2016.03.08 コラム
アマゾンでNYの冬も快適!『Prime Now』体験レポ…NY通信(7)
『Amazon Prime Now』体験レポート
お久しぶりです。NYからEC関連の話題をお届けしているライターの公文紫都です。 昨年8月に出産し、少しの間お休みを頂いていました。今月からまた月に1回、NY通信をお届けします。
今回は、Amazonのサービスを使い分ければ、極寒の(というほど、今年は寒くないのですが……)NYでも快適に過ごせる! というお話です。 今私が使っているAmazon関連のサービスは、主に4つあります。
■スピードを求めるなら『Amazon Prime Now』
1つは、先日日本でも始まった『Amazon Prime Now』。米国では7.99ドルの配送料を払えば、注文から1時間以内で商品を届けてくれます。しかも、1時間以内でなくても良ければ、配送料は無料…!! これは使わない手はないですね。
「10時~12時」など、2時間の範囲で配送時刻を指定できます。 私は「水」「猫缶」といった重い物から、「ティッシュ」「トイレットペーパー」などの、かさばるものまで、週に1〜2回程度はAmazon Prime Nowを利用し、購入しているほどのヘビーユーザーです。魅力は、とにかく早く到着すること! 朝起きて水がないことに気づく→すぐに注文し2時間以内に受け取り、というような使い方をしています。 ニューヨークでは昨年末にアルコールも配送対象になったので、12月中旬に自宅で開いたクリスマスパーティーでも早速活用しました。
それでは体験レポートです。
■Prime Now登録の仕方
まず、このサービスは、『Amazon Prime Now』という名称がついているくらいなので、Amazon Prime会員(年会費99ドル)のみが対象となっています。 Prime Nowを利用したい会員は、『Amazon Apps』『App store』『Google Play』のいずれかから、専用のスマートフォンアプリをダウンロードします。
■注文方法
アプリをダウンロードすると、商品一覧ページが表示されるので、この中から欲しい商品を選びます。 (Nobuhiroは私の夫の名前です笑)
15ドル以上からの注文しか受け付けていないので、少し多めに注文する必要があるのが、ちょっと厳しい… 私は水や、生活雑貨をまとめて注文し、15ドル以上になるよう調整しています。
注文が完了したら、1時間以内の配送を希望するかどうかを選びます。1時間以内でなければ無料!!なので、よほど急いでいない限り、1時間配送は選ばなくても良いかと思います。ちなみに私は、1時間以内を選んだことはありません(笑)。
■料金について
配送は、日本で言う「出前」の感覚に近いです。 標準の配送料以外にも、ボトルなど重いものの場合には「Bottle Fee(ボトル取扱料)」や、チップなどの追加料金が必要になります。
ちなみにBottle Feeは、750mlの瓶10本だったら、50セント程度。ロジックはよく分からないのですが、注文量に応じて、料金が増えていく仕組みになっているようです。 チップは標準で「5ドル」となっていますが、もちろん変更も可能。私はだいたい50ドル分ほど注文することが多いので、そのままの「5ドル」を選んでいます。
■商品が届くまで
後は、実際に商品が届くのを待つだけ! 面白いのは、商品を運んできてくれる人が、現在どのあたりにいるのか、リアルタイムに確認できるところです。 タクシー配車サービスの「UBER」と似ていますね。 「あ、うちのそばまで来たから、そろそろ支度しておこうーっと」 「まだ当分来る気配はないから、シャワー浴びちゃおう!」など、時間の予測がつけられる分、待っている時間も有効活用できるのがイイ♪
だんだん近づいてきていると分かったり、 あれ?離れた?迷ってるのかな? それとも、他のところにも寄っている? と憶測を立ててみたり。 どちらにしても、ピッタリ指定時間帯に到着するので、かなり感動します。到着前には、テキストメッセージも届きます♪
こちらが実際に届いた荷物。
「Amazon Prime Now」のシールが、激しく自己主張しています。
■商品の届け方
私はボトル詰めの水を10本まとめて頼んだりするので、かなり重いはず。 配達してくれたお兄さんに、「どうやって来たの?」と聞いてみると、「自転車」という回答もあれば、「車」という答えも。なかには「地下鉄」という方もいました。どうやって荷物を届けるかは、その人次第なのかもしれませんね。 最近は配達員の人は、Amazonの上着を着て届けに来てくれるようになりました。
■まとめ
「5ドル」のチップをどう考えるかがポイントかなと思うのですが、私が日頃Amazon Prime Nowで買っているお水は、近所のスーパーで買うよりも、若干安めです(同じブランドの同じ商品ですが、Amazonの方が安い)。 なので数本だと、チップの関係でスーパーの方が安くつくのですが、10本まとめて買うと、5ドルのチップ&Bottle Feeを合わせても、ほとんど同じ値段。 お水は重いし、今の時期は寒いし…と考えると、明らかにAmazon Prime Nowで買った方が、お得感がありますね。
(公文紫都)
※体験レポートは「HANDS LAB米国EC・小売 HOT NEWS!【1】から
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