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2022.07.31 コラム

バナー制作のコツとは?おすすめの無料ツールも紹介!

 WEB広告が広く普及し多くの媒体でバナーが使われるようになりました。バナー制作は難しい印象がありますがコツをおさえれば自作も可能です。今回はバナー制作のコツをおすすめの無料ツールとともに紹介します。バナーを自作したい方は参考にしてください。

バナーとは?

 バナーとは国旗などの旗を意味する言葉で、WEBにおけるバナーとはWEBサイトを紹介するために設置される宣伝用の画像のことを指します。

 バナーをクリックすることで設定されたWEBサイトにアクセスできる仕組みです。バナーは様々なWEB上の媒体で広告として設置されることが多く、WEBブラウジングをする方は日常的に目にしているでしょう。

 バナーは静止画で作成されているものもあればアニメーション付きのものなどバリエーションに富んでいます。バナー作成に特にルールはないため自由に作成できますが、掲載媒体でサイズが規定されている場合は従う必要があります。

バナーの目的と役割

 バナーの目的はアクセスを促したいWEBサイトをユーザーに紹介しクリックしてもらうことです。

 この場合、いかにユーザーの興味や関心を惹きつけるかが重要ですが、近年ではインターネットの発達とともにバナーの使用目的も多様化しています。

 例えば自社の認知度を向上させるブランディング目的で使われる場合もあり、WEBサイトに大型バナー広告を展開して認知してもらう方法も存在します。

 他にもキャンペーンの周知や直接商品購入や会員登録などのアクションにつなげる目的でバナーが使われる場合もあり、バナーの使用目的や役割が多様化しているのが現状です。

バナーの種類とサイズ

 ここではバナーの種類とサイズについて解説します。

 バナーはWEBサイトやSNSの広告として使われるケースが多いですが、両者でバナーの規格が異なっているため注意が必要です。

 ここでは代表例としてGoogle Adsenseと各種SNSのバナー種類とサイズについて解説します。

・GoogleAdSenseで使われるバナー


 Google AdSenseとはGoogleが運営する広告サービスのことを指します。

 Google AdSenseが提供する広告をWEBサイトに掲載しクリックされるとサイト管理者に報酬が支払われるタイプの広告です。

 この広告には様々な種類がありますが、バナー広告も利用でき以下の規格が存在します。

【引用】Google広告「レスポンシブ ディスプレイ広告の一般的なサイズについて」

 上記の内、パソコンとスマホの両方使える「300×250」の規格はWEBサイトのコンテンツに組み込みやすいためよく使われます。

 他にもスマホ規格の「320×100」やパソコン規格の「728×90」などはページの上部や下部に設置する形でよく使われる規格です。

各SNSのバナーサイズ


 近年ではSNSでバナー広告がよく利用されるため、各SNS毎にバナーの規格が用意されています。

 バナー広告が利用されるSNSとしてFcebook/Instagram、Twitter、LINEが挙げられますが、それぞれの規格について解説します。

・Facebook/Instagram

 Facebook/Instagramのバナー広告では以下の要件が設定されています。

アスペクト比: 1.91:1~1:1
解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
【引用】Meta「Facebook広告ガイド」

 解像度を参考にバナー作成することが多く、一般的には1200×628ピクセルもしくは1200×1200ピクセルで作成されます。

・Twitter

 Twitterのバナー広告では以下の要件が設定されています。

アスペクト比1.91:1の場合、800 x 418ピクセルを推奨。
アスペクト比1:1の場合、800 x 800ピクセルを推奨。
【引用】Twitter「広告クリエイティブの仕様」

 基本的にはFacebook/Instagramとにほぼ近い条件のため、1200×628ピクセルもしくは1200×1200ピクセルで作成されることが多いです。

・LINE

 LINEのバナー広告では以下の要件が設定されています。

サイズ:1200×628pixel/1080×1080pixel/600×400pixel
(カルーセルフォーマットの場合は1080×1080pixelのみ)
【引用】LINE「広告入稿規定」

 LINE広告は他の広告よりも小さいサイズの画像が使えます。

 このように各SNSによって若干バナーのサイズが異なっているので、バナー広告を出す際は事前に規定を確認しておきましょう。

バナー制作おすすめ無料ツール5選

 ここではバナー制作に使えるおすすめの無料ツール5選を紹介します。

 どのツールも使いやすく高機能なため、バナー作成の際はぜひ活用しましょう。

◇Canva

 Canvaはオンラインでバナー作成ができる無料ツールです。

 スマホ用のアプリでも操作できテンプレートも豊富にあるため、手軽にバナー作成ができます。

 またテンプレートだけでなく、自分でゼロから素材を選んでバナー作成ができるため自由度も非常に高いおすすめのツールです。

Canva

◇Adobe Express

 Adobe Expressは主要SNS、WEBサイトなど幅広い媒体のバナー作成ができるツールです。

 広告用のバナーだけでなく、TwitterのヘッダーやYoutubeのチャンネルアートなどのテンプレートも多数用意されているため、SNS用のバナー作成も簡単にできます。

 化粧品、ゲーム、クーポン券用などテーマ別にテンプレートを選べるので、自分の目的に沿ったバナー作成がしやすいのが特徴です。

Adobe Express

◇PIXLR

 PIXLRは写真編集やアニメーション作成もできるバナー作成ツールです。

 ワンクリックで簡単に背景除去できる機能が備わっており、バナー作成で写真を使う際に役立ってくれます。

 フィルターやエフェクトの機能も豊富に備わっているため、クオリティの高いバナー作成を目指す方にはおすすめのツールと言えるでしょう。

PIXLR

◇Microsoft PowerPoint

 Microsoft PowerPointはプレゼンテーション作成ができるツールです。

 ビジネス現場では主に資料作成に利用されますが、バナー制作にも活用できます。

 Microsoft PowerPointはパソコンに標準搭載されているケースも多く、導入の手間がかからないのが大きなメリットです。

 バナー制作の際にはスライドをバナーのサイズに合わせる必要があるので注意しましょう。

Microsoft PowerPoint

◇バナー工房

 バナー工房はオンラインで画像加工と編集ができるツールです。

 登録やインストールも不要で、WEBサイトにアクセスすれば面倒な手間なく使用できます。

 バナー素材を選び編集するだけでバナー制作ができるため、初心者の方が使いやすいのも嬉しい点です。

 ただしテンプレートはなく制作の手間がかかるため、事前に構成を練っておきましょう。

バナー工房

バナー制作でおさえておきたいコツ

 ここではバナー制作でおさえておきたいコツを以下3点紹介します。

・掲載情報を整理する
・伝える内容やターゲットを明確にする
・キャッチコピーを工夫する

 バナー制作の際には上記を事前に確認しておきましょう。

▽掲載情報を整理する

 バナー制作の前に掲載すべき情報を整理しておきましょう。

 バナーはスペースが限られており、掲載できる情報量も限られます。そのため、事前にどの情報を掲載すればユーザーに興味を持ってもらえるかを整理し、バナーに反映させることが重要です。

 特に以下の項目はバナー制作の際に整理しておきたい情報です。

・メインメッセージ(ユーザーに1番伝えたいこと)
・キャッチコピー
・ビジュアル(画像等)
・クーポンなどのオファー内容

 上記に関してバナーの中でユーザーにしっかりと伝わるよう、情報を簡潔にまとめて掲載できるようにしましょう。

▽伝える内容やターゲットを明確にする

 伝える内容やターゲットを明確にすることはバナー制作で非常に重要です。

 ユーザーにバナーをクリックしてもらうためには、バナーのリンク先にユーザーの課題解決や願望の実現につながるものがあると伝える必要があります。

 そのためにも誰に何を伝えるべきかを明確にする必要があるでしょう。

 どんなユーザーのどのような課題解決につながるかを明確にした上でユーザーのニーズを満たすメッセージを反映させることで、バナーをクリックしてもらえる確率が高くなります。

▽キャッチコピーを工夫する

 バナー制作ではキャッチコピーを工夫しましょう。

 キャッチコピーはバナーの中でも目立つ情報であり、クリックした先にどのような情報があるか文字として伝えられるため非常に重要です。

 バナーに文字を詰め込みすぎると何を伝えたいか分かりにくくなるため、なるべく簡潔な言葉で伝えましょう。

 またバナーを見てもらえる時間は一瞬であり、パッと見て何を届けたいのかが分かりやすいキャッチコピーを設定するのがおすすめです。

まとめ

 バナーはWEB広告を中心に様々な媒体で活用されています。

 バナーはリンク先のWEBサイトにアクセスしてもらうことが大きな目的であるため、キャッチコピーなどを工夫しユーザーのニーズを見出すバナーとすることが大切です。

 今回紹介したツールも活用しながら、効果的なバナー制作に励んでいきましょう。

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