【】導入事例
水着ECサイトをレスポンシブ化でUI/UX改善!スマホ経由CVアップで売上2倍
導入前の課題
導入後の効果
ECサイトをPC向け中心に構築しており、自動変換を使ってスマホ対応していたがUI/UXが良くなかった
ECサイトをレスポンシブwebデザイン化しUI/UXを劇的に改善。スマホ経由の売上がアップし売上2倍を達成
ASPの制約でデバイス別の分析環境が整っておらず、デバイス毎のCV測定ができていなかった
「aishipR」の標準搭載の売上集計機能で、デバイス別の顧客行動分析ができるようになった
ASPの制約でスマホ向け広告の効果測定や検証を満足いく形でできていなかった
「aishipR」の標準搭載の広告効果測定機能で、デバイスごとの広告効果測定・検証ができるようになった
導入前の状況
スマホ経由のアクセス3.5倍も離脱・カゴ落ち続出?スマホサイトUI/UXに課題
2010年3月に再構築した以前のサイトはPC・モバイル(ガラケー)のみ対応していました。当初はPCを中心に構築しモバイルはサブとして運用していまし。2012年春頃からスマートフォンからのアクセスが増加し、対応が必要となりコンバーター(自動変換)を使ってとりあえずの対応をしていました。
しかしコンバーターでのスマホサイトははっきりいってUI/UXが良くなく、ユーザーにとっては「商品が探しにくい」「決済ページもわかりにくい」といった購入しづらいもので、デザインや機能面などインターフェイス性に満足のいくものではありませんでした。
スマホからのアクセスは想定以上に伸びていたにもかかわらず、受注はそれに伴った増加が見られず大きくページ離脱やカゴ落ちをしている可能性がありました。(参考:2013年4月~9月 スマートフォンアクセス数が前年比で355%を記録)
また効果測定についても、以前のカートASPではGoogle Analyticsによるデバイス毎のコンバージョン(購入)が測定できなかったのと、ASP管理画面上からもどの購入がスマホからなのか、ガラケーからなのか、またPCからなのか、タブレットからなのかきちんとした測定ができず、PDCAを回すことができませんでした。
このような環境変化がなければ、以前のASPでECサイト運用をあと数年はカスタマイズ対応しながら継続使用する計画でした。しかし世の中のトレンドはスマートデバイスに急速に移行し、ユーザービリティの悪い状態で水着の需要が高まる時期を逃すわけにはいかない状況になりました。
広告については、今まではオーバーチュア、リスティング広告を中心におこなっていました。繁忙期である6月、7月はディスプレイネットワークにも配分し効率的に広告展開を行っていましたが、カートASPの制約でスマホの広告効果測定や検証が満足のいくものができていませんでした。
マルチデバイス対応が出来ることを大前提に、「システム変更をなるべく行わずに済む」「時代の変化に柔軟にバージョンアップ対応力が高い」ASPに切り替える完全リニューアルを決断しました。
導入効果
スマホ経由CVアップし売上2倍!AmazonPayも大きな武器に
「aishipR」の導入でECサイトをレスポンシブ化したことにより、スマホ経由のCVがアップし売上高が前年比200%となりました。
導入の決め手は完全レスポンシブWebデザインでECサイトを構築できるASPが「aishipR」だけだったからです。導入前、スマホのアクセスが伸びているにも関わらず、売上に繋がっていませんでした。マルチデバイスへきっちりと対応しなければと思い、情報収集をするなかで「aishipR」のレスポンシブWebデザインのセミナーに参加しました。そこから、今後のWebのトレンドや、レスポンシブWebデザインの魅力などを伺い、理解を深めていきました。
導入を決めた背景には「aishipR」の「ユーザー側の利便性」「管理のしやすさ」に魅力を感じたという理由もあります。それぞれのデバイスで最適表示される、というのはユーザーの満足度向上につながります。管理のしやすさでは、TOPはもちろん、商品ページ、ランディングページなど更新が圧倒的に効率化できると感じました。マルチデバイスでECサイトを運用をしていく上で、更新作業が楽になり、売上分析や企画、プロモーションを疎かにすることなく事業を運営していけるのは魅力でした。
また他のASPではカスタマイズに制約があることも多いのですが、弊社がaishipRで実現したい機能などを独自カスタマイズで実現することができるのも大きなポイントです。幅広く世の中に必要とされる機能が定期的なバージョンアップで追加されたり、カスタマイズできるのは非常に助かっています。
サイト移行の作業もスムーズでした。予定通りのリニューアルオープンができ、旧サイトからのデータの引っ越し作業も制作担当パートナーとaishipRのサポートの方と連携をし、タイトなスケジュールながら大きな問題もなく移行することができました。一元管理システムとの連携も充実しており助かりました。
aishipRの特徴に「ワンページカート」という決済完了まで画面遷移させない機能があります。特にスマホユーザーは「簡単に」「早く」購入を完了したい傾向があるので、この機能は今後重要になってくると思います。
また決済方法ではAmazonPayも重要です。Amazonアカウントさえあれば住所やカード情報をわざわざ入力する必要もないので、スマートフォンユーザーにとっては購入率を最大化させる大きな武器になります。
aishipRの管理画面や機能的なことはもちろんですが、JavaScriptやレスポンシブWebデザインの構築の基本も丁寧に教えていただいたので助かりました。他のASPに比べ、マニュアル的な対応をされなかったのはサポートの大きな魅力の1つです。
今後の展望
ユーザーにより便利で満足してもらえるECサイトへ
「三愛水着楽園」に興味をもってサイトに訪れてくれたユーザーに対し、魅力的な商品の提案やサービスを提供を目指していきます。今まで以上に便利で商品を探しやすく、気持ちよく買い物ができ、お得な情報が得られるサイトを作っていきたいです。
これからもO2Oで店との連携機能をaishipRのカスタマイズによって実現していければと思います。実店舗との連携機能をもっと強化していきたいですね。ファッション系ではO2Oの流れは大きいと思います。顧客の一元化を通して、更に便利にお買い物をしていただける仕組みを作りたいと思います。さらにカスタマイズで売上管理や分析機能を強化し、マスでのマーケティングではなく、個のマーケティングを目指し、顧客のファン化を進めていきたいと思います。それにはリアルだけでは難しいので、Webと連動させたシステムを作っていきたいです。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社Ai(三愛水着楽園) |
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本社所在地 | 〒 111-8540 東京都台東区柳橋1-23-6ワコール浅草橋ビル8階 |
代表者 | 代表取締役 伊藤 哲郎 |
企業概要 | 70年間時代をリードしてきた銀座三愛から(株)ワコールの傘下となった【ファッション水着国内No.1のシェア】を持つEC実施企業。実店舗数は34、売上高は約36億円(20年5月期)。 |
設立 | 2015年4月1日 |
従業員数 | 172 |
事業内容 | 水着・下着・ヨガ関連商品の販売 |
ホームページ | https://www.san-ai.com/resort-eshop |