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通販通信ECMOニュース・記事コラム【2022】アフィリエイト広告の出し方 | 仕組みや種類、アフィリエイターになるメリット・デメリットを解説

2022.03.08 コラム

【2022】アフィリエイト広告の出し方 | 仕組みや種類、アフィリエイターになるメリット・デメリットを解説

 インターネット広告の代表的な手法の一つであるアフィリエイト広告。一般ユーザーにも身近な存在になっているアフィリエイト広告ですが、成果を出すためには、それなりの事前リサーチと仕組みについて理解していることが必要です。今回は、今さら聞けないアフィリエイト広告とは何か、どのような種類があるのか、またメリットデメリットまで解説していきます。



アフィリエイト広告の特徴

 まずはアフィリエイト広告の概要とその仕組みについて紹介します。

◆アフィリエイト広告とは

 「アフィリエイト」とは「成果報酬型」と呼ばれる広告の料金体系です。成果報酬型の広告であればどんな形態でも「アフィリエイト広告」なのですが、一般的にはインターネット広告の成果報酬型のものを指します。本記事では以降、「アフィリエイト広告」はネット上の成果報酬型広告について取り扱います。
 
 アフィリエイト広告を利用するアフィリエイター(媒体主)がASPと言われるプロバイダーを通して、自身が保有しているWebサイトやSNSに広告を設置します。
 
 今では、Webマーケティングやインターネットビジネスについて検索すると「アフィリエイト」という単語を目にする機会が増えてきました。また、ブログやニュースを読んでいると、アフィリエイト広告

 そのものを目にしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。
 
 このように一般ユーザーの身近な存在になりつつあるアフィリエイト広告ですが、その目的としては、Webサイトに訪れたユーザーに、アフィリエイト広告(リンク)を経由して広告主のサイトで商品を購入してもらうなど、消費者の購買効果を高めることにあります。
 
 広告主が自社の商品をアフィリエイターに紹介してもらうことで、消費者にその商品を売ることが可能です。

 また、アフィリエイターが自身のWebサイトに広告主の商品の広告を掲載することで、広告収入を得ることができます。

◆アフィリエイト広告の仕組み

 アフィリエイト広告の仕組みを理解するのに重要になってくるのがASPです。
 
 「ASP」とは、「Affiliate Service Provider」の略語で、媒体主であるアフィリエイターと広告主を仲介する存在です。広告を提供したい広告主は、ASPを通して広告を登録し、広告を掲載したいアフィリエイターは、ASPに登録されている広告の中から商品を選ぶことができます。
 
 このように、アフィリエイト広告の運用には、「ASP」「アフィリエイター」「広告主」の三者が携わっていることが分かります。
 
 では、アフィリエイト広告を運用するには、どのような手続きが必要なのでしょうか。

 一般的な運用の流れは以下です。
 
 1. 広告主がASPに広告を出稿する
 2. アフィリエイターがASPに登録されている広告に中から掲載したい広告を選択する
 3. アフィリエイターが自身のWebサイトやSNSに広告を掲載する
 4. ユーザーが広告を経由して、広告主のWebサイトで商品を購入する
 5. 達成したコンバーションを元に、ASPが報酬額を集計する
 6. 広告主が成果に応じた報酬額をASPに支払う
 7. ASPが広告主から受け取った報酬をアフィリエイターに支払う

アフィリエイト広告の種類

 アフィリエイト広告の特徴が掴めたところで、広告の種類についても知っておくと良いでしょう。

 アフィリエイト広告は、どこを「成果」とするかの差があります。一般的には以下3種に分類できます。

◇最終成果獲得

 最終成果報酬とは、簡単に言えばCV(コンバージョン)です。つまり商品購入や申込、登録、アプリダウンロードといった成果を指します。

 商品購入で言えば、ユーザーがアフィリエイターのWebサイトやSNSに掲載されている広告を経由して商品を購入に至った場合に、その購入件数に応じて報酬が発生します。
 
 ユーザーが商品の購入やサービスの申し込みをした場合にのみ報酬が発生するため、難易度が高くなる反面、単価が高くなりやすいことが特徴です。
 
 この成果報酬型は、もっとも主流なアフィリエイト広告で、「アフィリエイト広告=最終成果獲得によって報酬が発生する広告」とした言葉の使われ方も多いです。

◇クリック獲得

 クリック型は、ユーザーがアフィリエイト広告をクリックした場合に、そのクリック数に応じて報酬が発生します。

 1クリックあたりの単価は、広告によってさまざまで、単価非公開という場合もあります。

 アクセス数の多いブログなどには、それだけクリックしてもらえる機会が多く、成果を出しやすいでしょう。

◇インプレッション獲得

 インプレッション型は、WebサイトやSNSなど、媒体上で広告が表示された場合、その表示回数に応じて報酬が発生します。

 成果報酬型やクリック型と比べて、単価が低くなりますが、Webサイトのアクセス数やPV数が高ければ、それだけ広告表示回数が増え、成果を出すことができます。

アフィのメリット/デメリット

 アフィリエイト広告で得られるメリットを広告主とアフィリエイターで分けて挙げると、以下のようなものがあります。

■広告主のメリット

 まずは、費用対効果が高いという点です。

 テレビや雑誌などに広告を掲載するには、出稿するのに高額な費用を支払う必要があります。 一方でアフィリエイト広告の場合は、基本的にASPの利用料と自社が設定した広告費を支払うのみなので、無駄なコストがかかりません。
 
 また、多くのユーザーに宣伝することができるのもアフィリエイト広告の魅力の一つです。すぐに成果が出ない場合でも、さまざまなメディアに広告が掲載されるため、自社の商品や企業名の認知度を上げることに繋がります。

■アフィリエイターのメリット

 ASPを利用することで、アフィリエイターは手軽に広告を掲載することができます。

 広告掲載に審査が必要なASPもありますが、Googleアドセンスのように厳格な審査ではなかったり、そもそも審査が必要ないものもあります。
 
 また、アフィリエイター自身が運用するWebサイトやSNSのテーマにあった商材を選ぶことが可能です。しっかりとターゲット層を把握したうえでアフィリエイト広告を活用すると、報酬を受け取ることができるだけでなく、ユーザーの関心も高まります。

■アフィリエイト広告のデメリット

 反対に、アフィリエイト広告にはいくつか注意すべき点もあります。

■広告主のデメリット

 広告主にとっては、媒体主から広告を選んでもらえないと、そもそも広告を掲載することができません。

 広告の成果がまったくない場合でも、ASPの利用料が発生するため、多少のコストリスクが発生します。
 
 他には、予期せぬ形で広告が掲載されてしまうリスクがあるという点です。一部のアフィリエイターによっては、適切でない文章表現や著作権侵害など、悪質行為を行う可能性も考えられます。

 その場合には、広告主の商品や企業イメージが悪くなることにも注意が必要です。

■アフィリエイターのデメリット

 広告の成果が出るまでに時間がかかることや期待していたほどの成果が出ない場合に、挫折しやすいという点がデメリットになります。
 
 成果を出すには、アフィリエイトに関する知識の習得、ターゲティングなど、少なからず事前準備も必要です。
 
 上記の理由から、アフィリエイトサイトを運用するためのモチベーションを保つのが難しいとも言われています。

適切な準備をしてアフィで成果を上げよう

 今回は、アフィリエイト広告とは何か、その仕組みや種類、メリットデメリットを紹介しました。
 
 アフィリエイト広告で成果を出すには、それなりの時間とテクニックが必要です。しかし、適切な準備を行うことで、アフィリエイト広告で費用対効果を得ることができます。
 
 今一度アフィリエイトを活用する目的を明確にし、適切なコンバーションの設定、報酬額の設定を行いましょう。

アフィ広告に関連する資料

 「通販通信ECMO」では、アフィリエイトに関する資料を多数掲載しています。

 アフィリエイト広告についてさまざまな視点から知りたい方は、以下の資料を参考にしてください。


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