2019.09.03 調査・統計
おせち料理の購入先、「ネット通販」が64%…令和おせちは華やかに
(株)ハースト婦人画報社は2日、カタログギフト大手のリンベル(株)と共同運営する通販サイト「婦人画報のお取り寄せ」で実施した来年のおせち料理についての動向調査結果によると、おせち料理の購入方法は「通販・ネット注文」が前年比22ポイント増の64.1%となった。
「おせち料理」購入予定者は過去最高の65%
「婦人画報のお取り寄せ」では同日から、おせちの予約販売をスタート。2020年向けには、予算や好みに合わせてオリジナル、人気の料亭おせちを含めて計24種類を販売する。
2011年に共同事業で開設した同サイトは、月間PV数約500万、歴史と伝統を持つ雑誌社ならではの発掘力、コンテンツ力を活かし、日本や世界の各地から、選りすぐりの食品やギフト、雑貨など約1700点を販売する扱う通販サイト。調査はサイトのユーザー821人を対象に、8月初中旬の9日間を使って実施した。
同調査によると、おせち料理を「購入する」と回答したのは65.2%に上った。56%台で推移していた過去3年より9ポイントほど高くなっていた。購入方法に関しては「通販・ネット注文」が64.1%で、昨年から22ポイント上昇。続く「百貨店」は38.3%だった。
購入価格に関しては、1万~2万円未満が40.5%、2万~3万円未満が32.5%。平均は2万4447円で、昨年と比べて約3000円上がっていた。購入を検討する時期については10月上旬から割合が2ケタとり、ピークは11月上旬の23.5%、同下旬の20.3%だった。
改元による令和おせちは華やかな傾向
「婦人画報のお取り寄せ」によると、いまやおせち料理の市場規模は600億円。来年のトレンドとして、お取り寄せが年ごとに定着してきており、令和最初のおせちは特に顕著。華やかに自宅で楽しみたいという支持傾向が強く、便利な通販利用の急増も著しい。少人数向けのニーズやギフトとしての存在価値喪「高まっている。価格のボリュームゾーンは1万~3万円――と分析している。
昨年も完売するおせちが続出した「婦人画報のお取り寄せ」では、2020年のおせちも豊富に準備している。昨年1番人気の2~3人前和風おせちがさらにバージョンアップした「特大和一段」(税別1万6000円)、和洋中の3種類を味わえて楽しみが広がる「和・洋・中三段重」(税別2万4000円)などをはじめ、人気の京都の名店から、「じき宮ざわ」「京都吉兆」「京料理貴与次郎」、東京の名店「鮨青木」「井中居」「賛否両論」など、こだわりぬいた特別なおせちを展開する。
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