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通販通信ECMOニュース・記事コラム【2022年版】無料ありCRMツール目的別おすすめ10選・資料付!最適な選び方と比較法

2022.12.11 コラム

【2022年版】無料ありCRMツール目的別おすすめ10選・資料付!最適な選び方と比較法

売上アップに顧客関係管理=CRMは欠かせません。CRM施策の実践はツールやシステム、ソフトありきではありません。しかしCRMツールには無料から利用できるものもあり、導入すれば効率よく成果を出すことも可能です。本記事では2021年最新版の、CRMツールドウニュウノメリット/デメリット~自社に最適なツールの選び方について解説します。





CRM施策の実践に使えるツールとは?


 CRMとは、「Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)」の略で、日本語では「顧客関係管理」という意味になります。顧客と良好な関係を築き、さらなる売上の上昇を狙う営業マネージメント手法のひとつです。一度でも購入経験のある顧客とは、その取引で終わりではなく、継続的に購入してもらったり自社商品を口コミで拡散してもらうことで、さらなる売上につなげることもできます。この観点から実施するのが「CRM」です。例えばECや通販で言えば、メルマガを送ったり、電話をかけたり、会報誌を送ったり、ハガキをおくったりして再購入を促したりすることもCRMのひとつです。

 CRM施策の実践はツールやシステム、ソフトありきではありませんので今ある仕組みの上で行っていくことも可能なはずです。しかし、CRMツールを導入すれば効率よくCRMの成果を出すことも可能で、導入を検討するのであればツール選びは非常に重要となります。

◇SFAやMAとの違いは?搭載のCRMツールも

 CRMツールには様々な特徴を持ったものが販売されています。SFAとMAの違いについてよく話題に上がりますが、大きな見方をするとCRMという大きな括りの中にSFAやMAという概念があるような形となります。

 たとえば近年の頻出キーワードでは、SFA(Sales Force Automation = 営業活動自動化)やMA(Marketing Automation=マーケティング活動自動化)といった機能を持つものがあげられます。顧客情報を管理し、そのデータを使って営業・マーケティング活動を効率的に行うための機能を備えた複合型のツールもあります。

 また、ECサイトに特化したCRMツールも存在します。ECサイト向けのツールは比較的初期設定が容易で、運営しやすいものが利点です。そのほか、CRM上でメールの送受信できるなど、顧客へのアプローチ手法の連絡チャネルに特化したツールもあります。
 
 まず、CRMに注力する一番のメリットは顧客データの「見える化」ができる点にあります。顧客の全体像を把握することや、対応の優先度を決めることができます。

 CRMツールを使うと、顧客はどういうステータスにいるのか、と言ったことを可視化・分析がしやすくなります。例えば「購入者A」は、「何回購入」をしてして「1回いくらの買い物」をして「いつ買い物した」などといったデータの分析をしやすくなります。SFAやMA機能が搭載されているツールでは、その言葉の通り「Automation=自動化」ができますので、前述したようなデータをAIなどで自動分析し最適なうち手を準備してくれたりします。

 例えばECや通販で言えば、メルマガを送るのに、顧客情報を基に顧客ごとに届ける最適な情報は何であるかを分析したり、自動で施策設計をしたりできるのです。


◇導入自体の「目的化」に注意!

 
 ここで一つ注意が必要です。ありがちな話として、ツールを導入することそのものが目的となってしまい、結局うまくツールを導入しても活用できない・しない、ことから解約に至るケースもあります。ツールを選ぶ際には、価格はもちろん、使いやすさや継続して効率よく売上アップにつながるものを選ぶことが重要となります。

 

最適なCRMツールを選ぶ基準


 自社にとって最適なCRMツールとはどのようなものなのでしょうか?

 CRMツールを選ぶ際にはまず、自社が達成したい目標や必須の機能などを明確にする必要があります


◇機能一覧チェックで最適判断!

 収益拡大はもちろん、そのためのプロセスで何を重視するのか明確にしましょう。顧客の管理を重視したいのか、あるいは管理したものを常に分析できるようまとめてレポート形式として見える化したいのか。はたまた顧客へのアプローチ方法を工夫したいのか。まずは、自社の商品やビジネスモデルに適した特徴を持つCRMツールを選ぶ必要があります。まずは各ツールの機能一覧をしっかり確認しましょう。


◇自社と近い導入成功事例もチェック

 それらをふまえ、自社と近しい事例が紹介されているかも着目ポイントです。自社と近い商品やビジネスモデルを持つ企業の導入成功事例を持っているツールはあるのか。または、思い描くCRM成功ケースをコンスタンスに輩出出来ているツールはあるのか、などをCRMツールや固有名詞、業種など複数後の検索をしてみて、自社での使用にフィットする可能性が高いツールはないか調べてみましょう。


◇使いやすさ・サポート体制も重要

 また、導入した後に使いやすいかどうか、あるいはサポート体制が整っているかも事前にチェックしておくべききましょう。企業ごとにニーズは違うと思いますが、決して「権威性がある」「高額であれば良い」といったわけではありません。オーバースペックなツールを導入する必要はなく、まずは自社にとって必要採点減の機能をもったものを選定することを推奨します。
 

 それでは、次章でおすすめのCRMツール・サービスを目的別にご紹介します。

目的別10選!おすすめCRMツール


【CRMでECのLTV・リピート率を最大化したい】
アクションリンク
運営会社: 株式会社アドブレイブ
月額料金:50,000円~
特徴:Eコマース特化。実装・運用が簡単で、最小限の工数で自由自在に自動化

【ECに特化したCRM施策をしたい】
MOTENASU
運営会社: 株式会社FID
月額料金:100,000円~
無料トライアル:
特徴:自動DMや高い開封率のSMSメールなど、豊富な配信チャネル

【コールセンター連携を重視したい】
ダイレクトエンジン
運営会社: 再春館システム株式会社
特徴:再春館製薬所ノウハウで、既存顧客の現状を徹底分析

【SFA機能が充実していてほしい】
Sales Cloud
運営会社:株式会社セールスフォース・ドットコム
月額料金:3,000円~
無料トライアル:有
特徴:20年以上運営。業界トップクラスのアナリティクス機能とインテリジェンス機能

【自動データ分析してほしい】
b→dash
運営会社: 株式会社フロムスクラッチ
特徴:「誰でも」データが使える、「ひとつに」データを集約できる、「選んで」機能を使えるがコンセプト

【MAを重視したい】
SATORI
運営会社: SATORI株式会社
月額料金:148,000円
特徴:1000社以上の導入実績。サポート体制も充実

【名刺管理起点でCRM施策をしたい】
SanSan
運営会社: Sansan株式会社
無料トライアル:有
特徴: 名刺管理を入口として、組織の生産性向上・営業力強化をソリューション

【定着率の高いツールをいれたい】
eセールスマネージャーRemixcloud
運営会社: ソフトブレーン株式会社
月額料金:11,000円~
特徴:定着率95%で総合満足度No.1。スマートフォン・タブレットなどにも対応

【エリアマーケティングを重視したい】
GEO CRM
運営会社: ナレッジスイート株式会社
月額料金:18,000円~
無料トライアル:有
特徴:GPS位置情報を活用し、顧客訪問を通じて顧客関係を育むCRMツール

【とにかく長期間・無料で多機能を試したい】HubSpot
運営会社: HubSpot Japan株式会社
月額料金:0円~
無料トライアル:有
特徴:世界120か国以上10万社が活用し、万全のサポートとコミュニティー


よくある質問

Q.CRMツール導入のメリットとデメリットを知りたい。

 メリットは本記事の中で紹介してきたように、顧客獲得や売り上げ増などといったCRM実施による成果を効率的に得られやすくなることとなります。一方でデメリットとしては、ツールは無料のものもありますが利用料金がかかるものもあること(コストがかかる)。ツールを使いこなすためのスキルやノウハウが必要になることや、使いこなせるようになるまである程度の時間を見ておく必要がありそうということになります。

Q.予算がないが自力でもできない。無料/フリーから使えるものはあるか

 多くのCRMツールには無料トライアルがあります。実際に操作してみて、UIとUXとの相性などをもとに選定を進めましょう。HubSpotなどは無料で14日間と比較的長期にわたって、利用できます。

 しかし、無料で使い続けるデメリットとして、機能(顧客の管理数など)の制限があります。例として、HubSpotも無料利用が可能ですが、有償版と比べると機能は制限されます。

 他社と比べると、無料で利用できる範囲が広いため、「CRMツールを初めて導入する」という企業は無料で利用できる期間がないツールを使う選択肢もありです。ですが、多くの顧客を対象にしている場合や、CRMを重視したい場合は有償版を検討しましょう。

Q.ツールを導入したことがあるが使いこなせなかった

 前述の通り、まずはツールを使ってどういった効果を得たいのかをはっきりさせることが重要です。

 自社にとって必要な機能が付帯していれば、まずは問題ありません。操作に不安がある場合は、サポート体制が充実しているかどうかを判断基準に。また、ユーザーの継続使用率を調べてみることもおすすめです。たとえば、eセールスマネージャーの「Remixcloud」は定着率95%です。

CRMツールについてまとめ


 CRMツールは、現代のマーケティングにおいて、自社売り上げアップには欠かせないツールです。

 本記事では、CRMツールを選ぶ際のいくつかのポイントを説明してきました。もっとも重要なのは、「何のため」に導入するかを明確にすることです。ご紹介したツールの、それぞれの特徴をよく理解し、さらに理解を深めるためには、無料トライアルからどんどん試していくべきです。

まだ導入していない企業には敷居が高いと感じるかもしれませんが、まずは一歩踏み出してみましょう!

CRMツールに関するお役立ち資料の紹介


 通販通信ECMOでは、本記事以外にも、お役に立ちそうな資料を多くご用意しております。マーケティングに関する知識提供や、他社事例も紹介しているので、ぜひご活用ください。


・MA搭載型CRMツールによる効果的なLINEマーケティング

・EC事業に欠かせない“データマーケティング”の考え方

・ECサイト開設の必要事項を総まとめ!再春館製薬所のノウハウから


CRMツールに関するお役立ち記事紹介


本記事以外にもさまざまな記事をご用意しています。

CRM関連の記事以外にも、最新マーケティング動向やECに関する基礎知識が学べる記事も揃っています。ぜひ、あわせてチェックしてみてください。


CRMに関するセミナー情報


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