2019.10.01 ECモール
越境ECではカメラが10万円高く売れる?eBayとウリドキが提携
越境ECプラットフォーム「eBay」の運営日本法人であるイーベイ・ジャパン(株)は9月26日、CtoB中古品の買取プラットフォーム「ウリドキ」を展開する(株)ウリドキネットと業務提携したと発表した。
ウリドキネットの木暮康雄社長(写真左)と、eBayのビジネス開発部・岡田朋子部長
ウリドキは「ウェブ版『なんでも鑑定団』」
「ウリドキ」は中古商材を売りたい一般消費者と仕入れ業者を繋ぐプラットフォーム。同社の木暮康雄社長曰く「ウェブ版の『なんでも鑑定団』と思っていただければ」としている。中古市場ではフリマアプリが大きな存在感を放っているが「C2C市場では、単価が10万円を超える商品は流通が鈍くなる傾向になる。『ウリドキ』の強みはCtoBであり高額品の買取もスムーズにできること」(木暮社長)としている。
買い手がウリドキの査定画面でeBay実売価格を参照
今回の提携によって「ウリドキ」の査定管理画面で、買い手側は査定依頼品の「eBay」での実売価格を参照できるようになった。また、実売価格の参照からeBayのサイトにも遷移できるようになっている。eBayをまだ活用していないウリドキの買い手ユーザーがそのままeBayに登録→出品・販売することも可能だ。
「ウリドキ」の査定管理画面の一例。下部に
「eBayの実際の取引情報」として実売価格が表示される
9月26日からは、スマートフォン・カメラ・時計・ブランドバッグの査定依頼について「eBay」での実売価格を参照できるようになった。今後は実売価格を参照できる対象商品を随時拡充していく予定だという。
eBayでは日本市場よりカメラが10万円以上高いケースも!?
例えば、カメラでは日本での中古市場価格と比べて「eBay」の実売価格が10万円近く高くなるケースもあるという。今回の提携によって、ウリドキは買取数の増加やスピードアップを期待する。eBayは出品の増加を狙う。
▽関連記事
▽eBayの連載記事
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【EC事業者様向け】ECを最短で軌道に乗せる最新のソリューションとは?
-
2
2024年プライムデー速報
-
3
越境ECウェブインバウンド白書2024
-
4
EC売り上げを最大化するマルチチャネル商品戦略
-
5
ECでの商品購入に直結するデジタル広告の実態調査
ニュースランキング
-
1
楽天グループと日本ロレアル、パートナーシップ契約締結へ合意
-
2
年末年始に消費したいもの、「外食・旅行」の割合が増加
-
3
コスメ際「@cosme BEAUTY DAY」、限定アイテムなど最新情報を公開
-
4
モルカー×ゴディバのZOZO箱、ランダム梱包で配送開始…限定100万個
-
5
レシピと食材をセットに…Oisix「手作りおせち」の予約受付開始