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ECモール運営会社も物流代行サービスを提供するようになったこともあり、物流業務を外注する事業者は急速に増えてきている。こうした状況のなか、楽天(株)が提供している「楽天スーパーロジスティクス」の利用企業から、出荷管理業務の利便性が高いことから問い合わせが殺到している一元管理システムがある。(株)アクアリーフの「助ネコ」だ。本稿では、「助ネコ」の問い合わせ急増の背景について迫る。
助ネコなら楽天SPロジへの出荷依頼もワンクリックで完了
「楽天スーパーロジスティクス」とは、楽天市場に出店する店舗向けの物流アウトソーシングサービス。同サービスでは、楽天市場での商品の注文だけでなく、Amazon、Yahoo!ショッピング、Wowma!、Qoo10といった他のECモールや独自ドメインのCサイトの注文についても出荷できる。365日出荷可能で、毎日15時までの注文で翌日到着を指定できる「あす楽」の出荷依頼も可能だ。
アクアリーフが提供する「助ネコ通販管理システム」は、楽天スーパーロジスティクスとAPI連携を行っており、ワンクリックで出荷依頼すると、自動的に伝票番号を取得。CSVデータのやりとりなどと行った煩雑な作業を行わずに管理ができるのだ。
そんな「助ネコ」には現在、楽天スーパーロジスティクスを導入している・導入を予定しているEC事業者からの問い合わせが殺到しているのだという。なんと「直近半年の新規問い合わせの約4割が楽天スーパーロジスティクス関連の相談」なのだ。
同社に取材を進めていくと、助ネコが楽天スーパーロジスティクスを利用する企業から選ばれている理由は「操作性の高さ」「安心感」の2つにあることがわかった。
アクアリーフは顧客目線を持ったシステム開発を徹底している。開発したシステムの管理画面の操作性の高さに、非常にこだわっているのだ。
「どんな人が実際にシステムを使って業務するのかというところまでを考えてシステムの開発に当たっています。例えば、ネットショップの受注管理といったバックヤード業務は、パソコン操作がそんなに得意ではないパートスタッフが手がけるということもあります。誰でも簡単に使えるように、画面の誘導に沿って操作をすれば処理が進む作りになっています。また、当社のキャラクター『助ネコ』がエラーやアラートを吹き出しでお知らせするので対応漏れが起きる心配もない」(助ネコ事業部 マーケティング・営業リーダー榎本梨奈氏)と話す。
写真左から、アクアリーフ 助ネコ事業部 マーケティング・営業リーダー榎本梨奈氏、
同サポートリーダー 池田忠久氏、同アプリ開発担当者 宮本夏惟氏
そして、楽天スーパーロジスティクス周りでは肝心となる「出荷依頼」の操作もワンクリックで済むという手軽さを実現している。ちなみにアマゾンジャパン合同会社が提供する「FBA(フルフィルメントbyアマゾン)」への出荷依頼もワンクリックで完了する。1注文で複数商品を購入した場合の、楽天スーパーロジスティクスとFBAの出し分け処理も可能だ。複数拠点からの出荷もワンフローでできるのが助ネコの大きな特徴と言えそうだ。
操作性にこだわる同社では、「管理画面の操作ボタンの配置や文字の大きさ、場合によっては色にまでこだわって開発します。そうしたことについても全社員を集めて会議を行い、何時間もかけて議論します。とことん操作性の高さを追求しています」(助ネコ事業部 サポートリーダー 池田忠久氏)と語る。
(▽関連記事:EC一元管理システム「助ネコ」の利用企業が急増するワケ)
すでに助ネコを導入しており、楽天スーパーロジスティクスも活用している企業からは「受注データの一覧画面からワンクリックで出荷依頼ができるのは便利」「楽天ロジと連携している商品かどうか、一覧画面上ですぐに判別できて分かりやすい」「ボタンを押したりしなくても、楽天ロジ側で出荷が終わったら伝票番号情報が自動的に取り込まれるので、受注スタッフの工数削減になっている」「助ネコを使うと、自社発送の商品と楽天ロジから発送する商品が混在されている注文でも、画面上でデータを分けて直感的に別々に処理できるのがいい。他社システムでは、これができないところもあった」といった声が寄せられている。
楽天SPロジ立ち上げ当初から連携の実績に「安心感」
「安心感」が高いというのも選ばれる重要なポイントだ。事業者にとって「助ネコ」に安心感をもたれる理由には、楽天スーパーロジスティクスとの連携が長期にわたっていることにあるようだ。助ネコでは、楽天スーパーロジスティクスが立ち上がった2013年当初からAPI連携しており(当時は楽天物流)、その実績が安心感の醸成につながっているのだ。
システム開発の考え方についても、当時の楽天側の担当者から連携の仕様について「当社が推奨する仕様をかなり丁寧かつ忠実に再現してくれている」との評価も受けたという。アクアリーフの榎本氏は「当社は開発のスピードこそ業界最速ではないかもしれないが、実際にシステムを利用する人にとって使いやすいシステムを提供できているという自負がある」と胸を張る。
同社では「楽天市場」全店舗で同一の決済手段を利用できる「楽天ペイ(楽天市場決済)」の移行開始に伴う、RMS(楽天市場の店舗側の管理画面)も仕様変更にも対応し、助ネコを利用する楽天市場の出店者はこれまでと変わらない操作で処理を行えるようにしている。(▽関連記事:助ネコ、楽天ペイへの対応完了…仕様変更のRMS管理を簡素化)アクアリーフのシステム開発・バッックヤード業務の現場で働く人への誠実さが伺える。
楽天スーパーロジスティクスと助ネコを連携させる初期設定も簡素化している。楽天スーパーロジスティクスに預けている商品のマスターデータだけあれば、簡単な作業だけで連携ができるのだ。「実際の画面の操作や初期設定も簡単になっています。最初に30分の説明だけでやり方を覚えていただけています」(榎本氏)とも話している。
スマホアプリ提供開始で、さらなる物流業務改善を支援へ
「助ネコ」では、導入社が物流関連業務をよりスムーズにできるようにするサービスも拡充する。7月上旬から導入者向けのスマートフォンアプリの提供を開始する予定。このアプリでは物流業務で「ハンディ」と呼ばれる専用の機器を必要とするバーコードの読み込みが可能となる。在庫情報の更新などをする際に、商品のバーコードをスマホのカメラで撮影するだけで「助ネコ」管理画面に読み込んだ内容を反映させることができるものだ。
まずは7月上旬にiOS版でのリリースとなる予定だ。AndroidOS版も鋭意開発中とのこと。「スマホアプリの提供によって助ネコを導入しているネットショップさんのさらなる業務効率化につながれば」(助ネコ事業部 アプリ開発担当者 宮本夏惟氏)としている。
愚直なまでに「ユーザーファースト」にこだわるアクアリーフの姿勢は、EC業界の活性化をさらに後押ししてくれそうだ。助ネコのさらなる機能拡充を楽しみにしたい。
(古川寛之)
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