2022.05.02 コラム
スマホ利用者に効果的なプッシュ通知を活用しよう
プッシュ通知とはアプリを通してスマホに直接送信できるメッセージです。企業が提供するアプリ利用者に定期的にメッセージを配信することで、利用者離れを防ぐと共にアクティブ利用者確保に効果的なマーケティング手法です。この記事ではプッシュ通知の種類や活用方法をご紹介します。
プッシュ通知とは?
プッシュ通知とはアプリを通してスマホに直接送信できるメッセージです。オフラインの状態でも届きポップアップ表示されるので、利用しているアプリの新着情報をプッシュ通知で知る方は多いのではないでしょうか。
企業が提供するアプリ利用者が定期的にメッセージを受信することで、利用者離れ防止やアクティブ利用者確保に効果的です。マーケティングに役立つ活用方法もあるのでぜひ参考にしてみてください。
◎メリット
プッシュ通知の一番のメリットは前述したように利用者離れを防げるということです。多くのデバイスが「モダンスタンバイ(画面は消灯していてもネットに接続している状態)」と呼ばれる機能を実装しています。そのため、適切なタイミングと頻度で企業からアプローチをすることが可能になりました。
プッシュ通知がオフラインの状態やロック状態でも届くことで、スマホを手にしてすぐ通知欄を開き利用者がアプリとつながることができます。また、新着情報やセールのお知らせなどは一度メールマガジンが届いても忘れてしまいがちですが、プッシュ通知を最適な時期に再度送ることでリマインド効果が期待できます。
もちろんお知らせだけでなく利用者に関心を持ってもらえるようなコンテンツを配信することで、企業が提供する商品やサービスを継続的に利用してもらえます。
▲デメリット
メリットの反面デメリットもあります。
プッシュ通知をその都度確認しない利用者には、一日に何度も配信されることで嫌気がさし削除したり通知をオフ設定にするユーザーも多くいます。
効果的に運用しなければ利用者とつながることに失敗し価値ある情報をお届けできないという結果になりかねません。利用状況や利用者心理を考慮しながら適切な通知を心がけましょう。
プッシュ通知の種類
プッシュ通知で挙げられる3つの種類をご紹介します。
①ローカルプッシュ通知
オフラインで利用できるのがローカルプッシュ通知です。機内モードでも通知が可能で、よく使われるのはアラームやタスク・スケジュール管理のアプリです。その他にもリマインドとして利用するために日時を指定して活用する方が多いです。
②リモートプッシュ通知
リモートプッシュ通知はローカルプッシュ通知と違ってオンラインの時のみ利用できます。
LINEやカカオトークなどチャットのメッセージ、最新情報の配信をしたいショップなどが活用します。活きた情報をいち早く届け、企業が提供する商品やサービスと利用者間で常に情報共有したいときに利用するのが効果的です。
③リッチプッシュ通知
リッチプッシュ通知はワンタッチで開くことができ画像や動画を開ける操作機能が備わっています。
利用者に関心を持ってもらうために視覚で引きつけ、通知を開封することなく画像の閲覧や操作が可能なので、通知欄から利用者がアプローチできる利便性の高さが特徴的です。
iPhoneとAndroidの違い
iPhoneとAndroid、つまりiOSとAndroidではプッシュ通知でのアプローチが異なります。
iPhoneの場合アプリをダウンロードした時点でプッシュ通知の受け取り可否の選択が表示されます。一方でAndroidの場合は自動でプッシュ通知を受け取る状態に設定されます。
効果的な活用方法
プッシュ通知をマーケティングとして活用する際には、利用者により効果的で適切な方法を選択することが大切です。数多くある活用方法から5つご紹介します。
①適切なタイミングでリクエスト送信
プッシュ通知ではまず利用者が通知を許可しなければその効果が発揮されません。通知が有効化され継続的に利用者がサイトや商品を閲覧することで、60%以上が30日以内にまたアプリを訪れるというデータもあるので、利用者に長く利用してもらえるよう関係性を築くことが重要です。
通知が無効化されないようにするために最も気をつけたいことは、適切なタイミングで許可のリクエストを配信することです。利用者にとって必要なツールと思ってもらえるように効果的なクリエイティブを使用しましょう。
②位置情報に基づいた配信
位置情報を使って通知を行い購入へとつなげる方法もあります。アラートを送信することで現在地から一番近いショップへと誘導する方法も効果的です。
③利用者の活動時間を計算して配信
プッシュ通知はどの時間帯でも配信可能です。ですが、利用者が不快に思うタイミングで配信するのはマーケティングとしても効果的ではありません。
深夜の時間帯から午前6時までの配信は避け18時以降が通知開封率が高いといわれています。ですが企業が提供する商品やサービスによってペルソナも異なってくるので、最初の段階ではどの時間帯が一番有効的なのか試してみることをおすすめします。その結果に基づいて通知を行いましょう。
④効果的、適度な回数で配信
プッシュ通知に配信回数制限はありません。頻繁に配信することで利用者にリーチする確率が高まるかもしれませんが、反面に不快感を抱き通知をオフにする可能性もあります。
週に1回程度を目安に適度に配信することがおすすめです。
⑤メリットを感じるメッセージ
プッシュ通知は利用者がメリットを感じ、ためになる情報を届けなければいけません。そうすることでプラスのイメージのツールとして認識され、継続的に通知を有効化し利用してくれます。
【まとめ】
プッシュ通知のメリット、デメリットや、種類、活用方法をご紹介しました。
スマホ利用者にアプローチできる一番の効果的なマーケティング方法として、商品やサービス利用への一手段として取り入れてみるのはいかがでしょうか。
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