(株)HIKKYは26日、世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット6」を8月14~28日に開催すると発表した。テーマは「日本の祭り」。昨年に引き続き、(株)大丸松坂屋百貨店のブースが登場し、次世代型店舗「バーチャル大丸・松坂屋」を期間限定で展開する。
「バーチャルマーケット」は世界最大のVRマーケット
「バーチャルマーケット」は、バーチャル空間上にある会場で、アバターなどのさまざまな3Dアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRマーケット。開催期間中は24時間運営され、世界中から100万人を超す来場者を誇る世界一のVRイベントだ。3Dデータ商品の個人間売買を目的に始まったマーケットだが、近年は大手企業の参入などによりリアル商品の販売も充実し、VRコマースの新たな可能性を創出している。
昨年末から今年にかけて展開した「バーチャルマーケット5」で、お取り寄せ食品の販売が初の取り組みとなった大丸松坂屋百貨店は今回、百貨店業界初の「飛び出すバーチャルカタログ」で商品を掲載。VRならではの演出で食品の魅力を表現する。
サイト上で合計500点以上の商品購入が可能に
3Dで飛び出し、直接ECリンクで購入できるスイーツ商材5点に加え、ビールなど32アイテムを表示。各カテゴリのECページへ移動でき、サイト上では合計500点以上の商品が購入できる。また、リアル食品の販売に加え、新たに「食品3Dモデルの販売」も実施する。
開催期間がお盆休み・夏休み期間ということから、「日本の祭り」というテーマに合わせ「お面3Dモデルの無料配布」や「バーチャル温泉」などの空間内イベントも企画。「バーチャルマーケット6」に登場する「バーチャル大丸・松坂屋」には、フルーツカクテル杏仁やアイスクリームなど夏にぴったりのカラフルなスイーツや、ラーメン、ステーキといったボリューム満点の商品、ビールやジュースのセットなど、この夏ならではのグルメが購入できる。
360度あらゆる角度から商品を見られる「飛びだすVRカタログ」は、ページをめくると空間上に商品が飛び出してくる仕組み。商品の詳細情報も左右に浮かび上がる。バーチャル空間では、ユーザー同士が3Dモデルを使った交流が日常的だ。ビールの3Dモデルを持って乾杯したり、スイーツの3Dモデルを使って誕生日のお祝いを演出したり。
「V呑み」を応援する「食品3Dモデル」を新発売
そうした「V呑み」を応援したいと、「食品3Dモデル」を新商品として開発し、初めて販売。「3Dモデル 夏のがっつりグルメセット」(6点セット)と、「3Dモデル カラフル夏の絶品スイーツ」(5点セット)、それぞれ税込み500円で提供する。
ブース内では大丸・松坂屋の公式マスコットキャラクターの「さくらパンダ」「よざくらパンダ」のお面3Dモデルを無料配布。VR空間のユーザーはお面をつけて写真撮影などを楽しめる。また、可愛らしいひよこが浮かぶ温泉も用意。温泉に入ると雪が降るという粋な演出もあるバーチャル温泉は、ユーザー同士がゆったりとした時間を過ごすことができる空間だ。
HIKKYと大丸松坂屋百貨店は、工夫を凝らしたバーチャル空間内のユーザーコミュニケーションを促す数々のサービスの提供や遷移先ECサイトを含めた商品展開の大幅拡大を行うことから、前回の来場者の倍増を見込んでいる。
■「バーチャル大丸・松坂屋」『来場方法』
https://vket6.v-market.work/access
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