2020.10.28 調査・統計
スマホ決済利用率、1位楽天ペイ・2位PayPay…世代で異なる結果に
「オリコン顧客満足度度調査」を行っている(株)oricon MEが28日公表した「スマホ決済サービス利用実態調査」によると、最も利用するのは「楽天ペイ」で、利用頻度は「週3日以下」が過半数を超えていた。調査は6月初旬。1か月に1回以上、スマホ決済サービスを利用した18歳から84歳までの計4402人に「拡大するキャッシュレス決済動向」を聞いた。
10・20代はLINE Pay、30・40代が楽天ペイ、50・60代以上はPayPayがそれぞれ1位に
同調査によると、最も利用しているサービスは「楽天ペイ」が15.2%で1位、「PayPay」(15.1%)が僅差で2位だった。続いて、「LINE Pay」(10.7%)、「楽天Edy」(10.6%)、「d払い」(10.5%)。年齢別では、10~20代が「LINE Pay」、30~40代が「楽天ペイ」、50~60代以上は「PayPay」がそれぞれ1位となった。
利用頻度については、「週に2~3日」(29.2%)と「週に1日程度」(24.0%)で、過半数を超えた。「週に4~5日」が12.5%、「ほぼ毎日」は9.3%だった。
それぞれに「使い始めた理由」(複数回答)を聞いたところ、「ポイントがたくさん貯まる」が32.2%で1位だった。「支払いの際に現金を出すのが面倒」(29.9%)、「普段利用しているサービスとポイントが連動している」(29.1%)、「支払いのスピードが速くなる」(27.9%)と続いた。コロナ禍にからむ「感染予防」は1.8%にとどまっていた。
年代が若いほどポイントを重視
1位の「ポイントが貯まる」は年代が若いほど多く、10~20代が40.8%、30代が37.6%、40代が35.0%、50代が27.3%、60代以上が27.8%。また、2位の「現金を出すのが面倒」はほぼ逆の結果に。10~20代が27.9%、30代が24.8%、40代が27.6%だったのに対し、50代は31.8%、60代以上は35.0%に上っていた。
サービスを利用する前の「不安」(複数回答)については、「個人情報や口座、クレジットカード番号などのセキュリティ対策」「不正利用されないか」「対応店舗があるか」「普段よりもお金を使い過ぎてしまわないか」が、年代層にほぼ共通した上位4位まで。5位の「特になかった」は、年齢が上がるほど増加傾向を示していた。
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