2020.09.24 調査・統計
国内ジュエリー市場、20年はコロナ禍で25.7%減…通販チャネルにシフト?
(株)矢野経済研究所が23日公表した「国内宝飾品(ジュエリー)市場」についての調査結果によると、2020年は前年比25.7%減の7320億円を予測、コロナ禍の影響はリーマンショックを超えるほどの落ち込みだが、通販チャネルでの購買は年々目立っているという。
19年は3%増の9851億円に
調査は19年8月~20年8月。宝石専門店チェーン、百貨店や時計店および呉服などの異業種宝飾参入企業、インポートジュエリーブランド企業などを対象にヒアリングし、現況や動向などをまとめた。「宝飾品(ジュエリー)」は、主に金やプラチナを素材に、ダイヤモンド、貴石、真珠などを使用した宝飾品を対象とし、宝飾時計ならびに一部シルバー素材や半貴石の商品を含むこととした。
それによると、19年の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模は、前年比3.0%増の9851億円と、前年に引き続き微増ながらもプラス成長となり、3年連続で増加する結果となった。同年10月の消費税率引上げを受けて、10月以降は買い控えが顕著に表れたものの、増税直前の第3四半期(7~9月)の駆け込み需要が予想より大きく、金額ベースで落ち込みを抑えることができた。
Xマス商戦も通販にシフト気味?
一方で、クリスマス商戦では実店舗の来店客数の減少に加え、成約に至るケースの落ち込みが大きかった。クリスマスプレゼントでも、通販チャネルでの購買が年々目立つようになっており、店頭の賑わいを減らしている一因ともなっている。
令和婚でブライダル系は12年ぶり微増
「令和元年」になった年を結婚記念にしたいと考えるカップルによる「令和婚」により、19年の婚姻組数は、前年比2.1%増と7年ぶりに増加(経済産業省調べ)した。その結果、19年のブライダルジュエリー市場も同0.7%増と、わずかだが、12年ぶりに増加している。
一方で、昨今の若者は形式に拘らない風潮もあり、婚約指輪や結婚指輪の取得率は減少傾向にあるなど、婚姻組数の増加がそのままブライダルジュエリー市場の拡大には寄与していない現状もあるという。
20年市場予測は25.7%減の7320億円
一方、20年の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模は、前年比25.7%減の7320億円を予測している。生活必需品と比較して不要不急にあたるジュエリーは、消費マインドが低下する中での購買には期待を持ちにくい。また、ジュエリー業界には中小・零細企業が多く、在庫負担や営業の自粛による直接的な打撃を無視できないものとなっている。
コロナ禍による影響の大きさは、リーマンショックを超えるほどの落ち込みになるとしている。これを受けて21年は、19年の小売市場規模には及ばないものの、20年比では1000億円以上の伸びを見込んでいる。
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