商品画像の全自動加工ツール「ZenFotomatic(ゼンフォトマティック)」を提供するグラムス(株)は22日、商品撮影と同時に簡単に画像ファイル名をリネーム編集できるツール「ZenFotomaticRENAMER(リネーマー)」の提供を開始した。
「DSC_0135」などのファイル名をルールに沿って簡単リネーム
ZenFotomaticは約160カ国の企業や個人事業主に利用されている画像加工ツール。カメラで撮影した画像をアップロードするだけで、ECモールなどの画像ガイドラインに即した白背景画像の加工やセンタリングなどといった画像編集ができる。スマートフォン1台で撮影→画像編集までを完結できるアプリも提供している。
今回新たにリリースされる「ZenFotomaticRENAMER」は、画像ファイルの管理作業の効率化をサポートするツール。同ツールは、すでにリユースECやファッションECで試験導入・運用を経ており大幅な業務効率化・コスト削減に成功しているという。
通常、カメラで撮影した画像ファイルは「DSC_0135」などとした英数字列のファイル名が自動的に割り当てられる。ただ、ECにおいて商品画像を管理する際は、「(商品名や識別番号)_(掲載順の通し番号)」などのように、各ショップの管理ルールに則ったファイル名の付与が必要になる。そのためファイル名のリネーム編集作業が発生する。ファイル名のルール統一や管理ができていないと、商品情報データと画像ファイルの紐づけ作業などができない。商品登録業務の非効率化につながり、人的コストがかさんでしまう。
自動バーコード作成機能も用意
「ZenFotomaticRENAMER」はこうした作業の効率化に活躍するツール。使い方は簡単で、商品のバーコードをスキャンした上で商品画像を撮影するだけ。自動的に任意のルールに沿ったファイル名にリネームできる。バーコードラベルの簡単作成機能も用意している。エクセルやメモ帳からコピーペーストするだけで、自動でバーコードを生成。ラベルシールに印刷する事も可能だ。
「ZenFotomatic」で撮影した商品画像は、バーコード情報に基づいて自動でリネームされた状態で管理画面に表示。続けて撮影した場合、同バーコード情報に加えて連番(小番号)を自動で割り振られる。連番の桁数の設定や、バーコード情報と連番を接続する記号のルール設定(ハイフンを使うか、アンダーバーにするかなど)も、導入者が指定することができる。
付与された連番を後から簡単に入れ替えられるようにもなっている。商品を撮影作業の効率の良い順で全てのカット撮影し、連番(小番号))は画面上で表示されたサムネイルをドラッグ→ドロップで並べ替えると自動的に番号の修正ができる。この機能のメリットとしては、例えば詰め物の出し入れが必要になるようなバッグの撮影で、やりやすい順で撮影をし、後から簡単に写真の順序を入れ替え=連番の変更ができる。
1週間の無料トライアル可能!年間契約は約1万円で利用可能
ZenFotomaticRENAMERは、月額課金か年間契約課金で利用できる。フリートライアルとして、1週間の無料利用も可能。月額プランは1アカウントにつき税別1980円/月、年間契約では1アカウントにつき税別1万1760円/年となっている。
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◾️ZenFotomaticRENAMER
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