LINE(株)が18日発表した『2021年下期における若年層の流行に関する定点調査』によると、『鬼滅の刃』が再び1位に躍り出たほか、複数のマンガ・アニメが10位以内にランクイン。これから行ってみたいスポットは、『スーパー・ニンテンドー・ワールド』に注目が集まった。
アニメやマンガのタイトルが若年層トレンドとして注目
LINEは、スマホ専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営。全国の15歳~24歳の男女に、四半期ごとに同様のアンケートを実施している。21年下半期は9月(4721人)、12月(4730人)の2回の調査と、行ってみたい話題の名所・スポットに関する調査を試みた。
9月期と12月期を含めた結果では、9月期の1位に『東京リベンジャーズ』、12月期の1位に『鬼滅の刃』がランクイン。また、『呪術廻戦』は9月期も12月期もランクインしており、アニメやマンガのタイトルが、若年層トレンドとしては高い注目を集めていることが分かった。
最新の12月期で『鬼滅の刃』が1位となり、20年12月期の調査での1位以来、再び1位となった。2位は『なにわ男子』で、前回の33位から急上昇。5位、6位には『ポケットモンスター/ポケモン』と『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール』がランクインした。『BTS』や『ウマ娘 プリティーダービー』」どは、ここ最近の流行調査では常に10位以内に入っており、安定した人気がうかがえる。
女性はすべての年齢層で『なにわ男子』が1位に
男女別では『鬼滅の刃』が共通して上位となり、男性は23歳~24歳が最も高く1位。女性は19歳~22歳、23歳~24歳で2位となった。男性では全体でも上位に入っていた『ポケットモンスター/ポケモン』『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール』が、どの年齢層でも上位に入り、流行の様子がうかがえた。『ウマ娘プリティーダービー』や『Apex Legends』などのゲームタイトルも引き続き、男性10位以内にランクインしていた。
女性ではすべての年齢層で『なにわ男子』が1位に。高校生から大学生、社会人にあたる幅広い年齢層でランクインし、高い注目を集めたことが分かった。15歳~18歳、19歳~22歳では『コムドット』がランクイン。15歳~18歳では10位に『平成フラミンゴ』が入り、YouTuberの活躍も話題になっている様子がうかがえた。『なにわ男子』をはじめ、『BTS』『Snow Man』『NiziU』などのミュージシャン、グループなども10位以内にランクインしていた。
行きたいところは1位から5位までテーマパーク関連に
12月期の調査で、19年以降にオープンした新スポット、22年にオープン予定の最新スポットの中で、行きたいところを聴取。全体の1位から5位までは、すべてテーマパーク関連の施設だった。1位は男女とも、昨年3月にユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にオープンした『スーパー・ニンテンドー・ワールド』で、約5割。今秋オープン予定の『ジブリパーク』が続いた。
男性の2位はUSJのアトラクション『モンスターハンターワールド:アイスボーンXR WALK』、女性の2位は『ジブリパーク』。『東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル』は、男女ともに3位だったが、女性は5割弱と高く、5位の『ディズニーフラッグシップ東京』とともに、ディズニー関連スポットも高い人気ぶりを示していた。
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