【マルチチャネルペイメントサービス【VeriTrans4G】のご案内】導入事例
サービスエリアでのフードメニューの注文・決済をスマホで完結!
導入前の課題
導入後の効果
国際決済の導入時、決済代行会社と別の会社と契約が必要になる場合がある
DGFTは、銀聯ネット決済・Alipay(アリペイ)国際決済を一括導入可能。テナント様の契約負担を軽減
通常、サービスエリア内で複数店舗の商品を購入する場合、お店に都度並ぶ必要がある
「VeriTrans4G」の「PayNowID」機能で、複数店舗の商品を横断して注文・合算支払いを実現!
導入前の状況
カード決済と国際決済をまとめて導入できる点を評価
2018年のサービス検討開始当時、外国人の観光客が増加したことに伴い、高速道路を利用する外国人のお客様が増加しましたが、サービスエリア・パーキングエリアのフードコートでの多言語対応が遅れていました。そこで、お客様がサービスエリアやパーキングエリア内のフードコートで食事をする際、メニュー選びから支払いまでをスマートフォンで完了できるモバイルオーダーサービスアプリ「Fika(フィーカ)」の提供を開始しました。
DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)に問い合わせたきっかけは、サービス構築にあたり、すでにモバイルオーダーサービスを手掛けている事業者に協力を仰ぐのが良いだろうと考え、「O:der(オーダー)」という次世代店舗創出プラットフォームを提供する株式会社Showcase Gigに相談をし、コンサルとアプリ開発をお願いすることになりました。アプリへの決済機能の実装のためShowcase Gigから決済代行会社を数社紹介されたのですが、その中にDGフィナンシャルテクノロジーがありました。
DGフィナンシャルテクノロジーを選定したポイントは、インバウンド対応でキーとなる銀聯ネット決済、Alipay(アリペイ)国際決済が一括で導入できる点です。ある決済代行会社ではAlipay国際決済を導入するために、また別の会社と契約しなければなりませんでした。決済代行会社と契約するのはテナント様になりますので、契約先が増えるとその分契約手続きの手間も増えテナント様の負担が増加します。クレジットカード決済と併せて国際決済を一括で導入できることでテナント様でのスムーズなサービス導入に貢献できると考えました。
導入効果
感染症対策の観点からキャッシュレス決済のニーズが高まっている
「Fika」の利用方法は、まずお客様に「Fika」に氏名、メールアドレスやクレジットカード情報などを入力、会員登録いただきます。お客様がサービスエリアに到着すると、GPS情報により該当のサービスエリアのフードコードのメニューがアプリに表示され、お客様は車の中やフードコートの座席から注文および決済が可能となります。さらに、商品の出来上がりもスマホに通知されます。
「Fika」は、レジや券売機に並ばず注文が可能で、複数の店舗のメニューがまとめて注文・決済ができます。フードコートのテナント様にとっても、接客にかける時間を削減できることや、お客様がスマホの画面でじっくり検討していただけるため、売上の向上が期待できること、さらに、言語別に売上のデータ分析も可能となり外国人向けのメニュー開発に役立てていただけるなどの特長があります。
サービスエリア内の複数店舗の商品をまとめて注文・支払いできることは「Fika」の大きなメリットのひとつですが、本機能をDGフィナンシャルテクノロジーの総合決済サービス「VeriTrans4G」の「PayNowID」という機能によって実現できました。
「PayNowID」とは、複数サービスを横断利用するために、会員IDを共有ID化する機能です。アプリを利用するお客様に固有の会員IDを付与し、会員IDにお客様のクレジットカード情報を紐づけることで、お客様は複数のテナント様のメニューを横断して支払いできるようになっています。
サービスを開始したのが、コロナ禍の影響が色濃い2020年10月であったため、サービスの企画当時の目的だったインバウンド対策の効果はまだ測れていません。しかし、感染症対策として日本人のお客様にもキャッシュレス決済のニーズが高まったことに加え、テナント様からはオペレーションの効率化につながることや新しい販売チャネルとして期待していただき、複数のテナント様から本サービスを導入したいというお声をいただいています。
今後の展望
テイクアウト、物販での利用シーン拡大に向けて、決済手段拡充を検討
現在、「Fika」を利用できるサービスエリア・パーキングエリアは中日本が中心となっていますが、今後は全国でご利用いただけるよう、利用できるサービスエリア・パーキングエリアの数を拡大していきたいと思っています。そのためにはテナント様のサービスのお申込みから稼働までのスピード感が重要となってきますので、DGフィナンシャルテクノロジーにも加盟店審査等、稼働までの手続きを迅速に行えるように協力をお願いしたいですね。
本アプリの利用者数はサービス開始してから日が浅いこともあり、じわじわ増えている状況ではありますが、もっと多くのお客様に利用いただくためにメディアへの掲載やWebサイトでの紹介、サービスエリア内のサイネージ、ステッカー、チラシ等を活用して周知活動を進めていきます。
また、現在はフードコートでの利用が中心となっていますが、徐々にテイクアウトでの展開も進めていますし、今後はお土産など物販の商品も本アプリで注文・購入できるようにしたいと考えています。幅広いシーンでお客様に利用していただくためには、アプリ内で利用できる支払い方法を増やしていく必要があり、特に近年利用者が増えているコード決済の追加が急務と考えていますので、DGフィナンシャルテクノロジーには新たな決済手段の提案とスムーズな導入支援を期待しています。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社NEXCOシステムズ |
---|---|
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿六丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー25階 |
代表者 | 代表取締役社長 久保田 修 |
企業概要 | 料金系計数管理業務 情報システム開発業務 情報システム運用保守業務 NEXCOグループ支援業務 |
設立 | 1975年6月19日 |
従業員数 | 460 |
事業内容 | NEXCOグループ各社の基幹システムの開発・運用 |
ホームページ | https://www.nexco-sys.co.jp/ |