2022.05.08 コラム
LINEアカウントを複数作成して効果的なマーケティングを
LINEアカウントを仕事やプライベートで使い分けたり、ビジネス上のマーケティング手法として活用するために複数作成することができます。今回は複数アカウントを作成する方法を主にご紹介していきます。
LINEアカウントは複数作成可能
基本のLINEアカウントの他に、店舗専用のアカウントやプライベートと仕事を分けるために複数作成したいと思ったことはないでしょうか。
今回は複数のアカウントを作成する場合の注意事項や、ビジネスで運用する上でのメリット、デメリット、作成方法などをご紹介します。
複数作成する場合の確認事項
1.電話番号がそれぞれに必要
LINEアカウントは以前までフェイスブックを連携して2つアカウント作ることができました。しかし2021年に行われたアップデート以降利用できなくなっています。
アカウントを複数作ろうとした場合、必ず電話番号が必要になってくるので注意しましょう。
2.LINEを複製できるアプリも
本来のアカウント以外に別の電話番号でアカウントを作成した場合、LINEアプリを複製できる機能が搭載されたスマホをおすすめします。なかでも複製機能として知られる「ツインアプリ」は安定性や使いやすさで定評があります。
3.SMS/音声通話認証は必須
前述したように、アカウントの作成には電話番号が必須となってきます。その際には電話番号を通してSMSまたは音声通話での認証が必要です。
複数開設のメリット・デメリット
ビジネスでLINEアカウントを複数作成する場合のメリット、デメリットをそれぞれご紹介します。
◎メリット
①複数店舗で使い分け
飲食店をはじめ複数店舗展開している企業は、アカウントを地域ごとで分けることでチャット管理がしやすく便利です。
特に店舗が近い場所にある際に、どの店舗で予約したのか混乱してしまうというケースもあります。チャットごとに分けていると予約店舗や人数、時間などをより正確に管理できます。
②宣伝広告費を削減
公式アカウントをLINEで開設した場合、フリープランだと上限1,000通までのメッセージを無料で送信できます。
チラシや広告を掲載して集客する場合はその分コストがかかるため、LINEの無料配信は必ず活用すべきと言えるでしょう。
③配信する顧客層に合わせたリーチ
複数のアカウントを使うことで、年齢層や性別など異なる対象に合ったメッセージやセール情報、クーポンなどを配信できます。
セグメントに長けたツールのため、集客ツールとしても優れています。
▲デメリット
①管理が煩雑に
アカウントをいくつも保有していると、管理が大変になり、誤送信のリスクなども高まります。
事前に定型文をつくっておき、チームメンバー内で配信担当のシフトを組むなど、対策を立てておきましょう。
②料金が発生するケースも
メリットで1,000通まではメッセージが無料なので宣伝費削減につながるとご紹介しましたが、それ以上の追加メッセージを送るためには追加メッセージ数の上限目安の設定が必要です。
③アカウントごとで集客が必要
複数でアカウントを分けると、管理しやすい反面、集客が難しくなってきます。
ターゲットや客数が分散されることで一つあたりのアカウントの友達数も少なくなります。マーケティングとしてLINEアカウントを複数運用されたい方は工夫して活用していくことをおすすめします。
作成方法と手順
実際にLINEアカウントを複数作るための方法を3つご紹介します。
1.LINE公式アカウント作成
LINE公式アカウントを利用する一番の魅力は、ユーザーと企業や店舗の間に接点が生まれることです。月額無料で利用できるプランもあり、ショップカードや便利な機能が充実しています。
登録方法も3つのステップを踏むだけで簡単に開設できます。
①LINEビジネスID登録
「LINE公式アカウントの開設」から、個人のLINEアカウントまたはメールアドレスから登録してください。
②必要事項登録
アカウント作成フォームの記入を行い、認証済アカウントを申請する場合は必要事項を記入しましょう。
③アカウント作成完了
最後に管理画面にログインできたら、アカウントの開設は完了です。
2.アプリをアンインストール
スマホで使っているLINEアプリを一度削除し、その後再インストールします。LINEにもう一度ログインするためにも、この手順は必ず行わないといけないので覚えておきましょう。
再インストール後、新規登録画面が表示されるのでそこから別の電話番号を使って新しいアカウントを作成しましょう。
3.「LINE WORKS」などの活用を
その他の方法としておすすめするのは「LINE WORKS」または「LINEオープンチャット」です。これらはビジネス版のLINEとして使われます。
アプリを別途インストールしないといけませんが、スマホさえあれば2つのアカウントを運用できるので利用する企業や店舗も増えています。
LINEをマーケティング・ツールに
LINEアカウントを複数作成する場合に必要な条件や注意事項などに目を通して、プライベートと仕事の分別や、作業の効率化、集客のマーケティングとして活用していきましょう。
とくにLINE公式アカウントを運用する場合は、無料で利用できるものから有料で特典がついたプランまであるのでそれぞれをうまく活用しましょう。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
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