「令和2年改正個人情報保護法」に対応

　プライバシーマーク制度では、4月から「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」に基づいた審査を実施している。ガイドブックは、新たな審査基準とPMS構築・運用指針に対応した最新版で、「令和2年改正個人情報保護法」「令和3年改正個人情報保護法」の一部にも対応している。

　個人情報保護のための体制構築を行う人や、プライバシーマークの新規取得を検討している事業者にはPMS導入の手引きとして、また、プライバシーマーク付与事業者の担当者には更新申請の準備に活用できるガイドブックとなっている。

Ｐマーク制度の解説など個人情報保護の情報を網羅した実践ガイドブック

　タイトルは『個人情報保護マネジメントシステム導入・実践ガイドブック（JIS Q 15001:2017）第2版—PマークにおけるPMS構築・運用指針対応—』＜編著・JIPDEC、発行・（一財）日本規格協会＞。A5判288頁で、4950円（税込）。

　第一部が「個人情報保護マネジメントシステムとプライバシーマーク制度」として、企業が個人情報を守る（保護する）ということ／個人情報保護マネジメントシステムとは／PMSを構築するメリット／JIS Q 15001 とプライバシーマーク制度／PMS構築の進め方の例。第二部は「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針の解説。

　第三部は「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針の解説」など。併せて、「プライバシーマーク付与適格性審査」「プライバシーマーク制度の運営体制」「事業者における事故等への対応」といった制度についての説明もある。

　■『プライバシーマーク制度』
　https://privacymark.jp/index.html