インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan(合)が21日発表した「女性のおうち時間と美意識に関する調査」によると、6割以上が「巣ごもり太り」を実感し、人と接する機会の減少による「美意識低下」の兆候が明らかになった。
おうち時間に「テレビやネットで動画」をしている女性が74%
調査は4月22~27日、全国の20~40代の女性500人に聞いた。東京を中心とした周辺都市では緊急事態宣言が続き、外出自粛が長引いている。女性たちはどんな「おうち時間」を過ごしているのか――。最も多かったのは「TVやネットで動画」(74.6%)。「ネットサーフィン・SNS」(68.8%)、「料理」(64.6%)、「掃除」(59.8%)などと続いた。家にいる時間が長いからこそ、腰を据えてできる娯楽や家事に時間を割いている傾向が見られた。
外に出る時間が減ると、心配なのは健康状態や体型の維持。調査では62.6%が「太った」と感じており、高い割合で「巣ごもり太り」を実感していた。最も太ったと感じるパーツは、半数以上が「お腹」(57.8%)。ほかのパーツと比べて圧倒的に多い結果となった。続いて、「太もも」(13.7%)、「顔」(10.9%)、「お尻」(4.8%)……。
太った理由は「運動不足」「食べ過ぎ」「ストレス」など
改めて太った原因について聞くと、「運動不足」(78.6%)、「食べ過ぎ」(67.7%)に回答が集まり、「ストレス」(32.3%)という回答もみられた。身体を動かす機会の減少や家族とのフラストレーション、コロナ禍のニュースなど、さまざまな要因が食べ過ぎにつながっている?
体型が変化すると困ることの一つは、洋服や下着のサイズが合わなくなってしまうこと。「巣ごもり太り」の女性の3人に1人以上が「小さくなった」と感じていた。「スキニーパンツのボタンが閉まらない」「ズボンのホックを留めるときに息を止める」「肉がはみ出る」など、悲しいエピソードが多数寄せられた。
体型変化の理由は人前に出ず「美意識低下」の影響も
こうした体型の変化には運動不足や食事だけでなく、「他人から見られている意識」も影響を与えていると考えられる。実際に、外出自粛で人と会う機会が減ったことで、美意識が低下したと感じている女性は57.6%に上っていた。人の目に触れる機会が少ないと、美意識のモチベーションを保つことは難しいようだ。
一方で、69.8%は美意識を保つために何かしらの工夫を実践していることも明らかになった。「食べ過ぎを控える」(43.0%)、「筋トレ・ストレッチをする」(33.4%)、「自炊する」(27.6%)などだ。「おうち時間」が増えたことで、いつもより体が動かせない状況にある中でもできる、地道な努力をしている女性も少なくなかった。
「食生活」で意識して食べているのは「ヨーグルト」が圧倒的1位
「食生活」にフォーカスを当てて意識の高さを聞くと、60.6%が食生活に気を使っていた。バランスのとれた食生活のために意識的にとり入れている食べ物や飲み物は、「ヨーグルト」(70.6%)が圧倒的に多く、「豆乳」(30.7%)、「野菜ジュース」(27.1%)と続いた。手軽にとり入れやすく、健康的なイメージのあるものを意識的に取り入れていることが分かった。
Qoo10は現在、特集ページで「FYTTE ダイエット&ヘルス大賞2020」(学研プラス運営)の受賞商品を販売し、体型の変化や健康、美容に悩む女性たちを応援している。「野菜&フルーツジュース・スムージー部門」「健康茶部部門」などから、「ヘルシー甘味料」や「女性の健康サポートサプリメント・医薬品部門」などの数々の受賞商品を取り揃えている。
■「FYTTE ダイエット&ヘルス大賞2020」特集ページ
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