2021.04.08 コラム
【資料付】顧客管理はスマホアプリで出来る!目的別おすすめ比較7選
企業にとって「顧客管理」は事業継続にあたって必須と言えます。近年はiPhoneやAndroidのスマホ上で顧客管理を実践できるアプリも登場しており、実践のハードルが下がってきています。最適な顧客管理の実践に役立つ情報をお届けします。
顧客管理=CRM?アプリやソフトは必須か
顧客管理の目的は、顧客の状況を深く読み取り、ニーズを満たすことです。そのためには、顧客情報を適切に管理し、データを分析を行い、顧客の潜在的な要望や次にとりうる消費行動を予測する必要があります。
ちなみに、顧客管理は英語で“CustomerRelationshipmentManagement(CRM)”と呼ばれます。必ずしも顧客管理システムそのものを指すわけではありません。例として、専用のCRMツールを使っていなくても、エクセルやGoogleスプレッドシートを使った顧客管理も広く行われています。もちろん、これは自社の規模や顧客の数などに合ったものであれば問題なく、「ツールを導入していなければCRMは不可能」というわけではないのです。
しかし多くの場合、顧客管理システムを利用すると、効率的かつスピーディーに分析と施策の立案を行うことができます。一定の初期費用やランニングコストは発生するものの、顧客管理の質を上げ、コストパフォーマンスを上げるために、一度は導入を検討したいものです。
iPhoneやAndroid、タブレット、Macでも
現在、多くのシステム開発業者が顧客管理システムを販売しています。一般的なWindows向けのアプリもあれば、中小企業のプロフェッショナルが多く利用しているMac向け、携帯電話で主流のiPhoneやAndroidのスマホ・タブレット端末で管理できる顧客管理アプリも出てきています。
さらにインターネット経由で提供されるSaaS型、インターネット上で操作するクラウド型など、ソフトの形態やその機能も多様です。
だからこそ、顧客管理システムを導入する前には目的やニーズを整理して、サービスを選別することが重要です。具体的には下記のような視点で考えてみることをお勧めします。
・やりたいことができるか
・出したい成果が最短距離で見込めるか
・予算上、導入は現実的か
・自社と近しい使用事例はあるか(公式サイトやお問い合わせにて導入事例を参照できる場合があります)
・UIは使いやすそうか
・サポートは受けられるか
なお有料のソフトだけでなく、無料のソフトもあるため、そもそも顧客管理システムが必要かどうかわからないという場合には無料版で試してみるのも手です。
しかし顧客管理システムの必要性を十分に理解し、導入の必要性を痛感している場合には、無料のソフトでは機能制限があるため、有料版の導入を検討することもおすすめします。
目的別に比較!おすすめ顧客管理7選
顧客管理ソフトは種類が豊富なため、ここでは特におすすめの顧客管理ソフトを厳選して、特徴別に7つ紹介します。
【iPhoneアプリで使える】
iPhone専用アプリの『簡単・シンプルな「顧客管理帳」』は、接客業に特化した顧客・売上管理アプリです。Masaya Kato氏が提供しています。
無料プランもありますが、プレミアムプランでも月額480円からと利用しやすく、個人事業主や事業を立ち上げたばかりの企業には大変魅力的なプランといえるでしょう。
【Androidスマホで使える】
「Bitrix24」は800万社以上の導入実績をほこる欧州生まれのクラウド型顧客管理アプリです。多種多様なテンプレートによる「情報の可視化」とオートメーション(自動化)が特徴で、事業規模に合わせてプランを選ぶことができます。有料プランは19$(約2,000円)からと比較的高額ですが、無料プランもあります。
【タブレットで使える】
「顧客カルテ」は株式会社クレアンスメアードが提供するSaaS対応の顧客管理アプリ。業種・業態によって、基本のシステムをカスタマイズして利用する形なので、無料トライアルはなく、利用する前には問い合わせが必要です。また販売成果報酬型の料金体系なので、顧客管理の成果が出る前の導入期において予算面でメリットがあります。
【Macアプリで使える】
「顧客管理システム - 連絡先管理」はyongwen hu氏が提供する顧客管理アプリです。日本語、 イタリア語、 オランダ語、 ドイツ語、 フランス語、 簡体字中国語、 繁体字中国語、 英語などの多言語に対応しており、無料トライアルはありませんが、月額1,100円とリーズナブルな価格が特徴です。
【SaaS/クラウド型】
mazrica.Incが提供する「Senses」は、AIが案件のリスク分析や類似案件をアドバイスしてくれる顧客管理アプリ。
利用料金が月額2.5万円からと比較的高額ですが、最先端のAI技術を使った顧客管理システムが自社にフィットすれば、費用対効果はあるはずです。15日間の無料トライアルもあるため、使用感を事前に試すこともできます。
【スケジュール管理に使える】
ZOHO Japan Corporation.が提供する「Zoho CRM」は、導入実績世界15万社と圧倒的な信頼があることに加え、「ユーザーが選ぶ 2020 ベストSFAソフトウェア賞」を受賞。名実ともに優れた顧客管理ソフトです。月額利用料1,440円とリーズナブルながら、 認定パートナーによるコンサルティング・開発サポートを受けることができるため、「顧客管理が初めて」という方にも安心です。
【メモ機能が充実している】
株式会社ジーニーが提供する「ちきゅう」は、「日本マーケティングリサーチ機構調べ2020年度No.1」の国産クラウド型営業管理ツールです。BtoB企業・BtoC企業ともに導入実績が豊富で、月額1,480円と導入しやすい料金かつ、直観的でシンプルな操作が特徴です。
よくある質問
Q.予算がないが自力でもできない。無料/フリーから使えるものはあるか
「FullFree」のような、無料かつ自分の好きなようにカスタマイズできる顧客管理アプリがおすすめです。
有料の顧客管理アプリはサポートも手厚く便利ですが、多くの場合、月額利用料が高額です。また、無料プランで使える機能が限られ、利便性が低いなどの問題もあります。
まずは無料のアプリを利用してみて、効果測定をするのも大切です。
Q.ツールを導入したことがあるが使いこなせなかった
自社がやりたいこと以上の機能が付いた高額な顧客管理ソフトの場合、十分に使いこなせず、結局「宝の持ち腐れ」状態になってしまうことも。
前述した通り、自社が達成したい目標や最低限欲しい機能をリストアップしたうえで選ぶようにしましょう。
顧客管理についてまとめ
顧客管理において、必ずしもCRMツールが必要というわけではありませんが、多くのことを自動化・見える化してくれるため、メリットしては非常に大きいです。
顧客管理ソフト導入によって売り上げアップ、作業の手間や経費が削減できれば、かかったコストを簡単に回収することも可能です。「自社に顧客管理ソフトが必要かわからない」という場合には、まず無料のソフトや無料お試し期間の付帯したサービスを試してみることをおすすめします。
顧客管理に関するお役立ち資料の紹介
EC・通販、ネットショップを支援する通販通信ECMO(エクモ)では、ECMO会員になるとダウンロードすることができる、顧客管理に役立つ資料を掲載しています。
データ分析ツール『EC-DashBoard』を提供するKUROCO株式会社が、ECサイトの売り上げを伸ばす「EC-DashBoard」を使ったデータ分析について紹介します。
顧客管理に関するお役立ち記事紹介
独自記事やノウハウ集などもありますので、ぜひ貴社の顧客管理に役立ててください。
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