2023.12.14 通販支援
ShopeeやLazadaでは何が売れている?Nintが東南アジアEC市場の可視化提供
経済成長が著しく購買力が高まってきている東南アジア各国に向けた越境ECに注目が集まっている。現地の主要ECモールである「Shopee」や「Lazada」に関する情報は日に日に増えつつあり、2モールへの出店・出品支援ソリューションも国内で増えてきた。実際に東南アジアのEC市場では何が売れているのだろうか。そんな疑問に答えるデータソリューション「Nint 東南アジア ECデータソリューション」が12月15日より提供開始となった。

尼/泰/星データから開始、越/比/馬も順次対応
「Nint 東南アジア ECデータソリューション」は同社がこれまで培ったデータサイエンティックなノウハウと技術を投入し、成長する東南アジアのEC市場を主要ECモール「Shopee」「Lazada」の売上データなどからひもとくソリューションとして提供開始した。15日時点ではインドネシア・タイ・シンガポールのデータ提供を開始。順次ベトナム・フィリピン・マレーシアについてもリリース予定としている。
カテ/ブランド/ショップ/商品別の売上データ推計
具体的にはレポート形式で、2モールそれぞれカテゴリ別/ブランド別/ショップ別/商品別の月次の売上推計データを要望に応じたカスタマイズ形式で納品する。売上推計データはNint独自のAIやクローリングといった技術を駆使し2モールで販売される商品の売上金額や販売数量を高精度に推計した売上データを生成する。同社では「東南アジア向け越境EC展開を強化中または検討中、東南アジア向けの市場調査をより手軽に行いたい、といったニーズをもつ事業者に向け、国別・モール別の市場規模、どの市場にどんな商品で参入・投資すべきか、自社・競合の現地EC流通実態ーーといったデータを提供できる」(同社)としている。
「Shopee」尼・泰市場では美容・コスメが人気!?
同社の推計によると、インドネシア・タイ市場のトレンドとしては「Shopee」では美容・コスメカテゴリの伸長が目覚ましく、「Lazada」では車・バイク用品が上位カテゴリだという。シンガポール市場は「Shopee」ではホーム&キッチン、「Lazada」は食品飲料が一番人気のカテゴリとのことだ。このように、東南アジアは、各国・各モールでECのトレンドが異なるため、自社のEC展開をどこで強化すべきか市場データを活用し、正しく見極める必要がありそうだ。
NintはEC事業者がターゲットとする市場や、競合他社の売上などの推計データを提供し最適なマーケティング施策立案を支援するECデータ分析サービスを提供。越境EC分野では中国市場において10年以上、⽇本のEC市場においては8年以上にわたって独⾃ECデータを蓄積している。メーカー・EC企業を中⼼に中国で約4000社、⽇本では約1300社がサービス導⼊している。
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