2019.07.06 コラム
LP・LPOとは?EC事業者が知っておくべき最低限の知識と最新情報
EC・通販事業者にとって「LP」とは絶対に知っておかなくてはならない集客の一つです。この記事では、LP・LPOの超基礎的な部分から、ECにおけるLP・LPOの重要性・留意すべきポイントまでをわかりやすく解説します。「通販通信」で取り上げて来た「LP・LPO」に関するニュースも合わせて紹介します。
そもそもLPって何?
LP(Landing Page=ランディング・ページ)とは直訳すると「着地ページ」です。検索や広告などを経由してアクセスしてきたユーザーがそのサイトの中で「最初に訪れるページ」のことになります。しかし、これは広義の意味。業界内でLPというワードが使われるときは「購入・登録などのコンバージョン獲得をするためのページ」を指すのが一般的です。
狭義のLPの特徴としては・・・
・1ページで完結している
・縦長のレイアウト
・他ページへのリンクが少ない
・画像を多用し、デザインのインパクトが大きい
等が挙げられます。ページ遷移を極力少なくして離脱を抑え、コンバージョン獲得に特化した構成になっています。
広告施策では
広告→LP→カートページ→サンクスページ(購入完了画面)
という導線が一般的ですが、
間に「記事LP」(記事広告・クッションページ)と呼ばれる
ブログ記事風のページを挟み
広告→記事LP→LP→カートページ→サンクスページ(購入完了画面)
とすることで、購買意欲を高め自然な購入に繋げる手法も、広告媒体によっては効果的です。
LPOとは何ぞや?EC事業者にとってのメリットは??
LPOとは「Landing Page Optimization」の略で、「LPの最適化」ということです。LPはコンバージョンに直結するので、そのサイトの構成・デザイン・画像などを工夫し最適化することはROI(費用対効果)を上げる意味でも非常に重要になってきます。
具体的な方法としては、
アナリティクスツールやヒートマップツールを用いて
・ユーザーがどのポイントで離脱しているか
・いちばんクリックされている箇所はどこか
・LP内でそれぞれのコンテンツが見られている時間
・画像や文字のサイズは最適か
・スマートフォン表示に対応しているか
・読み込み時間が長すぎないか
・ユーザーの流入経路を把握しそのニーズに合ったページになっているか
など、様々な視点からサイトの現状を把握・分析し改善していきます。
もちろんユーザーが流入しなければ意味がないので、LPOのみではなくSEOや広告の施策などと組み合わせることで高い効果を得ることができます!
LP関連サービスにはどんなものがある?
実際に世にあるLP・LPO関連サービズにはどんなものがあるのでしょうか?主要サービスを紹介します!
WEB制作を定額で依頼し放題サービス。『イキツケ制作所』は、あらゆるWEB・DTP制作を定額で依頼し放題の月額サービス。デザインやコーディング、イラスト、撮影など、
プロのデザイナーによる制作が【月額5万円〜】で実施可能。パソコンで出来ることをすべての制作を請け負う。
業務システムやWebシステム、アプリなどの受託開発から、パッケージソリューションを活用した開発、ラボを活用したオフショア開発など、幅広い領域で事業を展開
・どこどこjp(株式会社Geolocation Technology)
どこどこJPは、IPアドレスからアクセスユーザの都道府県・市区町村情報以外に組織情報や回線情報などの情報を取得できるAPI。WEBコンテンツの地域最適化やGoogleアナリティクスと連携での企業アクセス分析、IP Geolocatio技術による不正アクセス
・DLPO Act(DLPO株式会社)
日本LPO売上シェアNo.1のDLPO。DLPOの「テスト」と「パパーソナライズ」機能で各ユーザに合わせた「最適」な WEBページを配信。DMPなどのマーケティングプラットフォームと多数連携。充実したカスタマーサポート。
・Gyro・n(株式会社ユニヴァ・ペイキャスト)
デジタルマーケティングをサポートするウェブサイト改善エンジンはGyro・n
【ジャイロン】。LPO、EFOの豊富な実績でお客様のビジネスを強力にサポートいたします。
・Cycle UP LPO(ソウルドアウト株式会社)
Cycle UP LPO (サイクルアップ LPO). Cycle UP LPO誰でも使える低価格での提供; 導入が非常に簡単; 導入から改善まで専属担当者がサポート. Cycle UP LPOは、中小・ベンチャー起業でも利用できる低価格が特長のサービスです。
・GAPRISE(株式会社ギャプライズ)
最先端テクノロジーツールとWEBマーケティングで圧倒的な成果をご提供。理念経営を実行し、世界最高峰のWEBマーケティング会社を目指します。WEBツールやLPO,SEM、コンサルティング等を通じてROI最大化を実現します。
・ココマッチLPO(株式会社ココマッチー(正式名称:株式会社ココマッチ))
ココマッチLPOは、初期費用0円、月額5250円で始められる、業界ダントツ最安値のLPOツールです。3つのターゲティングでリスティング広告のCVR(コンバージョン率)ど~~ん!!
「アンケートLP」なる手法も登場!ニュースも随時更新中
通販通信ではEC・通販業界のLP・LPO関連記事を随時アップしています!最近ではアンケート型LPという手法も登場してきています。そのほかLP・LPOにまつわるノウハウ記事などを取り上げています。
・売れるネット広告つくーる、アンケート型LP作成機能を追加 2019.5.9
(株)売れるネット広告社は9日、同社が運営するクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」に、「アンケートランディングページ」を簡単に作成することができる新機能を追加した。
・ECの売上アップにはデータ分析・解析が必要不可欠!2018.12.17
昨今、「ビッグデータ活用」「データマーケティング」がトレンドになっています。こうした言葉にアレルギー反応を示してしまう読者もいるかもしれませんが、ECサイトやネットショップ運営にもデータの分析や解析はとても重要です。
・成果が出るECサイト・通販のWEBプロモーション・運用広告 2018.8.10
売るものを決め、ECサイトを作っても、ユーザーはなかなか向こうからは来てくれません。マーケティングやWEBプロモーション、広告をやろう!と思っても、最近は新しい手法やツールも多く出てきており、やるべき施策が正直よく分からない、など悩まれているECサイト運営担当の方も多いのではないでしょうか。
・単品通販企業のLPO(ランディングページ最適化)のコツ 2018.8.10
EC・通販サイトは、「立ち上げたら検索とかでお客さんが勝手にたくさん集まってくれて売り上げがたつ」なんてことはあり得ません。お客さんはこちらから集めなければならないのです。スタートアップEC・通販が、お店をオープンしてから最初につまずく大きな壁が「集客」です。そして、広告などを使って集めてきたお客さんに実際に商品を買ってもらうために重要なのが「LP=ランディングページ(着地したページ)」です。
・消費者の4割、スマホLPの打消し表示を見落とす…消費者庁調査 2018.5.16
消費者庁が16日発表した「スマートフォンにおける打消し表示に関する実態調査報告書」によると、スマホから商品やサービスを購入したことがある人の約4割が打ち消し表示を見落とし、内容を誤認して商品やサービスを申し込んだことがあるとわかった。消費者庁では「消費者が見落とすような打ち消し表示は問題であり、景品表示法に抵触する可能性がある」と呼びかけた。
・ネットショップグランプリ大賞に「輸入壁紙専門店 WALPA」 2018.4.16
一般社団法人イーコマース事業協会(EBS)が14日発表した「第10回ネットショップグランプリ」は、(株)フィルが運営する「輸入壁紙専門店 WALPA」が大賞に輝いた。同グランプリはEBSが同日に大阪・YMCA国際文化センターで開催した設立16周年記念イベント内で発表され、表彰式が行われた。準大賞は健康茶通販のティーライフ(株)などが獲得した。
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