(株)千趣会が26日発表した「2018年一人暮らしの準備」に関する調査結果によると、一人暮らしをしている、または一人暮らしを予定している人のうち、通販で家具を購入した(する)と答えた人の割合は、36.5%にのぼることが分かった。
同調査は、全国の20歳代の男性207人、女性207人(計414人)を対象としたインターネット調査(調査機関:マクロミル)によるもので、調査期間は2月10日~13日。
一人暮らし中の人は「ネット購入」や「まとめ買い割引」で準備費用を削減
属性Aは、3カ月以内に一人暮らしの予定がある人(104人)で、一人暮らし用に家電・電子機器・家具・雑貨(キッチン・トイレ・バス・インテリア)などのアイテムを購入する予定がある人、属性Bは、3年以内に一人暮らしを始めた人(310人)で、何らかのアイテムを購入したことがある人となっている。
一人暮らしを始める人に、一人暮らしのアイテムを準備する際に不安に思っていることは、最も多かった回答が「費用がかかる」(87.5%)で、次に「何が必要か分からない」(35.6%)、「適切な費用が分からない」(33.7%)と続いた。このうち女性は「(家まで)運ぶのが大変」(42.3%)が2番目に多かった。
これに対し、すでに一人暮らしをしている人は、「必要なものから買う」「ネットで調べて安いものを買ったり、お店でまとめ買いをして安くしてもらった」といった方法で、「費用がかかる」という問題に対処したと答えている。
続いて一人暮らしを始める人に、本当に必要なのかと購入に悩むアイテムについて聞くと、最も多かった回答が「観葉植物」の23.1%で、次いで「乾燥機」(21.2%)、「空気清浄機」(21.2%)、「プリンター」(20.2%)の順に多く回答した。
一方、一人暮らしをしている人に、要らなかった思ったアイテムを聞くと、「特にない」が69%で最も多かったものの、男性を中心に「冷蔵庫」(5.8%)、「炊飯器」(5.5%)との回答が上位に。その理由として「冷蔵庫=外食が多い」、「電気ポット=お湯はやかんで沸かせる」「ソファ=邪魔になった」などの答えが上がった。
さらに、一人暮らしに必要な家具の予算と実際にかかった金額を聞いたところ、当初は67.7%の人が10万円未満を予算としていたが、実際に10万円未満に収まったのは57.1%だったことが判明。予算外の出費があったことが分かった。
一人暮らし準備の家具購入場所は実店舗が78%
家具をどのような方法で購入した(購入する)かについては、今後の購入予定も含めて、78.7%が「実店舗のインテリアショップに行って購入」との答えが最も多く、次いで「通信販売で購入」(36.5%)、「知人または親類から譲ってもらう」(15.9%)の順に多かった。
千趣会の通信販売事業ベルメゾンでは、新生活にまず必要なインテリアアイテムを取り揃えたシリーズ商品「トリコレ」を展開。4月25日までの期間中、「新生活応援キャンペーン」を実施し、1回の注文で5万円以上(税込・対象商品を1点以上含む)を購入した人の中から5人に1人にベルメゾン・ポイント1万ポイントを、1万5000円以上(同)以上購入した人の中から抽選で8人に1人に2000ポイントをプレゼントする。さらに4月17日まで「家具・収納」大型商品の送料無料キャンペーンを併せて実施する。
■「トリコレ」
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