2022.11.05 コラム
おすすめの使いやすい画像編集ソフト…無料PC向け機能・目的別5選
画像編集ソフトは数多くあります。その中から画像編集ソフトを選ぶには、やみくもにおすすめ情報を漁るのではなく、必要な機能が何であるかを整理して探すことが大事です。本記事ではWindowsでも利用可能な使いやすいPC向けソフトを、無料(フリー)のものを中心にご紹介いたします。(2021年6月初出/2022年11月改稿)
画像編集ソフトの探し方・選び方
画像編集ソフトを選ぶにあたり、まずは自分自身に必要な機能について整理するとよいでしょう。画像編集ソフトは月額費用の有無、インストールして使用するものやブラウザ使用型など数多くあります。その中で必要な機能と不必要な機能を切り分けて考え、ソフトを選択していくことが重要です。
ソフトの中でも定番とされているのが、Adobeのフォトショップやライトルームとなりますが、それ以外のソフトを探している方の条件で多いのが「Windowsで使いやすいものがいい」「無料で使用できる、またはなるべく安いものがいい」といった内容です。やはり使いやすさや費用について、判断材料とする方は多いようです。
また中には「人気と言われているソフトが、高機能すぎて使いこなせない」という方もいます。例として画像のトリミングや切り抜きだけ行えればいいという方であれば、人気のフォトショップのスペックは高すぎるとも考えられます。トリミングや切り抜き作業を行いたいだけであれば、それらに特化しているソフトの方が使いやすいでしょう。
もし無料ソフトを検討している場合は、機能に不満があってもすぐにソフトの切り替えを考えることもできますが、時間や工数がかかってしまう可能性があります。ソフト選びに失敗してしまわないように、まず自分に必要な機能が何なのかを整理しておくとよいです。
次に機能別でおすすめのソフト・ツールを紹介していきます。
ブラウザ型とインストール型のソフト一覧
フリーソフトにはブラウザ型とダウンロードするインストール型の二つがあります。それぞれおすすめ5選をまとめました。すぐに作業を始めたい方は設定不要のブラウザ型をおすすめします。
〇 ブラウザ型のおすすめ無料ソフト
Fotor | Mac・Windows対応 |
---|---|
Photopea | ー |
Desygner | Mac・Windows対応 |
PIXLR | Mac・Windows対応 |
Pablo | Mac・Windows対応 |
〇 インストール型のおすすめ無料ソフト
GIMP | Mac・Windows対応 |
---|---|
Instasize | スマホ対応 |
Krita | Mac・Windows対応 |
PhotoPad | Mac・Windows対応 |
Pixia | Mac・Windows対応 |
切り抜き・トリミング・背景透過がしたい
切り抜きやトリミング、背景を透明にしたいという用途でソフトを使いたい方におすすめのツールを2つ紹介します。
おすすめツール①ZenFtotomatic
ZenFtotomaticは基本課金型なのですが、フリーミアムモデルのため無料でも機能を使用することができます。
撮影した画像の切り抜きや白抜き、背景除去、サイズ調整などの画像編集機能が1クリックで完了するため、ソフト初心者でも安心して使用することができます。簡単な操作でもイメージ通りの編集を行うことができ、実際に大手企業の導入実績も豊富にあります。
またクラウド型のためWindowsでも問題なく稼働することが可能です。無料版では編集できる画像枚数に制限がありますが、まずは使いやすいソフトで編集を試してみたいという方にはおすすめのツールです。
おすすめツール②ECフォトアシスタント
ECフォトアシスタントは月額制のサービスですが、無料トライアルも用意されているため、まずは無料で使ってみることが可能です。またWindows向けのインストール型ソフトですので、Windowsで使いやすいソフトを探しているという方にはおすすめです。
特にECサイトを運営していきたいという方におすすめしたいソフトになります。高度な撮影技術がなくても、高品質な商品画像を簡単に大量作成できることが魅力です。
AIカラーマッチング機能が搭載されており、実際の商品により近い色合いでの撮影ができますので、ユーザーのイメージを損なわない商品提供が実現できる強みがあります。
コラージュをしたい
画像編集ソフトを使ってコラージュをしたい、という方へのおすすめツールとして、「fotojet」を紹介します。
「fotojet」は多数用意されているテンプレートから気に入ったコラージュを選択し、編集を行うことができます。コラージュした画像を保存してデータとして活用することもでき、SNSなどでオンライン共有を行うことも簡単です。
コラージュを行えるソフトも多数ありますが、テンプレートや細かい調整ができるソフトやツールを選ぶことで、ストレスなく作業を行うことができるでしょう。
無料でも多くのテンプレートから、さまざまなデザインを行うことができますので、簡単に美しい画像を作成したいという方はぜひ一度お試しください。
モザイク・ぼかしをいれたい
画像の一部にモザイクやぼかしを入れる加工を行いたい場合、「PEKO STEP」を使用すると簡単に画像加工が可能になります。
PC操作に慣れていない方でも、基本的にドラッグアンドドロップ操作を行うことで、すぐにぼかし処理を行うことができるでしょう。加工・編集した画像はPC内にそのまま保存することができ、オンライン共有やデータ掲載が可能です。
スマホ・PC写真内に画像はめ込みなど
写真の中に画像をはめ込みたいという方には「smartmockup」をおすすめします。
「モックアップ」とは「模型」という意味を持ち、完成イメージに近いサンプルという状態を表す際に使用されます。「smartmockup」では完成イメージを具体的にするために、仮で画像をはめ込むなどの用途でよく使われているツールです。
Windowsでも使用することができる、スタンドアロンのアプリケーションです。使い始める場合49ドルの費用が掛かりますが、一回インストールしてしまえばその後も問題なく使用することができます。アプリ内では英語表記になりますが、風景写真などを多数用意しており、任意の画像を当てはめて保存できるツールです。
こちらのソフトはPhotoshopに最も似たソフトで機能も豊富です。
テンプレートサイズもあるので初心者がSNS用の画像編集を行うのにも最適です。
SNS向けの画像をつくりたい
SNSを利用したブランドの発信や、商品の紹介などが増えたなか、掲載する画像のビジュアルはとても大事な要素の一つです。そこでおすすめするのが「 Photopea」です。
こちらのソフトはPhotoshopに最も似たソフトで機能も豊富です。
テンプレートサイズもあるので初心者がSNS用の画像編集を行うのにも最適です。
文字入れ・スタンプをつけたい
画像への文字入れ、スタンプで装飾したいという方向けには再び「ZenFtotomatic」を紹介します。
切り抜きやトリミング向けのツールとしても紹介しましたが、このツールは画像への文字入れやスタンプツールとしても活躍しますので、2回目の紹介となります。
スタンプツールでは、画像内にロゴなどを入れることが可能です。事前にテンプレートとして作成したデータを保存しておくことで、複数の画像に同じテキストやスタンプを装飾することができます。
テキストツールとしては自由なテキストを画像に挿入可能です。好きな位置にテキストを入れたり、部分によって文字の大きさを変えたりなどの編集ができます。
高機能無料ツールで全般的な編集がしたい
無料でも高機能なツールを使いたいという方は、ぜひ「GIMP」を試してみてください。
「GIMP」では、高品質な編集機能やテンプレートを使用することができ、簡易的な編集ソフトと比べると、柔軟性の高い画像編集が可能です。
クオリティが高い分、操作に慣れていく必要がありますが、使いこなすことができればイメージに近い画像編集が可能になるため、高機能で全般的な編集がしたいという方は是非ご活用ください。
画像編集ソフトまとめ
画像編集ソフトは用途や機能によって多数存在しますが、目的とスペックが合ったソフトやツールを選ぶようにしましょう。実際に操作してみないと分からない部分もあると思いますので、無料ツールであればいくつかのツールを比較してみるとよいかもしれません。
当サイトでは画像編集関連の資料を掲載しております。以下のリンクからまとめてダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
☆画像編集の成功事例
画像編集ソフト関連記事
画像編集ソフトについて、まずは情報収集から始めたいという方は、ぜひ関連記事をご確認ください。さまざまなテーマでの記事を掲載しております。
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