2019.02.13 ECモール
京東、中国⇔ウガンダ越境ECで陸海空の低温配送を実現
中国のEC大手「京東商城」(JD.com)を運営する京東集団は12日、中国で初めて中国-ウガンダ(アフリカ)間の越境ECで、陸・海・空輸送の全行程にコールドチェーン(低温配送)を導入したと発表した。越境ECでの生鮮食品の輸送では、コールドチェーンによる品質管理が重要視されている。
果鋭科技との連携で中国⇔ウガンダのコールドチェーンを実現
今回のコールドチェーン導入は中国-アフリカ間でクロスボーダーサプライチェーンを持つ果鋭科技(グォルイカジ)との連携により実現。アフリカ政府および現地ブランドの協力のもと、果鋭科技の越境サプライチェーンと京東物流の中国保税物流・倉庫・国内配送網を連動させることで、流通効率最大化の実現を目指している。
同社では越境ECサイト「京東海囤全球(ジンドンカイトンゼンキュウ)」で、ウガンダ産天然ドライマンゴーとケニア産コーヒーを販売。アフリカ諸国には新鮮な果物、ナッツやドライフルーツ、コーヒーなど、中国市場に出回っていない高品質な製品が数多く存在しており、コールドチェーンの活用により品質を確保した状態での長距離輸送が可能となる。今後京東では、自社の品質管理システム、マーケティング、サプライチェーンを通じて、アフリカ製品の中国市場参入およびアフリカ諸国の経済発展を支援する。
「京東海囤全球」は、越境ECモール「京東全球購(ジンドンゼンキュウコウ)」(JD World wide)の名称を18年11月19日付で変更したもの。取扱ブランド数は約2万、SKUは1000万以上。世界70カ国以上からの現地買い付けや、メーカーと直接やりとりするビジネスモデルなどに重点を置いている。また、京東の物流システムを活用することにより、海外の優良製品を短期間で輸送し、中国消費者に提供している。
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