2018.12.26 ECモール
Amazon、19年からFBA手数料値上げ・保管手数料は値下げ
アマゾンジャパン合同会社はこのほど、19年のAmazon.co.jp「フルフィルメント by Amazon(FBA)」の料金体系・手数料について発表し、人件費と輸送費の変動に伴いFBA手数料を増額する方針を明らかにした。また、在庫保管手数料は最大で45%引き下げる。
4万5000円以上の商品の手数料免除は廃止
FBA配送代行手数料は、19年2月21日出荷分からFBAのサイズ区分を業界標準に沿って変更。梱包を含む商品の長さ/幅/高さの合計値と、サイズ帯ごとに規定された重量しきい値によって、小型/標準/大型サイズに区分する。さらに、サイズ区分ごとに規定された寸法しきい値により、FBA配送代行手数料を適用する。
たとえば、小型サイズ(25×18×2cm未満・250g未満)は226円、標準サイズ(45×35×20cm未満・9kg未満)は0~2kg:360円、+1kgごとに6円、大型区分1(45cm×35cm×20cm以上100cm以下)は622円となる。なお、価格が4万5000円以上の商品のFBA手数料免除については廃止される。
【FBA配送代行手数料】※手数料はすべて消費税込
在庫保管手数料は15~45%引き下げ
在庫保管手数料では、19年2月1日在庫分からサイズごとに異なる在庫保管手数料を適用。1月~9月の小型/標準サイズ商品の在庫保管手数料を35%、大型商品の在庫保管手数料を45%引き下げる。また、10月~12月の大型商品の在庫保管手数料を15%引き下げる。
【表:在庫保管手数料】
長期在庫保管手数料では、19年2月15日出荷分から保管期間が365日以内の在庫について手数料を廃止。ただし、保管期間が365日を超える在庫については、従来通り2月15日に手数料を請求する。また、19年8月15日以降、保管期間が365日を超える在庫については、長期在庫保管手数料の請求頻度を「年2回」から「毎月」に変更。1回の請求額は従来の10分の1程度となる。他に、商品1点あたり月額10円の「最低長期在庫保管手数料」を新設し、長期在庫保管手数料あるいは最低長期在庫保管手数料のうち、どちらか高い方を適用する。
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