2016.11.18 調査・統計
1年間で利用した通販、ネットが98%・カタログは13%
(公社)日本通信販売協会(JADMA)が17日発表した「ジャドマ県民通販大調査」レポート第1弾によると、1年間で利用した通信販売の種類は、1位が97.9%で「インターネット通販」となり、2位の「カタログショッピング」(13.2%)を大きく引き離した。
同調査は直近1年で通販を利用したことがある20~60代の男女1万人(各県200人・人口が多い都道府県は300人)を対象にしたインターネット調査。調査期間は9月9日~13日。
1年間で利用した通販の種類は、1位が「インターネット通販」(97.9%)、2位が「カタログショッピング」(13.2%)、3位が「テレビショッピング」(7.2%)、4位が「ちらしやダイレクトメール」(4.4%)、5位が「新聞広告」(3.3%)、6位が「雑誌広告」(2%)、7位が「ラジオショッピング」(1.5%)となった。都道府県別では、広島がネット通販利用率100%でトップとなったが、最も低い割合の山形県でも92%台で、都道府県で大きな差がなかった。
1年間の通販利用額は、全国平均額が8万8379円。都道府県別では、「東京」がトップの11万4025円、2位が「千葉」で10万9750円、3位が「宮城」で10万7188円、4位が「京都」で10万6125円、5位が「埼玉」で10万4792円となった。最下位の47位は「石川」で7万488円だった。
通販の利用回数が「月に2~3回」以上の「通販ヘビー層」は、「東京」が1位で47.7%、2位が「京都」で46%、3位が「宮城」「奈良」の45%となった。
スマートフォンでのネット通販の利用が多いのは、1位が「沖縄」(44.5%)、2位が「佐賀」(43.1%)、3位が「宮崎」(41.3%)となった。最下位は「北海道」(14.8%)だった。全国平均は28%だった。
PCでの通販が多いのは、1位が「北海道」(82.7%)、2位が「愛知」(79.4%)、3位が「埼玉」(78.9%)だった。最下位は「沖縄」(51.8%)で、全国平均は68%だった。
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