2022.06.11 コラム
Twitter広告とは?特徴・種類・出し方・注意点を解説
Twitter広告には、高い二次拡散性があり、コストを抑えつつ多くのユーザーにアプローチできます。この記事ではTwitter広告の特徴や種類、広告を出す手順や注意点について解説します。Twitter広告の出稿を検討されている方はぜひご覧ください。
Twitter広告の特徴
Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや、検索結果に掲載する広告のことです。
日本におけるTwitterの月間アクティブユーザーは約4,500万人と言われ、非常に人気のあるサービスでsy。そのため、Twitter広告を有効活用することで、多くのユーザーにアプローチ可能です。
Twitter広告の最大の特徴は、二次拡散性の高さです。具体的には、リツイートやいいねによって、ツイートがどんどん拡散されていきます。拡散されたとしても、追加で広告費がかかることがないため、非常にコストパフォーマンスに優れています。
またTwitter広告は、ターゲティングが細かく設定できることも魅力です。自社広告に触れてほしいターゲット層を細かく設定することで、より見込み客を絞って広告を打てるため、コンバージョンを高めやすいです。
Twitter広告の種類と効果
まずここで簡単にTwitter広告の種類と特徴をまとめましょう。それぞれの広告について下記にてくわしく解説をしていきます。
・プロモツイート:エンゲージメント増加が目的
・プロモアカウント:フォロワー獲得が目的
・プロモトレンド・ファーストビュー:イベント告知が目的
▽プロモツイート
プロモツイートとは主に、タイムラインに表示される Twitter 広告です。エンゲージメントを増やしたり、コンバージョンを増加させたりする目的で使われます。
プロモツイートには「プロモーション」というタグが付きますが、その他の点以外は通常のツイートと同じです。したがって、通常のツイートと同様にいいねやリツイートができるため、二次拡散も期待できます。
▽プロモアカウント
プロモアカウントとは、興味を持ちそうなユーザーに対してアカウントをおすすめする機能のことで、フォロワー増加を目的として使われます。
表示場所はプロモツイートと同様に、タイムラインやアカウントの下部などです。
プロモアカウントにもプロモーションタグがつきます。
▽プロモトレンド・ファーストビュー
プロモトレンドとは、タイムラインや検索タブ内にある「おすすめ」の2番目や、「トレンド」の1番目に表示される Twitter 広告です。
プロモトレンドは、大規模なキャンペーンやイベントを宣伝する目的で使用します。プロモアカウントには「〇〇によるプロモーション」というタグがつき、〇〇に入るのはそのプロモーションをおこなっているアカウント名です。
ファーストビューとは、プロモトレンドとセットで販売される1日1社限定の24時間表示され続ける動画広告枠です。
Twitter広告出稿の方法
Twitter広告の出し方の手順は、下記のとおりです。
1.広告アカウントを作成する
2.キャンペーンを作成する
3.広告グループを作成する
4.クリエイティブを作成する
5.キャンペーンなどを編集する
6.レポートを確認する
では、それぞれについて解説します。
1.広告アカウントを作成する
まずはTwitterアカウントの中に、広告アカウントを開設します。
ホーム画面の「もっと見る」を選択し、「Twitter広告」をクリックして、広告マネージャーのページへ移動します。
そこでは「オートプロモートを設定する」か「Twitter広告を設定する」かの選択肢が表示されるため、「Twitter広告を設定する」をクリックしましょう。
続いて、住んでいる国とタイムゾーンを選びます。国で「Japan」を選択すれば、タイムゾーンは自動的に日本時間になります。
次に、請求先情報を登録しましょう。ページの右上の「Twitterアカウント名」をクリックして、プルダウンから「クレジットカードを追加する」を選択し、そこからクレジットカードを登録をします。
「ビジネス」か「個人」か選択できますが、企業の商品やサービスのプロモーションで使用する場合は「ビジネス」を選択しましょう。
その後、会社住所を記載するページが表示されるので、会社名や住所など必要事項を記入し、「次」へ進みます。「消費税IDの有無」「広告代理店かどうか」を問われるラジオボタンが2つ表示されますが、日本の場合は両方とも「いいえ」を選択しましょう。
2.キャンペーンを作成する
広告キャンペーンの目的の選択では、各目的の説明を読み、適切な目的を選択しましょう。
広告キャンペーンの目的によって、課金や最適化の基準が異なるためです。
目的を選択したら、キャンペーンの詳細を設定します。設定する内容は、下記のとおりです。
・キャンペーン名
・日別予算
・総予算
・開始日時
上記の設定は、後からでも変更できます。
3.広告グループを作成する
続いて、広告グループを設定しましょう。広告グループで設定する項目は、下記のとおりです。
・広告グループ名
・期間
・総予算
・入札タイプ
・入札額
Twitter広告の価格は、オークション形式のシステムで決まるため、あまりにも入札額が少ないと広告表示の優先順位が落ちるので要注意です。
また広告の価格は、競合他社の予算や入札額、掲載している広告の品質によって常に変動し続けます。
次はターゲティングを設定します。主なターゲティング手法は、下記のとおりです。
▼ターゲティング手法
・地域、性別、言語
・フォロワー
・キーワード
・興味関心
・映画とテレビ番組
・イベント
・会話トピック
・テイラードオーディエンス
ターゲティングの設定を終えたら、次はオーディエンスの特性を設定します。設定する項目は、下記のとおりです。
・性別
・年齢
・場所、言語、テクノロジー
最後に、オーディエンスの条件を設定します。オーディエンスの条件は、「OR条件」として扱われるため、追加するごとにターゲットが広がります。
4.クリエイティブを作成する
Twitterにおけるクリエイティブとは、広告として使用するツイートのことです。
ツイートの使用方法は、次の2つです。
・広告用ツイートを新規で作成する
・既存のオーガニックツイート(通常のツイート)を使用する
では、それぞれの設定方法を解説します。
広告用ツイートは、広告キャンペーンでターゲティングしたTwitter利用者のみに表示されるため、広告用ツイートはフォロワーにも検索結果にも表示されません。
そのため広告用ツイートをフォロワーに表示したくないときは、オーガニックツイートではなく広告用ツイートを使用しましょう。
広告用ツイートを作成したいときは、まず「ツイートを作成ボタン」をクリックします。
そうしたら「広告用」にチェックが入っていることを確認してからツイートしましょう。
5.キャンペーンなどを編集する
Twitterアカウントにログインした状態でTwitter広告に移動すると、作成したキャンペーンが表示されます。
キャンペーン名をクリックすると、広告グループが表示され、さらに広告グループをクリックすると広告一覧へ移動します。
キャンペーン名や広告グループ名の右側の「…」が縦に並んでいるところをクリックすると、その内容を編集する画面に遷移します。
6.レポートを確認する
キャンペーン開始後は、Twitter広告成果などを確認できます。
まず画面右上「過去7日間」と書かれている部分をクリックし、期間を指定しましょう。期間を設定したら、表の左上にあるタブをクリックすると、レポートの括りを切り替えられます。
キャンペーンや広告グループを選択した状態で、表の左上にある「オーディエンス」をクリックすると、ターゲティング属性ごとのレポートの確認までできます。どのようなターゲットで特に成果が出ているのかを把握して、今後の広告戦略の参考にしてみてください。
Twitter広告出稿時の注意点
Twitter広告出稿時の注意点は、次の2つです。
1.配信されないことがあるので確認する
2.強制停止(オフボーディング)に遭わないようにする
それぞれの対策方法を解説します。
1.配信されないことがあるので確認する
Twitter 広告を始めてみたものの、広告が配信されないことがあります。もし広告が正常に配信されない時は、以下のことを確認してみましょう。
・広告アカウントもしくは該当ツイートが審査中でないか
・予算もしくは入札額が低すぎないか
広告アカウントや該当ツイートが審査中のままになっているケースがあります。内容がTwitterのポリシーに違反している場合は審査に通らないため、違反していないか確認しましょう。
予算もしくは入札額が低すぎると、他の広告アカウントやツイートに負けていまい、配信されなくなってしまいます。
このような場合は、入札額を上げるしかありません。
2.強制停止(オフボーディング)に遭わないようにする
強制停止(オフボーディング)とは、Twitter 広告ポリシーに違反した際に広告を差し止める措置のことです。
もし強制停止がおこなわれた場合、そのアカウントに紐づく全ての広告キャンペーンが停止されてしまうため、それまでの努力が水の泡になってしまいます。
そのため、広告のポリシーに違反してしまわないよう、細心の注意を払いましょう。
SNS広告について知っておきたいこと
二次拡散性や細かいターゲティングによって高いコストパフォーマンスが期待できるTwitter広告。メリットが多いだけにTwitter広告を出稿する企業は多く、レッドオーシャンの分野もありますが、予算額によっては優位に立てる可能性もあるため、積極的に検討したい媒体です。
通販通信ECMOでは、ツイッターをはじめSNSで広告を出稿する際に知っておきたいコンテンツを揃えています。ぜひ参考にしてください。
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