楽天リサーチ(株)が16日発表した「ハロウィーンに関する調査」によると、ハロウィーンに参加する人がかける予算の平均は3387円で、グッズの購入先は「100円ショップ」(53.6%)が最も多く、次いで「通販サイト」(24.7%)を選ぶ人が多いことが分かった。
ハロウィーンに抱くイメージは男女間に差も
同調査は、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)のうち、全国の20代から60代の男女1000人を対象にしたインターネット調査。調査期間は9月15日~16日。
ハロウィーンがどのようなイベントか知っているかどうかを聞いたところ、「知っている」(正確に知っている+何となく知っている)が84.8%となり、昨年の82.8%から微増した。
ハロウィーンのイメージについては、「カボチャ」(69.7%)と答えた人が最も多く、次いで「海外のイベント」(67.4%)、「仮装・コスプレ」(63.3%)、「お菓子」(50.1%)の順に。男女別では、「仮装・コスプレ」(男姓:53.8%、女性:72.8%)、「お菓子」(男性:39.4%、女性:60.8%)となり、ハロウィーンに抱く印象に男女差が見られた。
ハロウィーンが日本で定着したかについては、47.8%の人が「定着した」と回答。さらに「定着した」と回答した人に、定着した時期を尋ねたところ、「3年前ぐらい」(43.1%)、「5年前ぐらい」(36.0%)との回答が得られ、約8割の人が3~5年前ぐらいに定着したと感じていることが分かった。
今年のハロウィーンについては、全体の76.5%が「特に何もする予定はない」と回答。「自宅にハロウィーンの装飾を行う」(7.1%)、「自分以外(子どもなど)を仮装させる」(6.4%)、「ハロウィーン用の料理(お菓子なども含む)を作る」(5.2%)は少数派だった。
イベント参加時のSNSアップ率は45.6%
ハロウィーンのイベントに参加した場合、イベントをTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSにアップするかについては、「アップする」(絶対にアップする+おそらくアップする+気が向いたらアップする)人の割合は45.6%に。「アップしない」(おそらくアップしない+絶対にアップしない)人の合計29.0%を上回る結果となった。
自分が仮装する場合、何に仮装するかの質問では、「仮装したくない」(53.1%)が過半数で最も多く、「魔女・魔法使い」(18.8%)、「ゾンビ・吸血鬼」(8.8%)、「お化け」(7.5%)と続いた。
また、ハロウィーンに使用するグッズの購入先については、「100円ショップ」(53.6%)が最多に。次いで「インターネット通販サイト」(24.7%)、「スーパー」(17.9%)、「ホームセンター」(13.6%)の順になった。
ハロウィーンに参加すると回答した人に、今年のハロウィーンにかける予算について聞いたところ、「1円以上から2000円未満」(36.2%)、「2000円以上から4000円未満」(23.4%)、「4000円以上から6000円未満」(13.6%)の順に。中には「0円」(12.3%)という回答もあるなど、全体としてあまりお金をかけずに楽しむ傾向が見られた。平均金額は3387円(男性:3949円、女性:2985円)。
他にも、ハロウィーンに食べたいカボチャ料理について聞いたところ、「スープ」(31.5%)との回答が最も多かったほか、「プリン」(30.7%)、「パイ」(29.6%)、「グラタン・ドリア」(28.1%)、「ケーキ」(27.7%)など、洋食のメニューが上位を占めた。
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