EC・通販、ネットショップを支援するメディア

通販通信ECMOニュース・記事コラムInstagramの垢BANには兆候がある!凍結理由と対処法

2023.12.20 コラム

Instagramの垢BANには兆候がある!凍結理由と対処法

Instagramでは、アカウントの凍結が行われる前に、何かしらの兆候が見られるのが一般的です。そこで、本記事では、Instagramが垢BANされる理由から凍結する前の兆候、その後の対処法について解説していきます。垢BANが心配な方は、ぜひ参考にしてください。

なぜ垢BANされた?凍結の主な理由

 Instagramはそのコミュニティの安全を非常に重視しています。アカウントが凍結される基本的な理由は、利用規約やコミュニティガイドラインに対する違反にあります。違反の具体的な内容を細かく見ていくと、主な理由は以下の7つに分けられます。

1.違反報告があった

 Instagramアカウントが凍結される一般的な理由の一つは、他のユーザーからの違反報告です。ユーザーがInstagramのコミュニティガイドラインに反する行為を行った場合、他のユーザーはこれを報告できます。報告される違反行為には、暴力的または不適切なコンテンツの投稿、ハラスメントやスパム行為などが含まれます。複数の違反報告があると、Instagramはアカウントの活動をレビューし、必要に応じて凍結措置を取ります。

2.なりすましがあった

 なりすまし行為も、アカウントが凍結される主要な原因の一つです。これは、ユーザーが他人の身分を不正に使用する行為を指します。他人の写真、名前、その他の個人情報を無断で使用し、その人物になりすますと、Instagramはアカウントを凍結する可能性が高まります。Instagramは、ユーザーの身元とプライバシーを守るために、なりすまし行為に対して厳格な対応を取ります。
数字で見る E C サイトの「 アカウント乗っ取り」 被害実態
この 10 年間、アカウント乗っ取りは企業を悩ませ続けており、その勢いは留まるところを知りません。国内でも不正利用検知サービスを展開する Sift 社が、2020 年 8 月に実施した米国の 1,000 人以上の消費者を対象とした調査と 34,000 社以上の同社の顧客(さまざまな業種の EC サイト)から得られたデータをもとに、アカウント乗っ取りの現状を解説します。....

3.過剰なアクションを行った

 Instagramで、短時間内に大量のフォローやいいね、コメントなどのアクションを行うと、スパム行為と見なされる場合があります。これは、自動化ツールの使用や、スパムとみなされる過剰な活動を防ぐための措置です。通常の使用範囲を超えるアクションを行うと、アカウントが自動的に識別され、一時的または恒久的に凍結される可能性があります。

4.禁止ハッシュタグを使用した

 Instagramでは、一部のハッシュタグが利用規約に違反すると見なされています。これらのハッシュタグは、不適切なコンテンツ、違法行為、暴力的または差別的なメッセージなどを促進する可能性があるため、使用が禁止されています。ユーザーがこれらの禁止ハッシュタグを使用すると、アカウントが警告を受けるか、最悪の場合は凍結されてしまいます。

5.長期間アカウントを放置した

 アカウントが長期間にわたって使用されていない場合、Instagramはそれを非アクティブなアカウントとみなし、凍結する場合があります。これは、プラットフォーム上のアクティブなコミュニティを維持し、不使用のアカウントが悪用されるのを防ぐための措置です。そのため、定期的にアカウントを使用し、活動状況を示す必要があります。

6.Instagram側に不具合があった

 場合によっては、Instagramのシステムエラーやバグによって、アカウントが誤って凍結されることがあります。これは、システムの不具合によるもので、ユーザーが何らかの規約違反をしたわけではありません。このような場合、Instagramのサポートチームへの連絡によって、誤解を解消し、アカウントを復活させられます。

7.法律違反に関する投稿があった

 Instagramは、法律違反に関連する投稿に対しても厳格な対応を取ります。違法薬物の使用、盗難品の販売、その他の犯罪行為を促進または示唆する投稿は、アカウントの凍結に直結します。ユーザーは、自分の投稿が地域の法律やInstagramのガイドラインに適合していることを確認する必要があります。

アカウントが凍結する兆候

 Instagramのアカウントが凍結される前には、しばしば特定の兆候が現れます。これらのサインに気が付けると、利用者は予防措置を講じられます。最も一般的な兆候の一つは、ログインしようとした際の異常な挙動です。具体的には、ログインを試みると、黒い背景に「しばらくしてからもう一度実行してください」というメッセージが表示されるポップアップが現れます。このメッセージは、アカウントに何らかの異常が発生していることを示唆しています。このようなポップアップが表示された場合、アカウントに対して不審な行動が検出された可能性があります。例えば、先ほどもご紹介したように、短時間に多くのフォロー、いいね、コメントなどのアクションを行ったり、利用規約に反する内容を投稿したりすると、Instagramのシステムが自動的に異常行動と判断する可能性があります。また、このメッセージは、アカウントが凍結される直前の警告となる場合もあります。これは、Instagramがユーザーに対して、行動を改める機会を与えようとするものです。

シャドウバンの確認方法

 Instagramでは、時にシャドウバンと呼ばれる現象が発生する場合があります。これは、自身の投稿が他のユーザーのフィードや検索結果に表示されなくなる現象で、アカウントに影響を及ぼす可能性があります。シャドウバンの有無を確認するには、次の手順を実行します。始めに、Instagramアプリを開き、プロフィール画面の右上隅にあるメニュー(三本線のアイコン)をタップします。ここから、設定オプションにアクセスできます。次に、表示されるメニューの中から「設定とプライバシー」を選択します。これにより、アカウントのさまざまな設定とプライバシーオプションにアクセスできます。ここで、画面を下にスクロールし、「アカウントステータス」というオプションを探します。これをタップすると、アカウントの現在のステータスに関する詳細情報を確認できます。ちなみに「アカウントステータス」では、アカウントがシャドウバンされているかどうかについての情報も提供されます。もしアカウントがシャドウバンされていると確認された場合、違反の原因を特定し、改善によってシャドウバンを解除できます。そのために、投稿内容を見直したり、ハッシュタグの使用を調整したりしましょう。シャドウバンは、Instagramによる明確なアナウンスがないため、自分のアカウント状態の定期的なチェックが重要となります。

垢BANになるとどうなる

 InstagramのアカウントがBAN(アカウント停止)されると、ユーザーはいくつかのペナルティを受けます。ペナルティが課せられると、アカウントの利用に大きな制限をもたらし、Instagramの利用に大きな影響を及ぼします。以下から詳しく解説していきます。

アラートが出る

 アカウントがBANされると、最初に「利用規約への違反があったためアカウントが停止されました」というアラートが表示されます。このアラートは、アカウントがInstagramの利用規約やコミュニティガイドラインに違反したことを示しており、ユーザーに対してまずはその事実を通知します。

ログインできなくなる

 アカウントがBANされると、そのアカウントにログインできなくなります。これは、アカウントの使用が一時的または恒久的に停止されていることを意味し、アカウントの所有者はInstagramにアクセスできなくなります。

機能の一部が使用不可に

 さらに、アカウントがBANされると、投稿やフォロー、ダイレクトメッセージ(DM)などのInstagramの主要な機能が一切使用できなくなります。これにより、ユーザーは友人やフォロワーとのコミュニケーションを含め、Instagramのほとんどの機能が利用できなくなります。

垢BANから復活させるには

 Instagramのアカウントが凍結された場合、異議申し立てを行うことでアカウントが復活できる可能性があります。Instagramにおける異議申し立ては、アカウント凍結が誤解や不当な処分に基づいている場合に特に有効です。また、異議申し立てはアカウントが凍結されたことを知らされてから2週間以内に行う必要があります。異議申し立てを開始すると、Instagramから自動返信メールが届きます。このメールには、アカウント復活のための次のステップについての指示が含まれています。(具体的な手続きの詳細については後ほど説明します。)アカウントの異議申し立てが受理されると、通常1週間から1ヶ月の間に凍結が解除される可能性があります。凍結解除の通知を受け取った後は、アカウントを再び通常通り使用できますが、将来的な問題を避けるためにも、Instagramのガイドラインの遵守には十分注意しましょう。

異議申し立てのやり方

 Instagramアカウントが凍結された場合、前述したとおりアカウントの復活を求めるために異議申し立てを行えます。本項目では、異議申し立てのプロセスについて詳しく説明します。具体的な手順については以下のとおりです。

1.専用フォームの利用

 Instagramのヘルプセンターにアクセスし、アカウント凍結に関する異議申し立てのための専用フォームを開きます。

2.必要情報の入力

 フォームには、氏名、メールアドレス、ユーザーネーム、携帯電話の番号を正確に入力する必要があります。これらの情報は、アカウントの所有者であることを確認するために使用されます。

3.理由の記載

 フォームの最下部には、アカウントがなぜ凍結されたと思われるのか、またはその凍結が不当である理由を具体的に記載します。この部分は異議申し立ての核心であり、ここでの説明がアカウントの復活に大きく影響します。

4.フォームの送信

 全ての情報を入力し、理由を記載した後、フォームを送信します。これにより、異議申し立てのプロセスが開始されます。異議申し立てを行わずに放置しておくと、アカウント凍結から14日経過するとアカウントは完全に削除される可能性があります。したがって、アカウントの復活を望む場合は、迅速な行動が求められます。異議申し立てを行った後、Instagram側での審査が行われます。この審査には数日から数週間かかる可能性があり、その間にアカウントの状況についての更新情報が提供される場合もあります。異議申し立てが受理されれば、アカウントは復活します。

まとめ

 Instagramでは、アカウントが凍結される前に何かしらの兆候が見られるのが一般的です。その兆候を見逃さずに、アカウント凍結や垢BANを防ぎましょう。

※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。

ログイン/会員登録

通販通信ECMO(エクモ)会員
ログイン

パスワードをお忘れの方へ

資料掲載企業ログイン

パスワードをお忘れの方へ

ダウンロードするにはログインが必要です。

旧「通販通信」サイトの会員情報では通販通信ECMO(エクモ)会員としてログインできません

パスワードをお忘れの方へ
会員登録されてない方 通販通信ECMO(エクモ)会員
(無料登録)

「資料掲載企業アカウント」では個別資料のダウンロードはできません
上記(無料登録)をクリックして登録してください。

※旧「ECマッチング」サイトの「ECマッチング会員(ECサイト運営者)の会員情報は、そのまま通販通信ECMO(エクモ)会員としてご利用いただけます。

イベント・セミナー予約するにはログインが必要です。

旧「通販通信」サイトの会員情報では通販通信ECMO(エクモ)会員としてログインできません

パスワードをお忘れの方へ
会員登録されてない方 通販通信ECMO(エクモ)会員
(無料登録)

「資料掲載企業アカウント」ではイベント・セミナー予約はできません。上記(無料登録)をクリックして登録して下さい。
※旧「ECマッチング」サイトの「ECマッチング会員(ECサイト運営者)の会員情報は、そのまま通販通信ECMO(エクモ)会員としてご利用いただけます。

記事の続きを読むにはログインが必要です。

旧「通販通信」サイトの会員情報では通販通信ECMO(エクモ)会員としてログインできません

パスワードをお忘れの方へ
会員登録されてない方 通販通信ECMO(エクモ)会員
(無料登録)

「資料掲載企業アカウント」では記事の全文閲覧はできません。上記(無料登録)をクリックして登録して下さい。
※旧「ECマッチング」サイトの「ECマッチング会員(ECサイト運営者)の会員情報は、そのまま通販通信ECMO(エクモ)会員としてご利用いただけます。