2014.12.25 コラム
EC 利用時の情報源で最も利用しているのは、「口コミサイト」35.9% (2013年度 経済産業省調査)
久保京子の「ネットショップCS情報局」より
前回の記事では、経済産業省「平成25年度我が国情報経済社会における基盤整備」 (電子商取引に関する市場調査)の結果より、2013年の国内EC利用頻度・機器・金額・購入商品・支払方法を取り上げました。 今回は、以下を確認します。 ・ ECの利用時の情報源 ・ EC利用時のサイト選択基準 過去1年間(2013年1月~2013年12月)にECを利用したことのある、EC利用者についてのアンケートデータです。 ●EC 利用時の情報源で最も利用しているのは、「口コミサイト」で35.9% 「口コミサイト」は、2010 年度より1位だが、2012 年の39.1%より、3.2ポイント減少した。 2位は、「インターネット広告」(31.5%:0.9ポイント増)、3位は、「検索エンジンによる検索結果ページ」(29.7%:2.9ポイント減)の順となっている。 その他、減少傾向にあるのは、「商品提供事業者のホームページ」(24.1%:8.1 ポイント減)、「実店舗店頭」(14.6%:5.9 ポイント減)、などの項目が 2012 年より減少している。 その他の項目は、前年から大きな変化はなかった。
●EC サイト選択基準は、「価格」と「商品数」 選択基準の最多は、「価格が安い」(67.7%:3.1ポイント増)、が最も多く、以下「商品数が豊富である」(56.8%:8.5 ポイント増)、「商品の検索/絞込みができる」(35.8%:5.2ポイント増)、の順となっており、いずれも2012 年より上昇している。 一方、「送料がかからない/安い/割引になる」は(33.3%:2.4ポイント減)。 その他項目では大きな変化は見られない。
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平成25年度我が国情報経済社会における基盤整備(電子商取引に関する市場調査) 報告書 (H26.8.26 経済産業省)
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久保京子
内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格 消費生活アドバイザー 株式会社フィデス 代表取締役社長 事業内容:ネット通販向け広告法務、Webユーザビリティ、ユーザー調査 WEBサイト:ネットショップのCSを高める情報発信中!/『ネットショップCS情報局』 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【過去のコラム】 ECの購入商品の物販1位は「食品、飲料、酒類」55.2% (2013年度 経済産業省調査) 未成年者の「詐術」の判断基準「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」改訂。(平成26年8月 経済産業省) 「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」改訂 2013年のBtoC-EC市場規模は11兆1,660 億円(対前年比117.4%)(経済産業省調査) スマートフォン特有の消費者とのトラブル事例と対策のヒント
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