Q6.ビジネスアカウント持つメリットは?
A6.
何よりも複数の人間(チーム)でページを管理ができることがメリットです。また広告出稿以外は基本的には無料ですので、広告予算はないがwebでの露出をしたいという場合は参入ハードルの低いweb戦略となりえます。さらに分析機能も充実しるため、SNS運用の分析を行うハードルも低いです。
Q7.ビジネスアカウントのデメリットは?
A7.
強いて上げると運用リソースが必要になることです。自動で何かが進む、といった類のものではなく日々投稿や分析を行いPDCAをまわしていく運用が必要です。「継続は力なり」ではないですが、運用をしっかり続けられるリソース状況でなければ、立ち上げ時にパワーだけかかるということも起こりかねませんので注意が必要といえるかもしれません。またSNS全般にいえますが、今日運用を開始したら明日には華々しい成果が出るということはあり得ません。このあたりも留意が必要です。
ビジネスアカウントでできること
Facebookビジネスアカウントでできることはさまざまですが、主に「情報拡散力」の面で役立つでしょう。
Facebookビジネスアカウントの投稿には「いいね!」機能があります。
あるユーザーが企業アカウントの投稿に「いいね!」をすると、そのユーザーの友達のタイムラインに投稿が表示されるため、情報が自動的に拡散されます。
近い属性のユーザーに情報が拡散されるので、直接売り上げに繋がる可能性が高いでしょう。
また、Webサイトと異なりSNSアカウントであるためユーザーが気軽に閲覧することが多く、より頻繁に情報を提供することができます。
広告機能を活用することで、興味関心の高いユーザーをターゲットに情報を届けることも可能なため、効率の良いマーケティング活動を行うことができるでしょう。
その他に、情報拡散機能だけでなく分析機能も充実しています。
インサイト機能では、ユーザーの反響を測定することやリアクションを把握することができるので、投稿内容の改善や商品の課題点を洗い出すことが可能です。
Facebookビジネスアカウントには、運用面でも多くの魅力があります。
Facebookビジネスアカウントは自社のみで運用することができるため、人件費の投資や外部委託における管理コストなど、運用コストを削減することができます。
自社内で効率よく活用できる場合はそのまま運用を続ける、ノウハウがなく躓いてしまう場合は外部から知識を得るなど、柔軟な対応ができるため、初めてSNS運用する企業でも安心して導入することができるでしょう。
個人用アカウントとの違い
Facebookビジネスアカウントと個人用アカウントの違いには、以下のようなものがあります。
- 登録名
- 広告配信機能
- 予約投稿機能
- 管理できる人数
- 投稿の公開範囲
- 投稿へのリアクション
個人アカウントでは登録名は基本的に実名となりますが、ビジネスアカウントでは会社名やサービス名でも登録可能です。また広告配信や予約投稿などビジネスに活用できる機能も利用することが可能です。
また個人アカウントは登録者のみがアカウントを管理することができますが、ビジネスアカウントは複数の管理者を設定することができるため、社内で投稿や管理を役割分担することができます。
その他、個人アカウントでは一般ユーザーへのコメント等のリアクションができますがビジネスアカウントではできなかったり、個人アカウントに友達申請するといった機能がなかったりといった違いがあります。
ビジネスアカウントを作成する場合は、個人アカウントを持っている前提となりますので、それぞれの機能を使い分けるようにするとよいでしょう。
インスタ広告も一元化?FB広告のやり方
Facebookビジネスアカウントの運用は、4つのステップを踏むだけです。
ステップ1:ページ作成の目的とKGI・KPIの設定
まず1つ目のステップでは、ページ作成の目的・KGI・KPIを設定します。
KPI(Key Performance Indicator)とは、組織の達成目標に対してどのくらい実現できたのかを評価する指標で、KGI(Key Goal Indicator)は最終目標のことを表す指標です。
例えば、KGI(最終目標)が「自社サービスの売上を年間60%アップする」とした場合、KPIは「広告数を増やす」「客単価を増やす」「サービスの機能を増やす」となります。
これらの目標を達成するためにFacebookをどう運用するのか検討することで、行うべき施策を検討することができます。
ステップ2:担当者の決定
2つ目のステップはFacebookを管理する担当者を決定します。
担当者は「投稿」だけでなく、ユーザーのエンゲージメントを確認・集計、分析などさまざまな業務を行うことが基本です。
広告の管理なども手掛けますが、現在はFacebookの傘下にInstagramが入っているため、インスタ広告をFacebookのアカウントで管理できるなど利便性が高くなっています。
ステップ3:コンテンツに関する内容の決定
3つ目のステップでは、投稿頻度やテキストメッセージのルールなど、コンテンツに関する内容を決定します。
企業アカウントではブランディングが大切です。「ですます調を徹底する」「改行のきまり」「文章の文字数」など、統一した投稿を心掛けるようにしましょう。
ステップ4:分析・効果測定
4つ目のステップは、投稿して集まったデータを分析し効果測定を行うことです。
投稿した後のユーザーの反応をみることで、改善すべき点が見つかったり、サービスの欠点が明らかになるなど、多くのヒントを得ることができます。
常にPDCAサイクルを回すことで効果的にSNS運用を行うことができるでしょう。
5ステップでわかるインスタ広告入門と2022年最新トレンドアカウント運用時の注意事項
Facebookビジネスアカウントは、個人のFacebookアカウントから作成するため、Facebookビジネスアカウント専用のIDやパスワードを設定する必要がなく、非常に手軽に作成・運用することができます。
しかし、だからこそ運用の際に注意すべき点があります。
1.個人アカウントが制限・停止
個人のアカウントがFacebook利用規約に従っていない場合には、アカウントが制限もしくは停止され、Facebookビジネスアカウントにもログインができなくなる可能性があります。
もし重大な違反によりアカウントが停止されてしまった場合は、アカウント自体の再開もできなくなってしまいますので、注意しましょう。
2.担当者の不在
Facebookの運用管理者が不在の場合、Facebookビジネスアカウントにログインができず、更新もできないというケースがあります。
また、担当者が退職する場合には、予めアカウント管理者の引き継ぎを行うことが必要です。万が一、アカウントの引き継ぎができなかった場合には、設定手続きができるので、Facebookヘルプセンターに連絡してみましょう。
Facebookビジネスアカウントまとめ
現在は企業でSNSアカウントを運用することが、顧客関係を構築する上で重要になっています。
また、集客だけでなく企業のブランディングにおいてもSNSの運用が必要です。
その中でも「運用コストが比較的低い」「Instagramとの連携ができる」など、魅力の多いFacebookビジネスアカウントは、多くの企業で導入が進んでいます。
アカウントの作成も簡単にでき、投稿ハードルやエンゲージメント分析など専門知識が無くても行えるので、興味を持っている企業は1度導入するのがおすすめです。
実際に運用してみて、自社との相性を確認してみると良いでしょう。
自社内だけで運用が難しい場合は外部からノウハウを得るなど、柔軟に対応することでより高い効果を発揮することができます。
Facebookのビジネス運用に役立つ資料
SNSのビジネス運用はFacebookだけにとどまりません。
当サイトではSNS運用に関するサービス資料や導入事例など無料でダウンロードできます。
興味のある方、導入を検討されている方はぜひご覧ください。
Facebookに関する記事
「まずはSNS運用やFacebookに関する情報を集めたい」と考えている方は、コラム記事も掲載しているのでぜひ参考にしてください。