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通販通信ECMOニュース・記事コラム【目的別おすすめ3タイプを比較】BtoB営業が活用すべきビジネスマッチングサイト/プラットフォーム

2022.09.12 コラム

【目的別おすすめ3タイプを比較】BtoB営業が活用すべきビジネスマッチングサイト/プラットフォーム

  ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)は、受注先や仕入先をすばやく見つけられるサービスのことです。仕事を依頼したい企業と、依頼を受けられる企業同士をつなげます(=マッチング)。このコラムでは、無料で利用できるサイトなど売り手と買い手に最適なサービスを、目的別のおすすめ3タイプを比較しながらご紹介します。商談や案件などリード獲得の際にご活用ください。(2021年7月初出/2022年9月改稿)



ビジネスマッチングサイトとは?


 ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)とは、BtoBビジネスにおいて、製品やサービスを提供したい企業(売り手)と、それらを必要としている企業(買い手)を結びつける仲介サイト(プラットフォーム)です。

 ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)を活用すると、様々な企業の製品やサービスを簡単に比較検討できます。
  • 口コミ情報が少なくて、発注先を選びにくい
  • 自社に合う取引先を見つけたい
  • 新しい製品やサービスの情報を知りたい
 ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)では、様々なサービスを扱っています。代表的なものは、ウェブ制作やシステム開発などのIT関連です。ほかにも、機械や住宅建材などのものづくり関連、コンサルティングや通訳といった人材系もあります。また、海外の企業とマッチングできるサイトもあります。

◎売り手側のメリット

 売り手側のメリットは、自社の製品やサービスを簡単に広められることです。ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)には、新しい製品やサービスを求める事業担当者が多く訪れます。そのため、今まで取引のなかった顧客との接点を作ることも可能です。

◎買い手側のメリット

 買い手側のメリットは、多くの場合、基本的に利用料がかからないことです。サービスで生じる料金は、売り手側が成果報酬や月額利用料として負担するのが一般的です。

マッチングサイトの種類

 ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)には、それぞれ「得意分野」があります。取り扱う内容はサイトごとに異なり、サイトを選ぶときは、そのサイトがどのような対象の商品やサービスを行っているのか確認する必要があります。

 ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)は、以下の3つのタイプに大別できます。
  • 資料ダウンロード型
  • エージェント型
  • 相見積もり型

 それぞれの特徴を、詳しくご紹介しましょう。

◇資料ダウンロード型マッチングサイト

 企業情報、製品やサービスの情報を資料として用意し、買い手側が掲載されている情報を見て選定します。このスタイルは、マッチングサイトとして一番多い形で、いわゆる「資料ダウンロードサイト」が、これにあたります。

 資料請求ではなく、資料の「ダウンロード」であるため、すぐに資料を取り寄せて比較検討ができます。社内や顧客への提案にもすぐ使えるため、利便性が高いのが特徴です。

 一部のサイトでは、買い手のニーズを掲載し、売り手からコンタクトを取る入札形式もあります。産業支援系の省庁や独立行政法人によるマッチングサイトではプラットフォーム型が多いのが特徴で、売り手と買い手双方が情報を掲載できます。

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◎買い手側のメリット(資料DL型)

 買い手側に業界知識や商品サービスに関する情報がある場合、自分で発注先を選定できます。また、すでに発注先が決まっている場合でも、比較のために資料を取り寄せて気軽に利用できます。


◎売り手側のメリット(資料DL型)

 売り手側としては、より手早く広く情報を発信したい場合に向いています。どのような業種やサービスでも、資料さえ用意すれば気軽に利用できます。

△注意すべき点(資料DL型)

 サービスによっては、固定費が発生するケースや、契約期間に制約があるケースもあり、案件(リード)獲得の単価が高くなることもあります。

 あらかじめ予算を決めて、発生する料金を意識しながら利用すると効果的です。

◇エージェント型マッチング

 エージェント型では、担当者を介して企業とのやりとりや取引をします。転職支援などの人材サイトと同様のスタイルです。「サービスに登録 → エージェントと面談 → エージェントが売り手を選定 → 買い手に紹介して契約」という流れが一般的です。

◎買い手側のメリット(エージェント型)

 買い手側の課題を解決するための業界情報が乏しい場合、エージェントはこれを手助けします。エージェントは、そのサイトが扱う商品やサービスについておおよその知識を持っており、各社の商品やサービスの特徴、他の企業との相違点も把握しています。特に買い手が新たな分野の商品やサービスを選定する場合、エージェントからの適切なアドバイスを得て選定することで、ミスマッチになってしまうリスクを減らせます。

◎売り手側のメリット(エージェント型)

 売り手側にとっては、人的な紹介を通じた個別交渉に強みがある場合に最適です。自社商品やサービスの特徴を、第三者であるエージェントが、他社との比較をまじえながら買い手に説明するため、説得力があります。


△注意すべき点(エージェント型)

 一方、商品単価が安かったり、利益率が低かったりする場合は、不利になるケースもあります。商品単価が安いことはひとつのメリットですが、利益率が低いと、量を売り続けなければ長期的な利益につながりません。

 なお、契約継続中はエージェントによる買い手・売り手双方をフォローするサービスもあります。スムーズな業務遂行を支援してもらえるため、必要に応じて依頼を検討してみるのも手です。

◇相見積もり型マッチング

 相見積もり型では、サービス情報や料金相場がまとめられた比較一覧表をもとに、買い手側が選定します。比較できるだけではなく、目的に合わせて条件(地域・価格・実績など)から絞り込んで、見積もりを依頼することもできます。

◎買い手側のメリット(相見積もり型)

 相見積もり型は、買い手側の予算が決まっている場合や、より安価なものを求める場合などに最適です。相場を知らず、業界知識がないままでは、先方の言い値で契約してしまう危険もあります。複数の業者に一括で見積りができれば、相場を把握して発注企業を選定できます。

 また、実際に発注した企業の口コミを掲載しているサービスもあります。他の企業からの口コミを参考にして、より信頼性の高い企業を選定することも可能です。

◎売り手側のメリット(相見積もり型)

 売り手側としては、サービス内容に対するコストパフォーマンスに自信がある場合に最適です。単純に同じサービスで価格が安いものを用意すれば、選ばれやすくなります。
一方、見積もりだけでは価値を理解されにくいような独自のサービスを展開している場合は、不利になることもあります。

△注意すべき点(相見積もり型)

 まず買い手側として注意すべき点です。相見積もりとは同様の商材を扱う複数社から見積もりを一括で請求することです。そのため、見積もりを取った複数社全てからメールや電話で営業活動を受けることになる可能性が非常に高くなります。

 次に売り手としての注意点としては、「金額だけで見られがち」「自社認知がなされない」ということが起こることです。相見積もりですので当然競合との金額差をシビアに見られることになります。また、買い手の注意点でも記載した通り複数社から一括で見積もりを取られるため、数が多いと見積もりをとった買い手側から社名やサービス名の認知すらされてないということもしばしば起きます。同種のサービスで一括で取り寄せたのでいちいち個別のものまでみてない、ということです。このあたりについて注意が必要です。


▽代表的なサイト(相見積もり型)

 相見積もり型の代表的なサイトは「アイミツ」です。アイミツは、企業の強み弱みや実績評判を総合的に評価して審査しています。各業者からの見積書が最短で翌日までに報告されるため、急ぎの案件でも安心です。
 
 また、専門分野に合わせて業者の選定を手助けしてくれるコンシェルジュもいるため、特定の業界知識がない場合でも気軽に相談できる利点があります。


売り手に最もおすすめなマッチングサイトとは?

 ビジネスマッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)は、取り扱っている製品やサービスがサイトごとに異なっています。より良い企業とマッチングするためにも、求める製品やサービスの分野を専門的に扱うサイトに注目しましょう。

 売り手にとって【無料機能/期間がある】こと、または【成果報酬型】であれば、低コストで始めることができ、これから始めようとする企業にはおすすめです。受注案件の質と数を求めるのであれば、「プラットフォーム型」を検討してみましょう。

 しかし、【無料機能/期間】があり、【成果報酬型】で利用できるプラットフォーム型マッチングサイト(ビジネスマッチングプラットフォーム)は、それほど多くないのが現状です。

 「通販通信ECMO(エクモ)」は、上記の条件を満たしたEC・通販に特化したビジネスマッチングサイトです。創刊から10年以上が経過している信頼できるWebメディアでもあります。実績として、トライアル初月で多くの新規リードを獲得している企業もあり、効果が期待できます。



 無料から始められることでリスクも低いため、まず第一歩を「通販通信ECMO」から始めてみてはいかがでしょうか。
【メリット】
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