2022.08.13 コラム

【2022年8月最新版】ECショッピングモールとは？最新動向は！？

　ネットショップを開業するにあたって、まず知っておかなければいけないのがECショッピングモールです。各ショッピングモールには、それぞれ違った集客の強みがあり、ネットショップ初心者にとって最初の大きな壁となる集客の部分をサポートしてくれます。この記事では、ECのショッピングモールとは何か、どんなショッピングモールがあるかについて説明していきます。そして、ショッピングモールの最新動向までお伝えします。(2019年6月初出/2022年8月改稿)

EC・通販業界地図～ECモール編～2021年上半期版

ECショッピングモールって何？

　ECのショッピングモールとは、ありとあらゆる商品・商店がウェブ上に集まっているものです。正に「イオン」やデパートなどのようなリアル店舗でいう「ショッピングモール」のウェブ版といえます。誰もが知っている「Amazon」や「楽天市場」もECショッピングモールと呼ばれます。楽天市場はインターネット黎明期ともいえる97年から始動しており、ECショッピングモールの歴史はすでに25年以上になります。

　ECショッピングモールには、それぞれ商品単位で販売ができる「出品型」と、お店単位で販売が可能になる「出店型」があります。商品在庫をまるまる預けて「委託販売」という形式をとるショッピングモールもあります。出店・出品料金はショッピングモールごとに異なっており、月額固定費があるものから販売手数料がかかるものまで多岐に渡ります。

ECショッピングモールのメリット

　 ECショッピングモールのメリットとして、まず「集客力」があげられます。自社ECサイトの場合は、サイトに人を集めるために広告などの施策を行う必要があります。少なからずコストと時間がかかることが考えられます。

　ECショッピングモールは、モール自体に集客力があるため、モール内に店舗を開設することで多くのユーザーの目に止まる可能性が高くなります。自社ECサイトを立ち上げるよりも集客にかかる負担を大きく軽減することができるでしょう。

　その他、ショッピングモールはユーザーからの信頼性も高く、初心者でもECからの利益を上げやすいのもメリットです。

ECモールとは具体的にどんなものがある？

　ＥＣのショッピングモールの種類は大きく、「総合系」「ジャンル特化型」「越境EC系」に大別できます。その一例をご紹介します！

・総合系

・Amazon.co.jp（アマゾンジャパン合同会社）
・楽天市場（楽天株式会社）
・Yahoo!ショッピング（ヤフー株式会社）
・ポンパレモール（株式会社リクルート）
・auPAYマーケット（auコマース＆ライフ株式会社）
・Qoo10（eBay Japan）

総合ECモール売れ筋ランキング比較調査- 2021年年間総合ランキング-

楽天(運営：楽天株式会社） Yahoo!ショッピング（運営：ヤフー株式会社） au payマーケット（※）（運営：ａｕコマース＆ライフ株式会社）ポンパレモール（運営：株式会社リクルートライフスタイル）主要４ＥＣモールにおける2021年年間総合商品売り上げトップ10ランキングの調査資料です。 ※：2020年5月21日から、「au Wowma! (エーユーワウマ)」は「au PAY マーケッ....

・Amazon.co.jp（アマゾンジャパン合同会社）

→言わずと知れたECモール大手Amazon.co.jp 。通常配送送料無料・注文商品は最速で当日到着を売りに拡大。プライム会員制度なども充実している。商品単位による「出品型」のECモール。

Amazon「プライムデー」の商品購入総額が270億円以上に、最高記録を更新

Amazonは12日から13日にかけて、Amazonプライム会員のための年に一度のビッグセール「プライムデー」を開催した。今回のプライムデーで節約された金額は、これまでの中でも最高の総額270億円以上と....

・楽天市場（楽天株式会社）

→言わずと知れた国内ECショッピングモール大手・楽天市場。三木谷浩史会長兼社長は新経済連盟のトップも勤める。お店そのものを出品する出品型で展開するECモール。出店店舗数は４万店舗を超えている。楽天スーパーポイントによるお得施策も特徴の一つ。

楽天が創業25周年、劇的な成長に向けた「Vision2030」を発表

楽天グループ（株）が14日に都内の会場で開催した「創業25周年記念レセプション」で、同社の三木谷浩史社長が創業からこれまでの25年を振り返り、2030年に向けた3つのビジョン「Technology」「Talent」「Sustainability」や今後の目標、戦略な....

・Yahoo!ショッピング（ヤフー株式会社）

→ヤフーが展開する総合ショッピングモール。出展型の形態となっており、一時は「出店料無料」を打ち出し業界内で大きな話題を呼んだ。年々流通額が上がっている。

『PayPayモール』を『Yahoo!ショッピング』に統合、2モールの強みを融合

ヤフー（株）は6日、運営する「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」の強みをかけ合わせた、新生『Yahoo!ショッピング』へ10月に統合・リニューアルすると発表した。送客分散の課題解消とともに、よりシンプルで探しやすく、安全・安心な買い物体験を提供するショッピングモールへと変革をめざし、サービス名称は、認知度の高い『「Yahoo!ショッピング』と....

・Qoo10（eBay Japan）

→「コスパが良いショッピングモール」をテーマに展開するスマートフォンでの購買に強い「Qoo10（キューテン）」。運営はeBay Japan（旧ジオシス）。

Qoo10、会員数1750万人を突破…グ新社長「後払い比率が約2割に」

eBay Japan合同会社が運営する「衝撃コスパ」のインターネット総合ショッピングモール「Qoo10」はこのほど、2020年7～12月期の会員動向とトピックスを公開。会員数は12月に1750万人を超えたと発表した。また2月17日に開催されたメディアラウンドテーブルにおいて、近年拡充を進めていた後払い決済も利用が進み、Qoo10内の決済比率にして20％に到....

・ポンパレモール（株式会社リクルート）

→リクルートグループが仕掛ける総合オンラインショッピングモール。「ポイントがいつでもお得」を一大テーマに掲げており、ポイント還元率は常時3％以上。

・auPAYマーケット（auコマース＆ライフ株式会社）

→3大携帯電話の3大キャリアの一つau（KDDI）が運営するインターネットショッピングモール。

・ジャンル特化型

ファッション	ZOZOTOWN（株式会社ZOZO）
ファッション	SHOPLIST（CROOZ SHOPLIST株式会社）
ファッション	MAGASEEK（マガシーク株式会社）
コスメ	@cosme shopping（株式会社アイスタイルリテール）
家電	ヤマダモール（株式会社ヤマダ電機）

・ZOZOTOWN（株式会社ZOZO）

・SHOPLIST（CROOZ SHOPLIST株式会社）

SHOPLIST、売上最大化へ…カギは「オープンコネクト」

CROOZ SHOPLIST（株）は5月31日、都内で「SHOPLIST」出店者向けのカンファレンスを開催。出店社約200社以上が参集した。カンファレンスでは、「オープンコネクト」をキーワードに掲げ「SHOPLIST」本体と子会社が運営するEC支援サービスや物流サービスの戦略などについて出店者に共....

・MAGASEEK（マガシーク株式会社）

マガシークが描く「新たなファッションEC時代」とは？

新型コロナウイルスの感染拡大で、EC需要がかつてないほど高まるなか、EC利用率が急伸しているのがファッションECサイトだ。「マガシーク」と「d fashion」の2つのファッションEC事業を基盤としたマガシーク（株）は、こうした状況を予測していたかのように、早い段階で新サービス仕掛けてきた。ニューノーマル時代の「新しいECの形」が必要となる今、同社の井上直也社長にコロ....

・@cosme shopping（株式会社アイスタイルリテール）

・ヤマダモール（株式会社ヤマダ電機）

セール情報を総まとめ！「2022年ECモールセール予測カレンダー」

【必ず注意事項をご確認ください】 2022年のECモール主要セール開催予測をまとめたカレンダーを作りました！モール出店者の皆さま、ぜひご活用ください。 ※1)本カレンダーは「通販通信ECMO」編集部が独自にセール実施予測を編集したものとなります。カレンダー内に記載されたセールの開催自体や開催日についてなんら保証するものではありません。本カレンダーの参照を起因とするあらゆる不利益について、「通販通....

・越境EC系

欧米中心	eBay（eBay）
中国向け	天猫国際（アリババ株式会社）
中国向け	JD.com（京東商城）
中国向け	ANA CARGO DIRECT(ACD.Inc,)