2018.08.15 事件・トラブル
dアカウント乗っ取り1000件、ドコモ通販サイトで不正購入発覚
(株)NTTドコモは14日、ドコモの携帯電話利用者のdアカウントを乗っ取り、通販サイト「ドコモオンラインショップ」で『iPhoneX(テン)』などのスマートフォンを不正に購入する被害が約1000件確認されたと公表した。ドコモは不正購入が確認できた場合は代金の請求を見送り、また、間違えて支払ってしまった場合にも返金に応じるとしている。『iPhoneX』の料金は1台11~13万円(Appleの日本公式通販サイト)で、ドコモの被害額は1億円程度に上ると見られる。
すでに流出したID・パスワードの組み合わせから不正アクセスか
「ドコモオンラインショップ」には、7月下旬から不正に入手したdアカウントからのアクセスが1800件あり、このうち約1000件で不正購入があった。5日に利用者からドコモに「身に覚えがない購入履歴がある」という連絡があり、調査したところ、6日に不正購入が行われていることが発覚した。
ドコモによると、今回の不正購入にきっかけとなるID・パスワードなどのdアカウントの情報は、ドコモ側からは流出していないことが確認されている。他サイトのID情報など、すでに流出されているID・パスワードの組み合わせから、不正にアクセスしたと見られる。
ドコモでは、不正アクセス後、今回のリスト攻撃を防ぐ対策を実施。14日には、dアカウントを利用した不正ログインを防ぐため、ID・パスワードだけでなく、セキュリティコードの入力を求める「2段階認証」の利用を呼び掛けた。また、他社サービスとは異なるパスワードの設定、定期的なパスワードの変更、安易に予測できるパスワードにしないこと、パスワードを第三者に見られないようにすることなどを推奨している。
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