(株)三陽商会はこのほど、オンライン接客やショールーミング機能をとり入れたフラッグシップショップ「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ 原宿本店」を、東京・神宮前にオープンした。ECとリアル店舗を融合した新たな買い物体験を提案している。
原宿本店でOL接客・ショールーミング
ブランド初の複合路面店として、コンセプトの「BRITISH INSPIRATION,CONTEMPORARY STYLE」を感じてもらう場所として開店。限定アイテムの展開やイベントの実施、ブランドと顧客が双方向でコミュニケーションできるなど、生活スタイルに応じて利用できるストアとしてブランドの世界観を発信する。
「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ原宿本店」では、OMO(Online Merges with Offline)を体現する店舗としてECとリアル店舗が垣根を越えて連携し、ユーザーの購買意欲を創出することで、ECとリアル店舗の相乗効果を狙う。
Live tourtteでWeb接客
特長の一つが、オンライン接客の導入。「ECでは情報が不十分」「店舗に行く時間や機会を持つのが難しい」というユーザーに向けた新しい買い物体験の提案だ。生活様式や消費行動が変化している中、接客特化型Liveコマース「Live torutte(ライブトルッテ)」による新しいWeb接客システムをとり入れた。
従来のLiveコマースに見られる配信者側からの一方的な発信型とは違い、視聴者と双方向のコミュニケーションを可能にした。店舗スタッフ対複数の視聴者の接客スタイルから、希望に応じて1人対1人の接客スタイルへシフトすることができ、視聴者はスタッフに質問するなど直接対話し、実際に店舗で接客を受けているような感覚で商品購入の検討ができる。
第1回配信は11月末の予定
接客特化型Liveコマースの第1回目の配信は、11月末ごろを予定。原宿本店の店舗の案内や、この時期おすすめギフトアイテムの紹介を行う。利用方法は、ブランド公式サイト上に掲載されるWeb接客実施日時に指定のURLへPCやスマートフォンでアクセス。アプリのインストールなどが不要で簡単に試せるのもメリットだ。
そして、ショールーミング機能も採用。従来、ブランド公式オンラインストア限定商品はオンライン上のみで販売するため、特別感がありながらも商品の試着はできなかった。今回、原宿本店ではオンラインストア限定商品を店頭で試着できるようにし、その時期の展開商品の多くを試せる店舗として運営する。店舗にはユーザーが自由にブランドオンラインストアを閲覧できるiPadを設置している。
クレストブリッジチェックのマスクも
原宿本店では、レディスの「BLUE LABEL CRESTBRIDGE」を中心に、メンズの「BLACK LABEL CRESTBRIDGE」も扱う。ウエアやアクセサリー、服飾雑貨、生活雑貨を揃え、洗練された幅広いコレクションを展開。原宿本店だけの限定商品も販売する。また、11月上旬からブランド公式オンラインストアで発売予定のクレストブリッジチェックのマスクを、数量限定で先行発売している。
初のブランドマスクは、クレストブリッジチェック柄。立体裁断でフィット性が高く、紐にアジャスター機能を付けサイズ調整が可能で、洗って繰り返し使える布製マスク。持ち運びに便利なポータブルケースが付いている。縦135×横200㎜。1枚入りで、6600円。
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