているか
などなど・・・パートナー会社を選ぶにあたって参考になる部分はたくさんあります。
ただ、電話対応もメール対応も100点満点の「おもてなし精神」が強いところを選ぶべき、ということをいっているわけではありません。おそらくですが、「スタートアップの予算ではとてもじゃないが無理」というケースも出てくるでしょう。あくまで、自社が求めるサービスを提供してくれるかどうかを確認できればいいのです。
例えば、欲しいサービスとしては「メールの対応が迅速」というのが条件になりますよね。
逆に「メール連絡は面倒で、なるべく電話で済ませたい」、という場合は「電話サポートが充実」が必要ですよね。 こうしたことをじっくり検討してくと、読者のみなさまにとって最適な物流・フルフィル・ロジ支援の会社はどこか、「自社のコスト予算」や「出荷数量の条件」などを掛け合わせていくと、答えは自ずと出てくるのではないでしょうか。
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